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出典検索?: "辞書" ソフトウェア
辞書開発元Apple
最新版2.3.0 (284) / 2021年10月25日 (2年前) (2021-10-25)
対応OSmacOS
種別辞書ソフトウェア
公式サイトMac用辞書ユーザガイド - Apple サポート
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辞書(じしょ)は、Appleが開発する辞書ソフトウェア。Mac OS X v10.4以降のmacOSに搭載されている。 最初のバージョンでは、英語以外の言語環境でもアプリケーションの名称は英語の「Dictionary」となっていた[1]。検索できる辞書も英英辞典(New Oxford American Dictionary)だけであった。 Mac OS X v10.5に搭載されたバージョンからは日本語環境では名称が「辞書」と表示されるようになり、小学館による日本語辞書『大辞泉』『プログレッシブ英和・和英中辞典』『類語例解辞典』のほか「Wikipedia」[2]を利用できるようになった。Mac OS X Lion (v10.7) からはアメリカ英語だけではなく、イギリス英語用の辞書(New Oxford Dictionary of English
特徴
利用できる検索の種類は、見出し語を対象にした前方一致のインクリメンタルサーチのみであり、他の電子辞書で利用できるような後方一致検索や部分一致検索、完全一致検索、全文検索などは利用できない。これによって、検索の種類には多様性がないが、単純で分かりやすい操作性を実現している。検索対象の辞書は、すべての辞書を対象にするほか、各辞書を個別に対象とすることもできる。
取り扱える辞書のフォーマットは公開されており、Appleの提供する開発ツールを利用することで、目的に応じてオリジナルの辞書を開発することができる。新たに開発された辞書を追加することで、辞書の種類を充実させることができる。
他の電子辞書にあまりない特徴として、管理者がペアレンタルコントロールを利用することによって、教育上ふさわしくない単語を閲覧不能にする機能がある。ただしどの見出し語をふさわしくない単語に設定するかは、各辞書のベンダーに委ねられているため、辞書の種類によって実質的には機能しない場合がある。 Cocoaアプリケーションには、辞書と連携するための機能が用意されている。対象の単語の上にマウスポインタを置き、 ? command+control+Dを押すと、小さなコンテクストパネルウインドウが表示され、その説明を確認することができる。コンテクストメニュー(右クリックメニュー)の「調べる」や、トラックパッドの3本指タップを用いることもできる。これによって、テキストエディットやSafari、プレビューなどのソフトウェアを利用中に知らない単語に出合ったときに、ウインドウのフォーカスを変えずに、その場で辞書を引くことができる。
Appleディクショナリーパネル
収録辞書
Mac OS X v10.4
New Oxford American Dictionary
Mac OS X v10.5
Oxford American Writer’s Thesaurus
大辞泉(v10.7まで)
プログレッシブ英和・和英中辞典(v10.7まで)
類語例解辞典(v10.7まで)
Apple 用語辞典
Wikipedia
Mac OS X Lion 10.7
Oxford Dictionary of English