辰野駅
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .hatnote{margin:0.5em 0;padding:3px 2em;background-color:transparent;border-bottom:1px solid #a2a9b1;font-size:90%}

JR西日本山陽本線の「竜野駅」とは異なります。

辰野駅
駅舎(2021年7月)
たつの
Tatsuno


所在地長野県上伊那郡辰野町大字辰野[1].mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度59分4.5秒 東経137度59分52.3秒 / 北緯35.984583度 東経137.997861度 / 35.984583; 137.997861座標: 北緯35度59分4.5秒 東経137度59分52.3秒 / 北緯35.984583度 東経137.997861度 / 35.984583; 137.997861
所属事業者

東日本旅客鉄道(JR東日本)[* 1]

東海旅客鉄道(JR東海)

日本貨物鉄道(JR貨物)

電報略号タノ[1]
駅構造地上駅
ホーム2面4線[1]
乗車人員
-統計年度-393人/日(降車客含まず)
-2022年-
開業年月日1906年明治39年)6月11日[1][2]
乗入路線 2 路線
所属路線■中央本線(辰野支線)(JR東日本)
キロ程9.5 km(岡谷起点)
川岸 (6.0 km) (4.3 km) 信濃川島
所属路線 飯田線(JR東海)
キロ程195.7 km(豊橋起点)
宮木 (1.1 km) (- km) (川岸)[* 2]
備考

業務委託駅[3]

標高:722.8 m[1]

^ 会社境界駅(旅客営業ではJR東日本の管轄駅)。
^ ほとんどの列車が中央本線に直通。

テンプレートを表示

辰野駅(たつのえき)は、長野県上伊那郡辰野町大字辰野にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・東海旅客鉄道(JR東海)・日本貨物鉄道(JR貨物)のである。JR東日本とJR東海の境界駅の一つである。
概要辰野駅付近の路線図。岡谷 - 塩尻間の営業キロは辰野経由で 27.7 km、みどり湖経由で 11.7 km である。

岡谷駅 - 塩尻駅間を結ぶ中央本線の支線を所属線とし[4]豊橋駅を起点・当駅を終点とする飯田線を加えた2つの鉄道路線が乗り入れる。かつては両線とも日本国有鉄道(国鉄)の路線であったが、1987年国鉄分割民営化により中央本線支線はJR東日本、飯田線はJR東海の路線となり、また両線ともJR貨物が第二種鉄道事業者として貨物営業を行っている。旅客営業においては当駅がJR東日本・JR東海の境界駅となっている。駅舎・ホームなどの鉄道資産はJR東日本の所有であり、同社とJR東海との資産管理境界は飯田線の下り場内信号機である。

当駅は中央本線開通と同時、1906年(明治39年)に開業した。その後、駅西方から伊那谷方面を結ぶ伊那電車軌道(後の伊那電気鉄道)が開業し、1916年(大正15年)には駅に直接乗り入れた。伊那電気鉄道は1943年(昭和18年)に国有化され、飯田線として国鉄の路線網に組み込まれた。

以降、中央本線と飯田線の乗換駅として栄えたが、1983年に当駅を経由せずに短絡する塩嶺トンネル経由の新線が岡谷駅 - 塩尻駅間に開通し、中央本線のメインルートから外れ、定期特急の停車がなくなった。その後、1986年11月に急行こまがね」、2002年12月に夜行急行「アルプス」も廃止され、当駅を経由する中央本線の定期の優等列車は全廃された。

現在、かつての優等列車の代替として快速みすず」のみが停車する。塩嶺トンネル開通後、特に分割民営化以降、飯田線列車は上下各1本が当駅発着である他は、全ての列車が岡谷・上諏訪方面へ直通する。塩尻方面へは当駅との間での区間運転が大半を占めているため、実質飯田線の途中駅かつ地元で辰野線と呼ばれる塩尻への旧線の起点駅のようになっている。

なお、駅舎は塩嶺トンネル開通の見返りに「リュシオール辰野(Luciole Tatsuno)」という名の駅ビルに建て替えられたが、現在営業しているテナントはなく閉鎖されている。書店レンタルビデオ店、ドムドムハンバーガー立ち食いそば・うどん店等が入居していた。
歴史

1906年明治39年)6月11日鉄道院 岡谷 - 塩尻間延伸と同時に開業[5]

1909年(明治42年)10月12日:線路名称設定。中央東線の所属となる[5]

1911年(明治44年)5月1日:線路名称が改定され、所属が中央東線から中央本線に変更[5]

1916年大正5年)11月23日:伊那電車軌道(1919年伊那電気鉄道へ改称)が西町駅から延伸し当駅に乗り入れ[2]。この区間の開業以前は西町駅が、伊那電車軌道の「辰野駅」を名乗っていた[2]

1923年(大正12年)3月16日:伊那電気鉄道の伊那松島 - 当駅間が、軌道から鉄道への移行のために新線へ切り替え[2]

1943年昭和18年)8月1日:伊那電気鉄道が飯田線の一部として国有化され、鉄道省(後の日本国有鉄道)単独駅となる[6]

1949年(昭和24年)6月1日日本国有鉄道に移管[7]

1983年(昭和58年)6月15日:鉄筋2階建ての駅ビル新築[1]。塩嶺トンネル供用による対価として駅舎の改良が行われた[1]

1984年(昭和59年)1月15日:専用線発着を除く車扱貨物の取扱を廃止。

1986年(昭和61年)11月1日荷物の取扱を廃止。

1987年(昭和62年)4月1日国鉄分割民営化により、JR東日本・JR東海・JR貨物の駅となる[8]

2006年平成18年)6月11日:開業100周年を記念し、記念行事開催。記念弁当も限定発売された。また、6月10日には塩尻 - 岡谷間でレトロ客車「たつのぴっかり号」が運転された。

2011年(平成23年)1月1日キヨスクの営業を終了。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:58 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef