超音戦士ボーグマン
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超音戦士ボーグマン
ジャンルSF
アニメ
監督根岸弘
シリーズ構成園田英樹
キャラクターデザインきくちみちたか
メカニックデザイン

大畑晃一

山田高裕

福地仁

音楽飛澤宏元
アニメーション制作葦プロダクション
製作

読売広告社

東宝

葦プロダクション

放送局日本テレビ
放送期間1988年4月13日 - 1988年12月21日
話数全35話
OVA:ザ・ボーグマン ラストバトル
監督根岸弘
シリーズ構成岸間信明
キャラクターデザイン本橋秀之
メカニックデザイン寺東克己
アニメーション制作葦プロダクション
製作

東宝

葦プロダクション

発売日1989年9月1日
話数全1話
OVA:超音戦士ボーグマン LOVERS RAIN
監督村山靖
シリーズ構成園田英樹
キャラクターデザイン菊池通隆
アニメーション制作葦プロダクション
製作

東宝

葦プロダクション

発売日1990年12月27日
話数全1話
OVA:超音戦士ボーグマン2 -新世紀2058-
監督村山靖
シリーズ構成村山靖
キャラクターデザイン菊池通隆
アニメーション制作葦プロダクション
製作

タキ・コーポレーション

葦プロダクション

発売日1993年10月1日 - 12月1日
話数全3巻
ゲーム:超音戦士ボーグマン
対応機種セガ・マークIII
発売元セガ・エンタープライゼス
開発・発売元1988年12月1日
ドラマCD:超音戦士ボーグマン
A MIDSUMMER NIGHT's DREAM
レーベルEMIミュージック・ジャパン
発売日1989年9月6日
枚数1枚
テンプレート - ノート
プロジェクトアニメ
ポータルアニメ

『超音戦士ボーグマン』(ちょうおんせんしボーグマン、Sonic Soldier Borgman)は、1988年4月13日から12月21日まで、日本テレビ系列の毎週水曜日17:00-17:30に放送されたテレビアニメ

本項では各種OVAや続編についても記述する。
概要

葦プロダクション製作の近未来SFヒーローアニメ。

放送前・放送中のアニメ雑誌などにおける特集記事では、1986年放送開始の『聖闘士星矢』の大ヒットを受けて作られた、いわゆる「バトルスーツもの」や「装着もの」(当時は「鎧もの」や「プロテクトヒーローもの」等の呼称もあった)の一作品に位置づけられることが多く、マーチャンダイジングにおいてもバトルスーツもの作品と同様の主人公たちのフィギュア素体に装甲パーツや武器を装備させる玩具商品がメインであった。

各種設定やストーリーに制作当時までの変身ヒーローアニメの要素を多く盛り込んだほか、当時の近未来に当たる21世紀前半で、主人公側が超自然的なバックボーンをほとんど持たず、サイボーグとして強化された肉体やそれを生み出した科学力(火器や乗用メカ)を駆使して戦闘を行う、主人公たちが(表向きではあるが)戦士以外の職業を持つ社会人であるなど、様々な面で競合他作品との差別化が試みられた。キャラクターデザインには当時若手実力派アニメーターとして注目されていたきくちみちたか(菊池通隆)を起用したため、アニメ雑誌の読者層や高年齢層のアニメファンを中心に絶大な人気を誇った。しかし、@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}視聴率マーチャンダイジングの面で苦戦したため、物語自体は大団円であるものの番組は当初予定されていた物語を消化しきれないまま短縮され[要出典]、完結を迎えた。

菊池のコメントによると、企画段階でのタイトルは『黄金戦士ボーグマン』で、主人公たちの年齢設定も低かったとのこと[要出典]。ボーグマンチームは一般社会には正体を隠して活動しているが、各メンバーの個別名称(変身後のコードネーム)が存在せず、バルテクター装着後もお互い本名のファーストネームで呼び合う。企画当初はボーグマンの前に貴金属の名称が付く固有名称がそれぞれに用意されており、リョウ(初期設定では夏目想太郎。詳細は後述)の変身した姿はゴールド・ボーグマンと設定されていた。

なお、本作の演出スタッフ陣や菊池は、翌1989年にもバトルスーツもの作品である『天空戦記シュラト』(タツノコプロ制作)に関与しており、葦プロも外注として録音製作を行っている。

放送終了直後にはいち早くバップからテレビシリーズ全話LD化され、後にLD-BOX化もされた。また、2002年にはOVAが一部DVD化された後、2011年12月7日にはテレビシリーズ・劇場版・OVAを収録した『超音戦士ボーグマン BD SONIC POWER COLLECTION』としてBD-BOX化され、発売された。
ストーリー

