輔仁大学
正門
大学設置1927年
創立1925年
学校種別私立
設置者バチカン市国教育省
輔仁大学学校財団法人
本部所在地新北市新荘区中正路510号
学生数26,436、20,339
学部台湾司教団系:
文学部
芸術学部
マスコミュニケーション学部
教育学部
医学部
神言会系:
理工学部
外国語学部
人間生態学部
織物と衣類学部
イエズス会系:
法律学部
管理学部
社会科学部
ウェブサイト ⇒http://www.fju.edu.tw/
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輔仁大学(ほじんだいがく、英語: Fu Jen Catholic University、公用語表記: 輔仁大學)は、新北市新荘区中正路510号に本部を置く台湾の私立大学。1925年創立、1927年大学設置。大学の略称は輔大、別称は輔仁カトリック大学(天主教輔仁大學)[1]。輔仁学派および、マスメディア内での学閥が知られている。 ローマ教皇庁直属のカトリック大学であり、カトリック修道会神言会、イエズス会および台湾司教団が合同で学校の開設、現在は輔仁大学学校財団法人が経営する大学である。語学教育に定評があり[2]、台湾で最難関校の私立大として知られ、また最も西洋化している大学であると言われている[3]。 台湾や中国語圏における初のローマ・カトリック系大学、台湾とバチカン市国の関係における第二トラック外交の非国家主体であり[4][5][6]、特別な国際的影響力を持っています。聖座との関わりが深く、多くの枢機卿と大司教が学長・理事長、駐台北教皇大使は毎年恒例の大学入学式に出席する[7]。2017年現在、12学部を擁している、総学生数 27,000人以上、海外からの留学生延べ受入数は2,000人以上である[8]。日本の上智大学・南山大学等との姉妹関係があるほか、各国のイエズス会系校・神言会系校と提携関係がある、更にはスタンフォード大学・オックスフォード大学とのパートナーシップを持っている[9][10]。
概観
大学全体
台湾教会の最高学府とされ、代表的な研究領域は人文学、マスコミュニケーション、織物設計、法学、商学、工学、体育、教育学と臨床医学であり、特に言語学と織物設計においては台湾有数のレベルである。また管理学部はAACSB認証を受けている(台湾初)[14]。文学部はA&HCI
ジャーナルを発行している(台湾唯一)[15]。教育レベルは、『QS世界大学ランキング』では上智大学とほぼ同等の評価を受けている[16]。同誌の神学分野は世界トップ100位(アジア3位、台湾1位)、医学はトップ500位[17]となっている。さらに、『タイムズ・ハイアー・エデュケーション』では総合ランキング台湾10位[18]、同誌のインパクトランキングでは世界トップ300位(台湾5位)[19]。輔大と台北大学はQSベスト学生都市ランキングによる新北市の代表的な大学[20]、それに、日本台湾交流協会は輔大を台湾の7名門大学の1校に選定しました。[21]
輔大の国際的プログラム「MGEM」は、2019年フィナンシャル・タイムズによって世界31位(台湾1位)にランクされている[22]。 輔仁大学の正式の前身は1925年に、北京でアメリカのベネディクト会員により大学予科を創設された、当時の名前は「北京公教大学附属輔仁社」。1927年に正式な学校の設立が中華民国北洋政府によって認可され、「私立北京輔仁大学」として発足した。1929年、国民政府が全国を統一してから、教育部(日本の文部科学省にあたる)で本格的な計画を始めた。
本学における全国初の組織
中国大陸初
教養学部、家政学科、ファインアート学科、人類学科
台湾初
哲学研究科、大学出版会、神学部、言語学研究科、ドイツ語研究科、織物と衣類学部*、織物と衣類学科*、外国語学部、情報管理学科、宗教学科、スペイン語研究科、応用ファインアート学科、翻訳研究科、人間生態学部、比較文学研究科博士課程、イタリア語学科*、食品・栄養学博士課程*、学士後法律学科、カトリシズム学士学位プログラム*
台湾の私学初
体育学科、図書館学科、博物館学研究科
沿革教皇ピウス11世は、大学創立を支援するために10万イタリア・リラの資金を調達したキャンパスの北東キャンパスの中央
略歴