辻村深月
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辻村 深月
(つじむら みづき)
ペンネーム.mw-parser-output ruby.large{font-size:250%}.mw-parser-output ruby.large>rt,.mw-parser-output ruby.large>rtc{font-size:.3em}.mw-parser-output ruby>rt,.mw-parser-output ruby>rtc{font-feature-settings:"ruby"1}.mw-parser-output ruby.yomigana>rt{font-feature-settings:"ruby"0}辻村 深月(つじむら みづき)
誕生 (1980-02-29) 1980年2月29日(44歳)
日本山梨県笛吹市
職業小説家
言語日本語
国籍 日本
教育学士
最終学歴千葉大学教育学部
活動期間2004年 -
ジャンルミステリ
推理小説
代表作『ツナグ』(2010年)
鍵のない夢を見る』(2012年)
かがみの孤城』(2017年)
主な受賞歴メフィスト賞(2004年)
吉川英治文学新人賞(2011年)
直木三十五賞(2012年)
本屋大賞(2018年)
デビュー作『冷たい校舎の時は止まる』(2004年)
配偶者あり[1]
子供2人[2]
影響を受けたもの

綾辻行人など

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辻村 深月(つじむら みづき、1980年2月29日 -)は、日本小説家山梨県笛吹市出身[3]
経歴

公務員の両親のもと[1]山梨県石和町に生まれる[3]。笛吹市立石和東小学校、笛吹市立石和中学校へ通う[3]

幼い頃から読書好きで、「シャーロック・ホームズシリーズ」や「少年探偵団シリーズ」などのミステリーから、『ズッコケ三人組』や『クレヨン王国』などのジュブナイルなどを読んでいた[4]。小学校3年生で「悪霊シリーズ」でホラー小説に出会い、夢中になる。クラスで同シリーズも入っている講談社X文庫ティーンズハートが流行して、感化された小説を書き始めたので、自分も「小説は書いてもいい」と気付き、ノート数冊にホラー調の習作小説を書く[4]

小学校6年生の時に綾辻行人の『十角館の殺人』を読んで衝撃を受けて以来大ファンとなる。その後、綾辻の作品を読み漁り、何度もファンレターを送り、編集部の厚意で綾辻本人と手紙やメールを交わす間柄となったほど[5]。ペンネームの「辻」も綾辻から取られた[4]。また、17歳の時には自宅から埼玉県の書店まで京極夏彦のサイン会に友人と2人で出かけ、違反だと知りつつ思わず握手もするほどはしゃいでしまったという[6]

1998年に山梨学院大学附属高等学校特進コース[7]、2002年に千葉大学教育学部を卒業[8]。千葉大学を選んだのはミステリ研究会があったから[4]。卒業後は甲府にある県庁村会事務所で団体職員として働きながら執筆を続け[1][8]2004年冷たい校舎の時は止まる」で第31回メフィスト賞を受賞しデビュー。同作は高校生の頃から書き始め、その後大学4年間で書き上げた作品。かなりの長編であったため、この枚数を受け入れてくれること、『十角館の殺人』と同じレーベルから出版されるということを考え、メフィスト賞に応募した。受賞は、打ち合わせの編集者に聞いた綾辻本人からの電話で知った[5]。同作のヒロインに自分と同じ「辻村深月」と付けたのは、多くのミステリ作家に倣ったためである[5]。2008年に会社を退社し、専業作家となる[8]。そしてこの頃、山梨で学生生活を送っていた頃から知っていた男性と結婚した[1]

2012年、『鍵のない夢を見る』で第147回直木三十五賞を受賞。山梨県から直木三十五賞受賞者が出たのは林真理子以来26年ぶりで、大変な騒ぎとなり、笛吹市庁舎には垂れ幕が掛けられ、地元紙「山梨日日新聞」でも、多数の記事や特集が組まれた[9]。その後、笛吹市は2012年8月17日に行われた市制施行8周年記念式典で辻村に「笛吹市市民栄誉賞」第1号を授与し、表彰した[3]

2019年、「第12回ベストマザー賞2019」の文芸部門を受賞[2]。同年3月15日から山梨日日新聞紙上で「琥珀の夏」(画 はるな檸檬)の連載を開始した[10]
人物

幼少期から『ドラえもん』や『パーマン』など藤子・F・不二雄作品のファンであり、『凍りのくじら』では各章にひみつ道具の名前を付けるというスタイルをとった[11]

また、ゲーム好きでもあり、『女神転生』や『天外魔境』のファンである。特に前者からは「絶対的なものがない世界観に衝撃を受けた」と語り、強い影響を受けていることを公言している。
作風

@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}若者の微妙な心情、思春期独特の揺れ動く気持ちを捉えた透明感のある文章が特徴。また、最終的に(紆余曲折で登場人物の不幸があっても)アンハッピーエンドの作品はほとんどない。作品同士で登場人物がリンクしており、これは、手塚治虫スター・システム藤子・F・不二雄の世界観のリンクの影響を受けている[独自研究?]。
エピソード

『凍りのくじら』以降、装画をたびたび担当しているイラストレーターの佐伯佳美は大学時代からの親友で、デビュー前から絵をもらったり、「必ずプロになれるよ」と励まされていたりした
[12]


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