1999年、東京に4つの隕石「妖魔石」が落下し、首都は壊滅した。31年後の2030年、東京湾上に建設された新都市「メガロシティ」に突如、妖魔と名乗る異次元からの侵略者が来襲した。彼らの目的は5つ目の妖魔石による魔法陣を完成し、妖魔王を復活させて世界を征服することにあった。人類は滅びるしかないと誰もが思ったそのとき、バトルスーツ「バルテクター」を身に着けた若者たちが立ち上がり、妖魔の軍団=犯罪結社GILに戦いを挑んだ。彼らこそ、「ボーグマン」と呼ばれるサイボーグ戦士であった。
登場人物
ソニックチーム
響 リョウ(ひびき リョウ)
- 松本保典(タイトルコール及び次回予告ナレーションも兼任)主人公。2013年9月22日生まれの16歳。身長177cm、体重65kg。千葉県千葉市出身、家族構成は両親と妹。正義感あふれる熱血漢で、バイク好き。宇宙飛行士を夢見て参加した「ボーグマン計画」でボーグマンとなるものの、妖魔の襲撃に遭って計画が頓挫したため、その後はサイソニック学園の見習い国語教師として働いている。ボーグマンとしての戦闘の際には、スピード重視・接近戦用の青いバルテクターを装着する。武器はバトルマシンガン。人工知能で自我を持つバイク・ロード/スーパーサンダーが専用マシン兼相棒であり、最後の必殺武器である。企画初期での名前は「夏目想太郎」で、かの文豪・夏目漱石の子孫を自称して教師を目指すという設定だった[要出典]。後にOVAとして発売された事実上の完結編『ザ・ボーグマン ラストバトル』(以降、『ラストバトル』)では夢を叶えるべく渡米し、NASAのスタッフとなっている。
チャック・スェーガー
声 - 井上和彦大滝進矢(第24話 - 第26話。井上が病欠時の代役。普段はナレーターを担当)2012年10月20日生まれの17歳。身長185cm、体重80kg。アメリカ出身、家族構成は両親と妹。サイソニック学園の体育教師。周囲からはキザで女垂らしと思われがちだが、リョウ同様に正義感が強く誠実な好青年の面も持つ。リョウとは訓練生時代からの親友で、コンビとしての能力は高い。細身に似合わぬ怪力の持ち主だが、納豆が嫌いという弱点を持つ。ボーグマンとしての戦闘の際には、広域攻撃用の緑のバルテクターを装着する。武器はバトルランチャー。初期は改造を施したバギーを乗用していたが、後期は戦闘車ビーグルヘッドに乗り換えるほか、ファントムSWAT(後述)の美姫と恋仲になる。『ラストバトル』では美姫とともにメガロシティ警察に勤務しており、頻発する怪事件の捜査に当たっていた。また、続編OVA『超音戦士ボーグマン2 -新世紀2058-』(以降、『ボーグマン2』)では桂研究所の所長となっており、復活した妖魔と戦う第2世代ボーグマンの指揮を執る。
アニス・ファーム
声 - 鷹森淑乃2014年2月5日生まれの16歳。身長164cm、体重47kg。アメリカ出身、家族構成は両親と弟のアントン(ロスに在住)。ボーグマンの紅一点で子供好き。大手外食チェーンの令嬢でもあるが、他の2人とは異なり歌手志望で来日してスペースブロックを見学中に妖魔の襲撃に遭遇し、瀕死の重傷を負ったところをメモリーによって緊急的にボーグマンシステムを組み込まれ、一命を取り留めた[注 1]という過去を持つ。そのため、パワーはリョウやチャックに劣る。普段はサイソニック学園の音楽と算数教師を兼任。ボーグマンとしての戦闘の際には、電子戦用の赤いバルテクターを装着する。武器はバトルソーサー。戦闘用ロボットのガン・ウォーリアを操縦してパワー不足を補うことが多く、移動には他の2人のメカに同乗するか、チャックのバギーを借用する。姓の「ファーム」は、両親が巨大農園を運営しているという初期設定から取られている[要出典]。バルテクター装着シーンで描かれる「乳房の揺れ」は、原画を描いた菊池が「実現するわけがない」というお遊び半分で提案したものであり、完成映像で忠実に再現されていたことに本人も驚いたとされている[要出典]。また、版権画では菊池をはじめとする各アニメーターにより、本編で描かれない過激なシチュエーションの半裸や全裸がよく描かれていた。詳細は#玩具展開を参照。『ラストバトル』ではリョウに連れ添って渡米し、彼が勤務する宇宙センターの近くでカフェスタンドを営んでいたが、ささいなケンカが原因で自らはメガロシティへ「家出」する。そのことが、物語の始まりとなる。
メモリー・ジーン
声 - 勝生真沙子2007年11月19日生まれの22歳。「ボーグマン計画」の中心的人物にして、天才科学者の女性。家族は故郷の両親と兄。弟レミニスを実験中の事故で亡くしたという過去を持つ。妖魔との戦いに備えてサイソニック学園の地下へ建造していた最新鋭の基地で、ボーグマンの指揮とサポートを行う。常に冷静沈着な性格だが、本当は明るく優しい心の持ち主であり、普段はサイソニック学園校長として教師や生徒から尊敬を集めている。眼鏡がトレードマークであるが、これは初期段階での設定から継続していた。最終回において、移動基地からボーグマン3人に指令を下していたが、妖魔の触手の襲撃を受け、最後の力を振り絞って転送装置を作動させ、命を落とす。
その他の人間
桂 美姫(かつら みき)
声 -
松井菜桜子桂コンツェルンの令嬢であり、世界警察・対妖魔特殊部隊ファントムSWATのリーダー。両親と兄2人、弟1人の男系家族。性格は負けず嫌いで勝気。戦闘時には専用のプロテクターを着用するが、生身の人間であるために戦闘能力はボーグマンに劣る。物語終盤にはチャックと恋仲になる。
チャーリー・バーガー
声 - 藤本譲メガロシティ警察の署長(メガロシティは移民街であるため、公職の国籍規定は存在しない模様)。妖魔の関わる事件に振り回される。物語終盤にはボーグマンの正体を知り、良き理解者となっていった。
織田 シンジ(おだ シンジ)
声 - 小粥よう子10歳。サイソニック学園の生徒で好奇心旺盛なトラブルメーカーである。モーリーのことが好きらしいが、ついいじめてしまう。勉強はあまり得意ではないらしく、廃墟となった旧東京やメガロシティ建設の経緯についても知らなかった。生徒の中で最初にボーグマンの正体を知る。将来は宇宙飛行士になるのが夢。
モーリー・ラングォルド
声 - 神代智恵9歳。家族構成は両親。サイソニック学園の生徒でみんなのアイドルである。花を愛したり、落ち込むアニスを慰めたりする優しい少女。リョウのことが好きである。
郷田 乱童(ごうだ らんどう)
声 - 桜井敏治サイソニック学園の生徒で乱暴者なトラブルメーカー。ことあるごとに控え目な亨を容赦なく殴るが、モーリーに怒られるとおとなしくなる。
桃木 亨(ももき とおる)
声 - 渡辺久美子サイソニック学園の生徒で、大変臆病で控え目な性格。
フリッツ・K・リデル
声 - 堀内賢雄メモリーやメッシュの同僚だった科学者。メモリーのことを愛するゆえ、危険にさらしたくないという思いからボーグマン計画に反対していた。しかし、最後にはメモリーの決意に心打たれ、第4話で直接サイソニック学園に攻めてきたダスト・ジードの攻撃から彼女や学園の子供たちをかばって致命傷を負い、息を引き取る際にソニックシステムのデータを託す。
犯罪組織GIL

