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出典がまったく示されていないか不十分です。内容に関する文献や情報源が必要です。(2017年9月)
独自研究が含まれているおそれがあります。(2017年9月)
あまり重要でない事項が過剰に含まれているおそれがあり、整理が求められています。(2017年9月)
全体として物語世界内の観点に立って記述されています。(2017年9月)
出典検索?: "車掌" 銀河鉄道999 ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL
車掌(しゃしょう)は、松本零士の漫画作品『銀河鉄道999』などに登場する架空の人物。 999号の車掌であり、銀河鉄道株式会社の職員。本名は明かされていない。10万以上ある銀河鉄道規則を丸暗記していると自称しているが稀に規則の載っているであろう手帳をめくっている事もあるので実際に丸暗記しているかは怪しい。『銀河鉄道999』において、星野鉄郎、メーテルと並ぶ主要レギュラーであり、特にTVアニメ版では、駅に到着する前に乗客(視聴者)に停車駅、停車時間を知らせるために登場することが定番であった。車掌ゆえ停車駅に関する知識も豊富であり、メーテルと共に作品世界を案内する役回りを担っている[1]。職業柄、列車から離れることは滅多にない。ただし「ざんげの国」駅ではアンドロメダ編で唯一の休暇を銀河鉄道より与えられている。また、無理やり連行された場合には鉄郎らと停車駅で行動を共にすることもある。 帽子と制服の間から見える顔の部分が黒い影となっており、そこに黄色く光る丸い目が見えるというユニークな姿をしている。連載当初は細めの体型で台詞がカタカナ書きだったが、TVアニメ化が決定する頃から、恰幅のよい体型で台詞も普通のかな混じりとなり、単行本では第一話から普通の台詞に修正されている。 制服は紺色。丈の長いダブルボタンの上着[2]もしくは外套を着用しているため、ズボンが目立たない。車掌が普段着用している制服は冬服であり、これとは別に夏用の制服も支給されているが、デザインは全く同じ。車掌いわく「デザインは同じでも風通しのよい素材」であるとのこと。動輪マークの帽章が付いた制帽[3]、「999」と黄文字で書かれた腕章を着用する。劇場版では直立不動の姿勢を取った時に腕章がずり落ち、慌てて直すという描写がよく見られた。 鉄郎から「くそまじめ」と言われるように真面目であり、規則に忠実。乗客には敬称を付け、敬語で話す。腰が低く優柔不断なところがあり、争いごとを好まない傾向が見られるが、後述する車掌のかつての恋人、マーベラスがフィメールと身分を偽り乗車し列車妨害を引き起こし、鉄郎やメーテルに悪態をついた際には「あなたが誰であろうと規則にしたがって宇宙空間に放り出す」と毅然とした態度をとり、フィメールがさらに悪態をついた際は彼女の頬を拳で殴り倒すという場面も見られた。 基本的には知的で、かつ親しみやすい人物として描かれており、車掌としての職務をよくこなしているため、メーテルからも信頼されている。しかし、危機的な状況に陥ったときやメーテルの裸を見たときなどは冷静さを失うこともある。また、乗客の安全よりも運行ダイヤを優先しようとする機関車に反発し、言い争う事が多々ある。「ヤーヤボールの小さな世界」で機関車が乗客を見捨てて惑星を発車した際には、座席に寝転がって職務をボイコットしたり[4]、「絶対機械圏」では客車の窓から宇宙空間に身投げしたりもしている。 TV版でもおおむね原作に忠実な描写となっているが、車掌室で居眠りをし、機関車や運行指令からの通達を受けるのを面倒くさがったこともある。54話「終わりなき夏の物語」では、環境の変化で死に絶えたインセクターの赤ちゃんのうち唯一生き残った子を抱きしめ、自身への処分も顧みず、規則違反であることを知った上で機関車に終わりなき夏の惑星に引き返すよう指示するという描写もあった。76話「水の国のシャイアン 後編」では原作にはない機転を利かせ、ハイジャックされた999号を危機から救っている。第100話「ルーズゾーンの妖怪」では、このときは機械類や人間の心がルーズになってしまうという「ルーズゾーン」の影響を受け、停車時間をいい加減に案内したほか、行方不明になった鉄郎を探すのをやめてしまい、メーテルに呆れられたこともあった。 物語初期の頃は銀河鉄道規則に基づいて行動し、無断で乗ってきたり、途中で引き返そうとして暴れだす乗客を有無を言わさず外の宇宙空間へ放り出す冷酷さを示すこともあった。TV版ではこうした描写が一部カットされている。また、ガラスの体を持つ999号のウェイトレス・クレアの体がバラバラになった時には、規則に従ってその欠片を宇宙へ播いたりしていた。 しかし、『999』作中での旅を通じてその性格は変化していき、物語の中盤以降は鉄郎やメーテルと乗務員・乗客という関係以上の親交を深めていくことになる。「好奇心という名の星」で、惑星「好奇心」を支配するコンピューター達により殺されそうになったところを鉄郎に助けられた際には、車掌は鉄郎に恩義を感じてフルーツの盛り合わせを差し出している[5]。TV版では69話の「C62の反乱」で999号が途中停車した際には、鉄郎らと一緒にレクリエーションを楽しんでいる。またこの頃になると、銀河鉄道規則よりも鉄郎らの安否を気遣う様子が見て取れるようになり、彼らを助けるために999号と少々強引な手段で交渉したり、規則を破ってまで鉄郎を助けに行くようにもなった。
キャラクター概要
性格・人物
鉄郎との関係の変化
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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