足和田山
東北東側の河口湖畔から望む足和田山
標高1,354.91[1] m
所在地 日本
山梨県南都留郡富士河口湖町、鳴沢村
位置.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度29分38.87秒 東経138度42分27.56秒 / 北緯35.4941306度 東経138.7076556度 / 35.4941306; 138.7076556
足和田山(あしわだやま)は、山梨県南都留郡富士河口湖町[4] と鳴沢村とにまたがる標高1,354.9 mの山[2]。 山域は富士箱根伊豆国立公園の特別地域または普通地域の指定を受けている[5]。山梨県により山梨百名山の一つに選定されている[6]。箱根の足柄山、愛鷹山と共に「富士三脚(富士三足[3])」と呼ばれている[4]。富士五湖の中央に位置し[7]、各湖が見られることから五湖台とも呼ばれている[4][8]。実際には五湖を一度に見られるポイントはない[7]。山頂には二等三角点(点名が「檀ノ山」、標高1,354.91 m[1])と展望台が設置されている。富士山の北には西湖があり、この西湖と富士山の間を東西に伸びる山の最高点が足和田山。富士山周辺の山の中でも最短距離で富士山の眺望が楽しめる。[9] 山上にはマツムシソウ、ノアザミ[8]、アカマツ、モミなどが分布している[3][4]。山域の一部は、カラマツとヒノキの植林地として利用されている[7]。西側の稜線上には三湖台と紅葉台の展望名所があり、青木ヶ原と富士山、西湖などを見渡すことができる[3]。江戸時代の『甲斐国志』では、山全体をが壇ノ山(ダンノ山)と表記され、山頂部を雨乞山や足和田山などとされている[3]。東側の山中には行者屋敷と呼ばれる場所と小さな池があり、山岳信仰と雨乞いの名残を留めている[3]。山頂から東北東1.9 kmの尾根上の鞍部に大嵐天神社があり、「山神社本殿」が富士河口湖町の有形文化財に指定されている[10]。
概要
登山山頂の展望台山上の稜線付近を横断する東海自然歩道