近鉄名古屋駅
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近鉄名古屋駅*
駅ビル近鉄パッセビル(2009年5月)
きんてつ なごや
Kintetsu-Nagoya

米野 E02 (1.1 km)
近鉄、名鉄含む名古屋駅の鉄道会社別位置関係。鉄道会社は右上の四角マークで地図を拡大しアイコンをクリックして表示される。
所在地名古屋市中村区名駅一丁目2-2.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度10分8.9秒 東経136度53分3.5秒 / 北緯35.169139度 東経136.884306度 / 35.169139; 136.884306座標: 北緯35度10分8.9秒 東経136度53分3.5秒 / 北緯35.169139度 東経136.884306度 / 35.169139; 136.884306
駅番号 E01 
所属事業者近畿日本鉄道(近鉄)
所属路線E 名古屋線
キロ程78.7 km(伊勢中川起点)
電報略号ナコ
駅構造地下駅
ホーム4面5線
乗車人員
-統計年度-(全日) 41,118人/日(降車客含まず)
-2020年-
開業年月日1938年昭和13年)6月26日
乗換名古屋駅
- 東海旅客鉄道(JR東海)
-- 東海道新幹線
-- 東海道本線
-- 中央本線
-- 関西本線
- 名古屋市交通局
-- 名古屋市営地下鉄東山線
-- 名古屋市営地下鉄桜通線
- 名古屋臨海高速鉄道
-- あおなみ線
名鉄名古屋駅 - 名古屋鉄道(名鉄)名古屋本線
* 改称経歴
- 1940年 関急名古屋駅→参急名古屋駅
- 1941年 参急名古屋駅→関急名古屋駅
- 1944年 関急名古屋駅→近畿日本名古屋駅
- 1970年 近畿日本名古屋駅→近鉄名古屋駅
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近鉄名古屋駅(きんてつなごやえき)は、愛知県名古屋市中村区名駅1丁目にある、近畿日本鉄道(近鉄)名古屋線である。駅番号はE01。
概要

正式には名古屋線の終点であるが、当駅発が下り列車となる。近鉄の前身となる大軌グループ(大阪電気軌道)東方進出の区切り駅となった。歴史も参照。

各社線名古屋駅名鉄名古屋駅と接続しており、相互に乗り換え可能で実質的には名古屋最大の交通ターミナル「名古屋駅」の一翼を担っている。

東海旅客鉄道(JR東海)名古屋駅 - 連絡出改札口・連絡通路あり

名古屋鉄道(名鉄)名鉄名古屋駅 - 連絡出改札口あり・地下通路経由

名古屋市営地下鉄名古屋駅 - 地下通路経由

名古屋臨海高速鉄道名古屋駅 - JR改札外コンコース経由(JR連絡改札口経由の乗り換えは不可)

各バスターミナル

名鉄バスセンター名古屋駅バスターミナルJR名古屋バスターミナルへは全て屋根のある通路経由で乗り換え可能。


歴史

地下出入口は当初、当駅と同時期に計画されていた名古屋鉄道(名鉄)の新名古屋駅(現在の名鉄名古屋駅)の駅舎を共同使用する協定であったが、名鉄側の工事が遅れ、駅部に至っては当駅開業時の段階でも未着工の状態であったために、急遽仮地下出入口を設置して開業に至っている[1]。1941年(昭和16年)に新名古屋駅が開業すると、予定通り当駅との間で、新たに建設された駅舎と地下連絡通路の供用を開始している[注釈 1]

当駅の開業により、大軌グループによって大阪から名古屋に至るまでの路線が完成した。特に、名古屋 - 伊勢間の輸送では鉄道省の運営する参宮線(当時は亀山駅 - 鳥羽駅間)の乗客が7割も減るほどの影響を与えた。

なお、予算の都合から1面1線の配線にする計画も存在したが、結局は将来の発展を見込んで3面3線となった。しかし、それでも戦後の輸送量増加には対応できず、1967年に4面5線への拡幅改造が行われている。この大幅な改良工事により駅の収容車両数は17両から33両とほぼ倍増し、ラッシュ時の列車本数の増発が可能となった[2]。またホームの総面積も従来の920m2から3500m2に増加したため、ラッシュ時の混雑の緩和につながった[2]

前述の通り、1941年に隣接して名鉄の新名古屋駅が開業したが、この当時は近鉄名古屋線も狭軌(1067mm)を採用していたため、戦中・戦後を通じて名鉄と線路が接続され、戦後の一時期には、団体専用列車に限って相互直通運転が実施されていた[3]。詳しくは名鉄名古屋駅を参照。
年表

1938年昭和13年)6月26日関西急行電鉄桑名 - 当駅間が開業した際に関急名古屋駅として開業[4]。開業時より地下駅であったが、地下への出入口は仮出入口を設置して開業。

1940年(昭和15年)1月1日:参宮急行電鉄が関西急行電鉄を合併[4]。駅名を参急名古屋駅に改称[5]

1941年(昭和16年)

3月15日:大阪電気軌道が参宮急行電鉄を合併し、関西急行鉄道に改称[4]。駅名を再び関急名古屋駅に改称[5]

8月12日:名古屋鉄道が新名古屋駅(現在の名鉄名古屋駅)を開業。地下連絡用の線路を整備[6]


1944年(昭和19年)6月1日:関西急行鉄道と南海鉄道が合併し、近畿日本鉄道が成立[4]。駅名を近畿日本名古屋駅と改称[5]

1950年(昭和25年)8月4日:名古屋鉄道との団体専用列車の相互直通運転実施(1952年9月30日まで)[7]

1959年(昭和34年)11月27日:標準軌化工事完成[4]

1966年(昭和41年)11月:名古屋近鉄ビル完成[2]

1967年(昭和42年)

6月1日:名古屋近鉄ビルの駅機能完成により、名鉄新名古屋駅で行っていた当駅の出札・改札業務を前日をもって終了[8]

12月1日:2面2線増の改良工事完成[2]


1969年(昭和44年)4月:国鉄連絡改札開設[2]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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