軍兵衛目安箱
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軍兵衛目安箱
ジャンル
時代劇
原作結束信二
脚本結束信二
監督松尾正武佐々木康、井沢雅彦
出演者片岡千恵蔵 ほか
製作
プロデューサー上月信二、田村嘉
制作NET東映

放送
放送国・地域 日本
放送期間1971年4月7日 - 9月29日
放送時間水曜21:00 - 21:56
放送枠テレビ朝日水曜夜9時枠時代劇
放送分56分
回数26
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『軍兵衛目安箱』(ぐんべえめやすばこ)はNETテレビ(現・テレビ朝日)系列にて1971年4月7日から9月29日まで毎週水曜21時からの1時間枠で放映された片岡千恵蔵主演の連続テレビ時代劇。全26回。
概要.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

この節の加筆が望まれています。

内容

江戸時代中後期[1]、八代将軍・徳川吉宗が江戸庶民の訴訟のために設置した目安箱。しかし、目安箱に投じられた訴状も全てが取り上げられるわけではなく、その訴状の大半は評定所への差し戻しなどを命じられることがあり、実際に将軍の目に触れ、取り上げられる訴状は少なかったため、万全とは言えなかった。小田原藩主で老中を勤める大久保加賀守家江戸上屋敷に詰める馬廻り役番頭・黒田軍兵衛は、主君の命を受け、そうした市井の事件や訴え、さらに自身や組下の若侍らが遭遇し目安箱への訴えに相応しいと考えられる事件などを、公的な職分から離れ、部下たちと共に解決していくほか、目安箱の制度をさらに良いものにするようにと訴えかけてもいく。
出演者

東映時代劇の重鎮俳優・片岡千恵蔵が67歳にしてテレビ時代劇初主演を果たしたことでも話題を集めた。また、亀石征一郎遠藤辰雄西田良(以上はレギュラー)・外山高士小峰一男勝部演之[2]などのように悪役として登場することの多い俳優が善人役として出演している場合がある。
キャスト

黒田軍兵衛 … 片岡千恵蔵
老中・大久保加賀守家で千石取りの馬廻り役番頭。曲がったことを嫌い、市井の人々の暮らしに理解を示し、彼らの幸せを強く願い、それを脅かそうとする者には容赦をしない。筋が通らないと思ったことには、乗り込んでいった相手だけでなく、たとえ主君の大久保加賀守に対してでも一歩も退かず、むしろ己の身を捨てても相手と対峙することが多く、最終話で大久保加賀守から切腹の沙汰を受けても全く動じることはなかった。また、直属の部下(下記の宮田・三浦・榊原)や、奉公人たち思いなところもある
[3]。飾らない直言居士であり、次回予告では「硬骨の武士」と称されることが多い。このような性分のため、組下の若侍たちからは「親分」と呼ばれ慕われるほか、中間・小物たちからも慕われる[4]。そのためでもないが御用部屋よりも中間部屋にいることが多く、初期には中間と賭け将棋をしているところを梅田に見とがめられてもいる。普段は娘のお容や使用人の善兵ヱと三人暮らし。国元(劇中の梅田やお容との会話からするに箱根早川[要曖昧さ回避]が近く、海が見える何処か=小田原藩だと思われる)に妻(劇中には登場しないが、会話から見て存命中であると思われる)を残してきている。刀剣の目利きができ、武士としての刀剣の扱いにも一家言持つ(第10話など)。他に、釣り(第8、12話など)や将棋[5]などを好む。さほど隙は見せないが、家老の藤田が琵琶を披露した際に居眠りをして赤恥をかいたことがある。公的な職分を離れて事件に首を突っ込んで捜査のようなことを行っていることは、少なくとも藩内では公然の秘密であり、下記の三名(宮田・榊原・三浦)も藩内の同僚からそれを指摘されたことがあるほか、軍兵衛本人も梅田からそのことを指摘されることがある。

宮田兵助 … 渡辺篤史、榊原伝四郎 … 亀石征一郎、三浦和馬 … 倉丘伸太郎
いずれも軍兵衛の組下として忠勤に励む馬廻り役の若侍。いずれも150石取りで代々大久保家に仕えている模様。三浦は第14話より3年前の時点で出仕し始めたばかりだと述べており、同話中の会話から榊原は既にその時点から出仕していたと思われる。宮田に関して言及はないが、後述のように榊原を「先輩」と呼ぶ(三浦のことは「先輩」とは呼ばず、名前などで呼ぶ)ことから、初出仕の時期は榊原よりは後であり、三浦とは同時期辺りで、年齢的にも同輩程度だと思われる。全員が軍兵衛を「親分」と呼び慕い忠誠を尽くし、捜査などを行う。用人・梅田から軍兵衛に対する「親分」という呼び方を注意されたことがある(第7話)が、次第に黙認されていった。上記のように榊原が多少年長らしく宮田から「先輩」と呼ばれ、少々堅物だが武術が得意[6]なリーダー格。概ね冷静だが、家老の藤田に怒られて当たり散らしたことがある(第10話)。また、三浦と組んで宮田に嘘を吹き込んで怖がらせたことがある(第17話)。三浦は二枚目で、戦闘シーンでも相応に活躍する。宮田は恐がりのお調子者(榊原や三浦から度々「おまえは長生きする」と呆れられる)で、武術の腕前は今一つ(鍛錬にもあまり熱心ではない)ほか、酒好きで、時々事件に巻き込まれることがある(第5、9、19、23話など)。


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