辰鼓楼
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辰鼓楼

辰鼓楼(しんころう)は、兵庫県豊岡市出石の出石総合支所敷地(旧出石町役場、旧弘道小学校敷地)にある明治時代初期の時計台豊岡市出石伝統的建造物群保存地区を代表する建造物である。目次

1 辰鼓楼のなりたち

2 日本最古の時計台

3 交通アクセス

4 周辺情報

5 脚注

辰鼓楼のなりたち

辰鼓楼の楼閣本体は1871年明治4年)に完成され、辰の刻(7時から9時)の城主登城を知らせる太鼓を叩く楼閣であった。旧藩医蘭方医、池口忠恕が大病を患った際、多くの人々が病気快癒の願掛けをした。忠恕は回復後、病気中出石の人々に多大な精神的支援を受けた感謝の意思を形にしたいとして、時計技師2名を招くとともにオランダ製の機械式大時計を取り寄せ寄贈した。これによって1881年(明治14年)より現在の姿の時計台となった。以後、弘道小学校では機械式時計の錘(おもり)を掛け替えるのが児童の大事な役割となった。現在は時計本体は入れ替えられている。

平成29年5月から10月まで修復工事が行われた[1][2][3][4][5]。この間、内部見学会なども開催された。
日本最古の時計台 城下町出石と辰鼓楼。

辰鼓楼は日本最古時計台とされることが多いが、時計台となったのは1881年(明治14年)であり、1878年(明治11年)完成の札幌農学校演武場に時計塔(札幌の時計台)が設置されたのも1881年である。いずれが古いかははっきりしない。しかし、建物から独立した洋式時計台、一般市民が時刻を共有するための洋式時計台、国以外が設置した洋式時計台としてはこれより古いものは知られていない。
交通アクセス

山陰本線京都丹後鉄道豊岡駅もしくは山陰本線八鹿駅から全但バス「出石」行きで約30分、終点下車。徒歩5分。

周辺情報

豊岡市出石伝統的建造物群保存地区

出石城跡

出石家老屋敷

伊藤清永美術館


脚注

ウィキメディア・コモンズには、辰鼓楼に関連するカテゴリがあります。
^ 90年ぶり大修理 「保存過程も見て」 来月から4回、内部公開 /兵庫
^出石の時計台「辰鼓楼」、平成の大修理へ 29日から外壁張り替え 兵庫
^大修理中の豊岡・出石「辰鼓楼」の内部公開 見学会に60人
^ 時計台「辰鼓楼」90年ぶり大修理へ 豊岡・出石
^ おかえり出石の象徴 修理が完了 観光客増へ期待 /兵庫










出石の名所・旧跡・観光スポット


出石城

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此隅山城

出石温泉館乙女の湯

ひぼこホール


座標: 北緯35度27分43.8秒 東経134度52分27.6秒 / 北緯35.462167度 東経134.874333度 / 35.462167; 134.874333

更新日時:2020年1月22日(水)11:08
取得日時:2020/09/10 14:51


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