近代オリンピック
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近代オリンピック
開始年夏季オリンピック
1896年アテネ
冬季オリンピック
1924年シャモニー・モンブラン
主催国際オリンピック委員会
加盟組織205ヶ国・地域のNOC
前回優勝対応
公式サイト
国際オリンピック委員会
本部は スイスローザンヌ
第1公用語はフランス語、次に英語
ロンドン大会(2012年)では、204のNOCおよび独立参加選手団が参加。
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近代オリンピック(きんだいオリンピック、(: Jeux olympiques(modernes)、: Olympic Games)は、フランス教育学者クーベルタン男爵の「スポーツによる青少年教育の振興と世界平和実現のために古代オリンピックを復興しよう」という呼びかけに応じて開催されるようになった、オリンピズムに基づき行われる祭典であり、オリンピズムを人々に広めるための祭典である[1]。オリンピズム(オリンピック哲学)が目指しているのは、平和な世界を実現し人間尊厳を護るためには人類の調和的な成長が必要なので、そのためにスポーツを役立てることである[2]。近代オリンピックは平和の祭典であり[1][3][4]、単なる総合スポーツ大会ではない[1][5]国際オリンピック委員会(略称: IOC)が開催する。各国語で短く「Olympics オリンピック」と呼ばれ、日本語ではオリンピックシンボルにちなんで五輪(ごりん)と呼ぶこともある。
概要

スポーツが備えている力を活用し、良き手本となる教育的価値、普遍的・基本的・倫理的諸原則の尊重などを人々に広め、人々の生き方を高めるための祭典であり[1]、それによって平和な世界や人間の尊厳が護られた世界が実現することを目的としており[1]、オリンピズムに基づいて開催され[1]、そのオリンピズムを人々に広めるための祭典である[1]。近代オリンピックの最重要の目的は人間の生き方を高め人類の平和や人間の尊厳を実現することであり、スポーツはそれのための手段である[1]
クーベルタンによる提唱、開催の目的、目的を明記した憲章

フランスピエール・ド・クーベルタンが、古代ギリシアの人々の行動に着目して着想した。古代ギリシャ人たちも普段は互いに憎みあい、戦争を行い、殺しあっていたのだが、ゼウス神の聖地であるオリンピアの地でゼウス神にささげる祭典が開催される間だけは、考え方を一変させ、戦争を一時的に停止し(休戦。オリンピックの期間の停戦を特にオリンピック休戦と言う)、一か所に集い、「美にして善なること」を重んじ、つまり身体的な美しさだけでなく各人の心も道徳的であることを重んじた[1]。クーベルタンは古代ギリシアの人々のようにスポーツの持つ力を活用することを着想し、19世紀末のパリ大学ソルボンヌ大における会議で提唱し、それが決議されたのである。

近代オリンピックは、人々の道徳性を高め世界平和や人間の尊厳を実現するためにオリンピズムを広めることが最重要の目的で開催される祭典であるので、それを明記したオリンピック憲章が制定されており、関係者が常に守るべき国際オリンピック委員会倫理規定も定めてある。
開催周期

もともと近代オリンピックは夏季オリンピックと冬季オリンピックが同じ年に、4年ごとに行われており[6]、このオリンピックによる4年間、4年ごとのピリオド(期間)はOlympiad オリンピアードと呼ばれている[6]。1992年までは夏季と冬季が同じ年に行われていた(1992年バルセロナ夏季オリンピック、1992年アルベールビル冬季オリンピック)のであるが[6]、IOCは1986年のローザンヌにおける総会で同じ年に開催するという点を変更することを決議し[6]、その後も夏季オリンピックも冬季オリンピックもそれぞれ4年毎に開催されていることに変更は無いが、夏季オリンピックはオリンピアードの第一年に行い、冬季オリンピックはオリンピアードの第三年に行うようにされた[6]

夏季と冬季に大会があり、夏季オリンピック第1回は、1896年にアテネギリシャ)で開催され、2度の世界大戦による中断を挟みながら継続されている。冬季オリンピックの第1回は、1924年にシャモニー・モンブラン(フランス)で開催された。

冬季オリンピックが始まった当初は夏季オリンピックの開催国の都市に優先的に開催権が与えられてきたが、降雪量の少ない国での開催に無理が生じることから1940年代前半に規約が改正され、同一開催の原則が廃止された(1928年アムステルダム大会時の際、オランダでは降雪量不足で雪山が無く、会場の確保困難であったことからこの年の冬季大会はサンモリッツスイス)で開催された)。

大会の公用語は、第一公用語がフランス語(近代オリンピック開催を提唱したピエール・ド・クーベルタンの母語がフランス語であった事に因む)、第二公用語が英語である。


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