超逆境クイズバトル!! 99人の壁
?The Ninety-nine Walls?
ジャンルクイズ番組 / バラエティ番組
企画千葉悠矢(フジテレビ)
構成矢野了平、日高大介、長戸勇人、野田修平、山本悠介(クイズ構成)他
ディレクター中村貴洋、石澤元希ほか
演出千葉悠矢(フジテレビ)
渡辺修・岡本晃尚(VIVIA)
監修鶴間政行(アドバイザー)
司会者佐藤二朗(主宰)
ナレーター渡辺和洋・鈴木芳彦(実況・フジテレビアナウンサー)
牧原俊幸、小坂由里子(出題)
言語日本語
製作
チーフ・プロデューサー情野誠人(フジテレビ)
プロデューサー若林美樹・飯村徹郎・坪井進一郎・竹岡直弘(フジテレビ)
阿部聡・乙黒剛士・木山達朗(VIVIA)
岡本計(てっぱん)
制作フジテレビ
放送
放送チャンネルフジテレビ系列
映像形式文字多重放送
連動データ放送(レギュラー版)
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
放送期間2018年10月20日 - 2021年9月25日
放送時間土曜日 19:00 - 20:00
放送分60分
超逆境クイズバトル!! 99人の壁
『超逆境クイズバトル!! 99人の壁』(ちょうぎゃっきょうクイズバトル きゅうじゅうきゅうにんのかべ、英: The Ninety-nine Walls)は、フジテレビ系列で2017年から放送されているクイズバラエティ番組。3回のパイロット版の放送を経て、2018年10月20日から2021年9月25日まで毎週土曜日 19:00 - 20:00(JST)にてレギュラー放送されていた。
正式名称が長いため、データ放送による番組表、テレビ情報誌、新聞の番組欄、等においては『クイズ99人の壁』または単に『99人の壁』のみと記載されることがある。なお、番組自体のテレビCM、クイズが出題される直前の際にも、MCを務める佐藤により「クイズ99人の壁」と呼称されている。 一般人・著名人を含む100人の参加者の中から選ばれた1名のチャレンジャーが、阻止しようとする99人のブロッカーを相手に自分の“得意ジャンル”でクイズに挑戦し、5問連続で正解すれば賞金100万円を獲得できる新感覚バラエティ番組[1][2]。 MCは、俳優の佐藤二朗が務めている。佐藤は、当番組が初のレギュラーバラエティ番組でもあった[注 1]。 2018年10月より『さまぁ?ずの神ギ問』の後継番組として土曜19:00 - 20:00枠でレギュラー化されて放送開始[3][4]。なお、フジテレビの土曜19時台のバラエティ番組が20:00までの放送となるのは1998年9月までの『奇跡体験!アンビリバボー』以来20年ぶりとなる。 2018年12月以降、1?3週おきで当番組と『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』が通常放送(19:00 - 20:00)および交互2時間スペシャル(19:00 - 21:00)の放送を行う傾向があった。そのため放送回数は概ね月に2?3回と少なく、特番編成などの都合によっては月1回の放送となることもあった。特に2019年11月9日に放送された後は年末年始の特別番組やスポーツ中継、『ドッキリGP』の2時間スペシャルなどが重なった結果、次回の放送が2ヶ月半後の2020年1月25日となる異例の編成となった。また、2020年3月7日に放送された後の次回放送予定日は6月6日(当初は次回放送を4月18日としていた)となったため、11月から5月の半年で数回程度しか放送されていない。 2020年5月25日に放送された『伊集院光 深夜の馬鹿力』(TBSラジオ)内にて、伊集院光が番組の収録を再開したことを明言していた[5]。 2020年6月6日の放送からはブロッカーは全員自宅からのリモート出演となった。司会の佐藤二朗やチャレンジャーなどはスタジオからとなっておりチャレンジャーは事前に決められている。2020年7月4日の放送からは、一般の参加者も出演しており、同日はブロッカーのうち著名人5名のみスタジオ出演、2020年7月25日からは、ブロッカーのうち各壁の代表者4 - 5名ずつ(著名人2名含む)をスタジオ出演としている。2020年10月17日からは北の壁のみスタジオ出演としており、東・南・西の壁はリモート出演となっている。なお、スタジオ出演の北壁のうち、一部を除いてはマスクを着用している[注 2]。 フジテレビの土曜19時台のバラエティー番組は2015年4月開始の『おーい!ひろいき村』以降、1年以内で終了していたが、当番組は2020年10月で3年目に突入した。当枠で3年目以降も放送が継続されるのは『リアルスコープ』以来となる。 2021年9月をもってレギュラー放送は終了。3年間の歴史に幕を閉じた。10月以降は放送曜日を問わない不定期特番として放送されていた[6]。10月からの土曜19時台は、これまで当番組の後に放送されていた『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』が60分繰り上げとなる。また、空いた土曜20時台枠には金曜20時台枠から移動となる『新しいカギ』が放送されており、更に空いた金曜20時台枠には以前特番として数回放送されていた『爆買い☆スター恩返し』が放送されていた。
概要
ルールなお、GRAND SLAM達成者が現れたルールのみ、下記に記載している。
基本ルール(無差別級)
事前のオーディションで選ばれた100人の参加者がそれぞれ北(1 - 25)東(26 - 50)南(51 - 75)西(76 - 100)の「壁」に25人ずつ座り「ブロッカー」となる[注 3]。
1人が「チャレンジャー」となり、早押し台が置かれたセンターステージに登壇し、自分が事前に申告したクイズジャンル[注 4]が発表される(パイロット版第3弾からはブロッカー席に挑戦する問題ジャンルが書かれた柱が建てられるようになった)[注 5]。
1問目は自分の座る壁の左隣の壁(北の壁のチャレンジャーであれば東の壁、東の壁のチャレンジャーであれば南の壁)の25人[注 6]のブロッカーと早押しクイズで対決。チャレンジャーが正解すれば勝利となる。逆にブロッカーへの敗北、誤答、問題をスルーした場合は敗退・退場となる[注 7]。退場後も元のブロッカー席に戻り以降ブロッカーとしては参加できるが、その回での再びチャレンジャーになることはできない。
読み上げ問題でブロッカーが間違えた場合、問題文は始めから読み直されるが、早押しの再開は既に読まれた問題文以降からとなる。誤答したブロッカーは、以後3人のチャレンジャーの問題に解答できなくなる[注 8]。2019年11月9日以降の回では、その問題に間違えたブロッカーが居た壁全員の解答権を失う。
チャレンジャーが勝利した場合、2問目はチャレンジャー正面の壁も含めたブロッカー50人、3問目は右隣の壁を含めたブロッカー75人[注 9]、4問目・5問目は背後となる自分の壁24人を含めたブロッカー99人と早押しで対決することになる。チャレンジャーが5問連続正解できれば「GRAND SLAM」となり、賞金100万円が入ったアタッシェケースを獲得。ただし、敗北の場合は賞金は無し。
ブロッカーは阻止に成功した場合、次のチャレンジャーとして挑むことができる(サドンデスクイズ、2択ラリークイズ、の場合、チャレンジャーが誤答した1つ前のブロッカーがチャレンジャーとなる)。