妖魔王を崇拝し、三次元世界を妖魔の力で支配しようとする悪の組織。妖魔に魅入られた元人間の幹部たちと、その指揮下に置かれた妖魔の戦士たちで構成される。戦闘員のような下級兵士の軍団は特に持たず、毎回の作戦は幹部の誰かと配下の妖魔によって実行される。なお、ボーグマン側からは単に「妖魔」とだけ呼ばれていたため、組織名自体が把握されていたかは不明である。
ギルバート・メッシュ
声 -
銀河万丈GILの首領。年齢は30歳。昔は「ボーグマン計画」に携わっていた科学者の1人だったが、妖魔の力に魅せられてGILを結成した。物語終盤には自分自身が妖魔王復活のための生贄となるが、本人の人格も残っており最終話で妖魔王メッシュを自ら名乗って全世界を妖魔の世界に変えるべく行動を開始。しかしメモリーの発案した転送システムを逆用する作戦により、粒子状に分解されて亜空間に放り出され妖魔王の肉体ごと完全に死亡した。人間だったときよりメモリーに執着を見せており、再三自分の組織へと勧誘をしている。
ダスト・ジード
声 - 山寺宏一年齢不明。妖魔最強の戦士で、性格はプライドが高く完璧主義者。黒いバルテクターを装着し、配下の妖魔を操ってボーグマンに戦いを挑む。正体は事故死したメモリーの弟、レミニス・ジーンの脳を埋め込まれた戦闘用ボーグマン(このボーグマン自身の元の身体の持ち主については不詳)であり、記憶はメッシュによって消去されている。武器は剣と鞭を使いこなし、手から赤いエネルギー弾を放つこともできる。またボーグマンのバルテクターやソニックウェポンの転送を妨害する「ギルフィールド」を展開することも可能。第34話で妖魔城に突入したリョウたち3人を迎え撃つが、3人を追い詰めたところで駆けつけた姉メモリーにより、ソニックガンで射殺される。
フェルミナ
声 - 松岡洋子年齢不明。結社GILの3神官の一人にして紅い髪の紅一点。


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