「踊ろよ、フィッシュ」
山下達郎 の シングル
初出アルバム『僕の中の少年』
B面YOU MAKE ME FEEL BRAND NEW
リリース1987年5月10日 (1987-05-10)
規格7"シングルレコード
ジャンル
ロック
ポップス
時間.mw-parser-output .plainlist--only-child>ol,.mw-parser-output .plainlist--only-child>ul{line-height:inherit;list-style:none none;margin:0;padding-left:0}.mw-parser-output .plainlist--only-child>ol li,.mw-parser-output .plainlist--only-child>ul li{margin-bottom:0}
4分43秒(踊ろよ、フィッシュ)
5分4秒 (YOU MAKE ME FEEL BRAND NEW)
レーベルMOON / ALFA MOON
作詞・作曲山下達郎 (踊ろよ、フィッシュ)
Thom Bell & Linda Creed (YOU MAKE ME FEEL BRAND NEW)
プロデュース山下達郎
チャート最高順位
週間19位(オリコン)
山下達郎 シングル 年表
土曜日の恋人
(1985年 (1985))
踊ろよ、フィッシュ
(1987年 (1987))
GET BACK IN LOVE
(1988年 (1988))
『僕の中の少年』 収録曲
SIDE A
新(ネオ)・東京ラプソディー
ゲット・バック・イン・ラブ -Get Back In Love-
The Girl In White -ザ・ガール・イン・ホワイト-
寒い夏
踊ろよ、フィッシュ
SIDE B
ルミネッセンス -Luminescence-
マーマレイド・グッドバイ -Marmalade Goodbye-
蒼氓(そうぼう)
僕の中の少年
『ON THE STREET CORNER 2』 収録曲
SIDE A
AMAPOLA
TEN COMMANDMENTS OF LOVE
SO MUCH IN LOVE
MAKE IT EASY ON YOURSELF
MY MEMORIES OF YOU
SIDE B
CHAPEL OF DREAMS
YOU MAKE ME FEEL BRAND NEW
I ONLY HAVE EYES FOR YOU
SILENT NIGHT
WHITE CHRISTMAS
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『踊ろよ、フィッシュ』(おどろよ、フィッシュ)は、1987年5月10日 (1987-05-10)に発売された山下達郎通算16作目のシングル。 「踊ろよ、フィッシュ」は後に、アルバム『僕の中の少年』にアルバム・ヴァージョンで収録された。シングル・ヴァージョンは『僕の中の少年 (2020 Remaster)』で初CD化され、ベスト・アルバム『TREASURES』と、オールタイム・ベスト『OPUS ?ALL TIME BEST 1975-2012?』には、最後にコーラスがリフレインしてブレイクする、リリースされたものと異なるシングル・ヴァージョンが収録されている。 「高気圧ガール」[注釈 1]以来4年ぶりの全日空沖縄キャンペーン・ソング[注釈 2]として制作された一連の夏路線最後の曲。山下は「最近はね、CMだからと言って、別にコピーが決まっているわけでもないの。<高気圧ガール>っていうのははじめからあったけど、最近はタイトルも自分で作っているしね。今回の<踊ろよ、フィッシュ>は代理店のスタッフとブレーン・ストーミングしてみんなで決めたから、お互いの主張が入っているんだよ。昔はちゃんとコピーがあって、ヘタすると詞まであった。まあ、僕はCMの業界ではそれなりに実績があるってことかもしれないけど、逆にお任せだとツラいよ」[1]という。また、「(いつもなら派手にする部分が抑えられているとの問いに)そう、いじってないの。あれはね、ダビングはあるけど掛け値なしにシックス・リズム・セクションなの。だから、あれは即ライブで演奏可能なんだよ。で、言ってみればね、『GO AHEAD!』[注釈 3]の頃の16トラックのダビング数で済んでる。本当は最後のコーラスが12インチっぽくリフレインして、ブレイクしたりするテイクもあるんだけど、それはやめたの。理由は色々あるけれど、そのテイクよりこっちの方がエコーに風が吹いている。だからシングルはシンプルなほうがいいかなと思ったんだよ」[1]と答えている。ただ、今回の企画について山下は「実を言うとね、今回みたいな曲を企画するようになったのは、ちょっと恥ずかしいのね。なんか、もう30歳の人間が<踊ろよ、フィッシュ>でもないかなっていう。でも、ア・カペラ出したから、何やっても大丈夫じゃないかな、勘弁してくれるだろうって。また、こういう時じゃないと出せないし。その意味で、これは自分の声がいちばんキレイに伸びる部分をアピールするような曲なんだ」[1]とも答えている。“夏男”と言われることに抵抗があったにもかかわらず、この曲を発表したことについては「ユーザーが自分に何を求めているかはよくわかるからね。だから、そういう聴かれ方をするのはいいの。ただ、メディアが僕に対して言ってるほどは、僕のレコードを買ってくれる人は、そういう決め付け的な意識はないと思うよ」[1]とし、“リスナーは夏に聴くのに相応しいとは思っているのでは”との問いには「だから、そうであるなら、そのニーズを満足させる義務はあるからね。そう思ってるよ。ただ僕の音楽がリゾート・ミュージックって言われるけれど、別にファッションでやってるんじゃないの。その結果で出てきたものだから、決して作為的に作ったものじゃないんだよね」[1]と答えている。
解説