超時空要塞マクロス Flash Back 2012
ジャンルSF・ロボットアニメ
(ミュージックビデオ)
OVA
原作スタジオぬえ
監督河森正治
キャラクターデザイン美樹本晴彦
アニメーション制作タツノコプロ
発売日1987年6月21日
テンプレート - ノート
プロジェクトアニメ
ポータルアニメ
『超時空要塞マクロス Flash Back 2012』(ちょうじくうようさいマクロス フラッシュバック 2012)は、1987年6月21日に発売された日本のOVA作品。収録時間30分。
テレビアニメ『超時空要塞マクロス』およびアニメ映画『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』の登場人物、リン・ミンメイの劇中歌唱曲を集めたミュージックビデオ作品である。 1984年公開の劇場版『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』は、諸般の事情により本編後のエンディングフィルムの制作が見送られた。この中ではエンディングテーマ曲「天使の絵の具」を歌う歌手、リン・ミンメイのコンサートシーンが描かれる予定だった。本作品はこのシーンを再現するために企画されたものである。 『マクロス』はアニメとポップ・ミュージックのメディアミックスの先駆けであり、この作品も1980年代のアイドルのミュージックビデオのような、ライブ映像やイメージフィルム風の映像で構成されている。2012年のコンサートシーンを映した「天使の絵の具 part1」と、巨大宇宙移民船メガロード-01の旅立ちを描いた「天使の絵の具 part2」は新規作画。その他8曲の映像には、テレビシリーズと劇場版の編集フィルムや、美樹本晴彦のイラストが用いられている。全編が音楽による構成となっているため、長谷有洋や土井美加などといった旧声優陣による新たなアフレコは行われていない。 内容に明確な筋立てはなく、戦争、恋愛、別れなどをへて、未来へと飛び立つ人々の希望が表現されている。リン・ミンメイは地球でのさよならサマーコンサートツアーを終え、過去や未来のイメージが交錯(フラッシュバック)するなか、メガロード-01艦長早瀬未沙、航空隊長一条輝らとともにはるかな宇宙航海へと旅立つ。
概要
収録曲目
天使の絵の具(part1)
SUNSET BEACH
0-G LOVE
小白竜(シャオパイロン)
シルバームーン レッドムーン
愛は流れる part2
シンデレラ
愛・おぼえていますか
天使の絵の具(part2)
ランナー(デュエットバージョン)
2,3,4,5,6 作詞 - 阿佐茜 / 作曲・編曲 - 羽田健太郎 / 歌 - 飯島真理
10 作詞 - 阿佐茜 / 作曲・編曲 - 羽田健太郎 / 歌 - 藤原誠・飯島真理
1,9 作詞・作曲 - 飯島真理 / 編曲 - 清水信之 / 歌 - 飯島真理
7 作詞・作曲 / 歌 - 飯島真理
8 作詞 - 安井かずみ / 作曲 - 加藤和彦 / 編曲 - 清水信之 / 歌 - 飯島真理
スタッフ
新作パートスタッフ
原作 - スタジオぬえ
構成 - 河森正治
キャラクターデザイン - 美樹本晴彦
演出 - 五月女有作
作画監督 - 美樹本晴彦
原画 - 稲野義信、飯田史雄、北久保弘之、竜の子アニメ研究所
色指定 - 由井あつ子
美術監督 - 宮前光春
撮影監督 - 橋本和典
制作協力 - 竜の子プロダクション、遊エンターテイメント、アニメフレンド