超重神グラヴィオン
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超重神グラヴィオン
ジャンル
ロボットアニメ
アニメ:超重神グラヴィオン(第1期)
超重神グラヴィオンZwei(第2期)
原作大張正己、赤松和光、GONZO
監督大張正己
シリーズ構成志茂文彦
キャラクターデザインうのまこと(1,2期)
高岡淳一(1期)、江端里沙(2期)
メカニックデザイン福地仁森木靖泰(1,2期)
椛島洋介・大張正己(1期)
音楽七瀬光
アニメーション制作GONZO
製作第1期:
グラヴィオン製作委員会フジテレビ
第2期:
グラヴィオンツヴァイ製作委員会
放送局放送局参照
放送期間第1期:2002年10月 - 12月
第2期:2004年1月 - 3月
話数第1期:全13話 / 第2期:全12話
テンプレート - ノート
プロジェクトアニメ
ポータルアニメ

『超重神グラヴィオン』(ちょうじゅうしんグラヴィオン)は、2002年10月7日から同年の12月16日まで、フジテレビの毎週月曜の深夜2時10分から放送された、日本テレビアニメである。全13話。GONZOによって制作されたロボットアニメである。

2004年1月からは続編の『超重神グラヴィオンZwei』(ちょうじゅうしんグラヴィオンツヴァイ)が、UHFアニメとして放送された。全12話。

本項では両作品の内容を合わせて解説する。目次

1 ストーリー

2 登場人物

2.1 グランナイツ

2.2 サンジェルマン城の住人

2.3 EFA関連

2.4 民間人関連

2.5 ゼラバイア関連


3 登場メカ

3.1 グランナイツ(登場メカ)

