首都不明
辰王
紀元前3世紀 - 紀元前108年準王(箕準)
→ 辰王(馬韓)
変遷
不明xxxx年xx月xx日
辰国(しんこく、?-?)は『史記』『漢書』によると、衛氏朝鮮の時代(紀元前2世紀)に朝鮮半島の南部に存在したとされる国である。辰国という名称はすでに『史記』『漢書』にみえるが、その内容についてやや詳細な記録を残しているのは『三国志』魏志東夷列伝である[1]。しかし、『三国志』の記事がきわめて断片的であり、なおかつ矛盾した箇所もあるため、古来から辰国の存在・性格については諸家の見解が一定せず[1]、後述のように、これは写本のミスによって生まれた錯誤でそもそも実在しなかったという説もある(→後述)。記録は少なく、その詳細はほとんどわからない。 三品彰英は、『史記』の「真番旁衆国」が本来の文面だったとしている。「真番辰国」と誤写した『漢書』に辰国があったという観念が流布したことから、3世紀の『魏略』や『三国志』の「辰国」説につながった。つまり錯誤から生まれたものであり、辰国という実態は歴史上存在しなかったとした[2]。 以下は、実在説に立っての説明である。
実在説と非実在説
実在(朝鮮語版)(朝鮮語: ???、ソウル大学)[注釈 3]、現在の韓国学界[注釈 4]などがある。
非実在