3.2 EFA(イーファ)


4 ゼラバイア

5 スタッフ

6 主題歌

7 各話リスト

8 放送局

9 小説

10 関連作品

11 脚注

11.1 注釈

11.2 出典


12 外部リンク

ストーリー

西暦2041年。突如現れた、正体不明の敵「ゼラバイア」が地球に迫っていた。ゼラバイアの地球侵攻を予見し、密かに対準備を進めていた謎の大富豪、クライン・サンドマンは武装戦隊「アース・ガルツ」を率いて、ゼラバイアに立ち向かう。アースガルツが所有する人型メカ「グランカイザー」に4台の戦闘機「グランディーヴァ」が合体することで巨大ロボット「ゴッドグラヴィオン」が誕生する。ゴッドグラヴィオンは、その強大な力でゼラバイアを撃退する。
登場人物
グランナイツ
天空侍 斗牙(てんくうじ とうが)
- 福山潤千葉紗子(少年期)17歳。グランカイザーのパイロット。身長173cm。本作の主人公。赤ん坊の頃、両親を事故でなくしサンドマンの管理下にあった孤児院に預けられていた(後述するフェイとは同じ孤児院で育った幼馴染)。G因子が先天的に極めて強い。ゴッドグラヴィオン、アルティメットグラヴィオンは彼の「エルゴフォーム」の掛け声により合神を果たす。幼い頃、サンドマンに孤児院から引き取られ、グランカイザーのパイロットとなるべく訓練に明け暮れていた。以降、城から出たことがなかったため大変な世間知らず。多数のメイドたちにお世話されるサンジェルマン城の生活を当たり前と考えており、羞恥心に乏しい。女性ばかりに囲まれて育ったため、エイジと出会うまでは同年代の少年とは会ったことすらなかった。かなりの天然ボケで、悪気なく地雷を踏んだり、冗談を鵜呑みにしてしまうことなども多い。エイジとは一緒に城を抜け出して遊ぶなどしてよく行動を共にし、篤い友情を築いていった。エピローグでは結婚の意味をよく判らないが故にエイジに「結婚しよう」と申し出、周囲を騒然とさせた。また、琉菜とは幼少期に会った事があるが、琉菜の方はその事をずっと気にかけていた一方で、当の本人は覚えていない。エイジのように自発的に行動することは少なく物語の中心となる場面も少ない。逆にゼラバイアとの戦闘は斗牙を中心に展開される。二重人格めいたところがあり、普段はとても温厚で柔和かつ人当たりの良い性格だが、戦闘時は別人のように冷徹な戦闘マシンとなり、性格や言動も大きく変化する。これは対等な人間関係を形成できる環境にない状況で、偏った教育を施したことが原因である(グランカイザーのパイロットを務める為に必要な事だったとされるが、レイヴンからも「少々効果があり過ぎたのではないか」と苦言を呈されている)。その性格の変化に対し斗牙本人はほとんど自覚が無く、第1期終盤に仲間の犠牲さえ躊躇せず敵を倒そうとしたために、エイジに激しく責め立てられ、彼がグランナイツを一時離脱したことがきっかけで初めて自分の欠点に気付き、以降は改善しようと努めるようになる。その甲斐があり、戦闘中でも徐々に本来の性格を保てるようになっていった。彼のモチーフは童話『ピノッキオの冒険』に登場するピノッキオであり、それゆえ物語では彼が人間になるまでの過程も描かれている。リィルに親切心からある事実を話してしまい、結果リィルを一時昏睡状態にしてしまう。「人の痛みが判らない」という自分の致命的な欠点を再認識して精神的に不安定になっている中、その後の戦闘でさらにエィナを失ったショックから一時逃亡。その際にフェイからグラントルーパー隊へスカウトされ、自暴自棄気味に誘いを受けようとしたがエイジとの殴り合いを経て思い止まり、グランナイツに復帰。最終決戦に際して幼い頃のサンドマンとの約束を思い出し、地球を守る「牙」となることを見出す。グランカイザーの力を100%引き出すことが可能な操縦技術はもとより、戦術面では的確に指示を出す。また、生身での戦闘能力もかなり高い。グランカイザー(グラヴィオン)の操縦方法のせいか、戦闘中は拳を突き出したりするなど動きが極めて多い。好きな飲み物は、エイジと一緒に城から抜け出した際に知ったコーラで、後にリィルにも勧めたりしている。戦闘時のコスチュームは紫色。大張によれば、当初名前は「闘牙」で、ギャップを出したかったと語っている[1]
紅 エイジ(しぐれ エイジ)
声 - 鈴村健一17歳。GアタッカーおよびGeoミラージュのパイロット。身長178cm。本作のもう一人の主人公。高校生。両親を早くに亡くし、親代わりで唯一の肉親である行方不明の姉、アヤカを捜していた。サンジェルマン城に侵入した時にゼラバイアが襲来、成り行きでグランナイツの一員となる。斗牙とは対照的に自発的に行動する事が多く、物語の中心に立つ場面も多い。作中ではGアタッカー、Geoミラージュの他にも一時的にグランカイザー、Gドリラー、ソルΣグラヴィオンと多数の機体を操縦している。多くの展開がエイジの主観視点によって進むが、後述のように普段の戦闘では活躍する場面はやや少ない。正義感が強く、直情的な熱血漢。行動力とバイタリティに溢れているが、それ故に馬鹿をしでかしては琉菜やミヅキに鉄拳制裁を受ける事もしばしば。アヤカを捜すため、隙を見つけては謎と秘密の多いサンジェルマン城を探索している。極度の負けず嫌いで、斗牙への対抗心から訓練を繰り返したり、一時期抱いていた「グラヴィオンの足に過ぎない」と言う劣等感からグランカイザーに乗り込んでゼラバイアを撃退(身体的な負担が大きく戦闘後は消耗してボロボロになる)したり、『Zwei』第1話では脱衣ポンジャンで大負けして残りのグランナイツともどもメイド修行させられている。サンジェルマン城では貴重な男手として力仕事に駆り出されることも多い。斗牙にとっては対等に接し、間違いも叱ってくれる初めての相手であり、親友として強い絆で結ばれている。エイジとの出会いが斗牙の人間的な成長のきっかけとなっており、他のグランナイツたちやアースガルツのメンバーにも多分に影響を与えている。三人のちびメイドには非常に好かれており、良い兄貴分として相手をしている。事実上の休学状態にある高校でも人気者で友人は多い。幼馴染みで同級生のユミから好意を寄せられている。小説版によれば、エイジ自身は自らをグランナイツを兄弟として仮定した場合の長男であると定義付けている。戦闘時は赤を基調としたコスチューム。作中において斗牙に匹敵するパイロットとして成長を遂げていく。前期はあくまで可能性を示唆するに留まっており、Gアタッカーでもゴッドグラヴィオンでも専用装備は牽制攻撃のグラヴィトンミサイルだけ。後期ではソルΣグラヴィオンに搭乗しゴッドグラヴィオンとタッグを組んだこともある。ソルグランディーヴァの中心となるGeoミラージュへの搭乗を望まれたのも、グランカイザーのコアである斗牙の強い信頼を得ているためである。ソルグラヴィオンは彼の「エルゴフォーム」の掛け声により合神を果たす。後期『Zwei』の主題歌「紅の牙」は、彼と斗牙をイメージして作られた曲となっている。大張によれば、名字は『超人学園ゴウカイザー』の紫紅京介から[注 1]、エイジはエッジからとのこと[1]


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