超操縦メカ MGジャンルアクション
対応機種ニンテンドーDS
開発元サンドロット
発売元任天堂
人数1人
メディアDSカード
発売日 2006年9月2日
対象年齢CERO:A(全年齢対象)
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『超操縦メカ MG(ちょうそうじゅうメカ エムジー)』は、2006年9月2日に任天堂から発売されたニンテンドーDS用のゲームソフト。開発はサンドロット。 ゲーム中に登場する100体以上のマリオネーションギア (MG)という巨大ロボットを動かして様々なミッションをクリアしていくアクションゲームであり、70?80年代のロボットアニメを髣髴とさせる雰囲気を持つ。各MGには50種類以上の個性的なコックピットが設定されており、下画面でそれぞれに対応したタッチアクションを行ってコックピット内の装置を稼働させることで、攻撃などのアクションを行うことが可能。ただし激しい動きを行うと画面右下のオーバーヒートゲージが溜まっていき、満タンになるとオーバーヒートとなりゲージが0になるまで鈍い動きしかできなくなる。 ミッションは敵を倒すものだけでなく、障害物の破壊や運搬、車型MGによるレースなど様々なものが用意されており、それらのミッションをクリアすることによって使用可能なMGが増えたり、MGを強化する為のパーツを得たり(パーツショップで小、中レベルのパーツを購入することも可能)、設計図のAかBを得たり(人形を作る為の全てが記された設計図。人形師が命より大事にする物で、普段は機密保持のため上巻と下巻に分けて保管される)、MGを購入・製作するために必要な資金を得ることができる。 MGは連続して使用すると糸がほつれるなど内部機構が摩耗していき、最終的にはMGを分解してオーバーホールを行う必要が生じ、一定期間使用不能となる。摩耗の早さはMGごとに異なり、MGによっては一回使用しただけでオーバーホール寸前の状態となる場合もある。使っていないMGは常に整備を行っているという設定の為、別のMGを使用してミッションクリアを繰り返すことで、摩耗具合が回復していく。 物語は双六のようなマップ上を移動し各地に点在するミッションを遂行して進める為、何度でも同じミッションをプレイ出来る(ただし、冒頭のMGの起動から始まる3つのミッションはマップ上に存在しないため再プレイ不可能)。難易度はミッション毎に選択可能、その難易度はイージー(E)、ノーマル(N)、ハード(H)、スーパーハード(SH)とある。 音楽はグラスホッパー・マニファクチュアが担当。また、このゲームの一部のMGと曲が『大乱闘スマッシュブラザーズX』に登場している。 人形師たちの技術と努力によって生まれた糸操り人形(マリオネット)、機械仕掛けの巨大人形『マリオネーションギア』。ある日、クロノタウンに住む人形師見習いの主人公は旧式のMG『ゴッドフリートG4』に乗ることを許された。生まれて初めてMGを操縦し仕事をこなす主人公だったが、そこに無人のMG『オートマン』が現れ破壊活動を始める。あれを倒せば人形師としての腕を認められる……。そう考えた主人公と親友のケイはゴッドフリートG4に密かに施された改造を用いて、オートマンとの勝負に出たのであった。 1000年前レトログラードの歴史が始まる。 数百年前からくり人形やオートマタの時代。ダンクール家誕生。トゥールビオンの景観はこの頃から変わらない 200年前ルゴール建設。 80年前世界初の巨大機械化人形、マリオネット・ステッキマンが製作される。 50年前初の搭乗型人形、初代ゴッドフリードが製作される。 45年前ハットマンが製作される。 40年ほど前ゴッドフリードG4が製作される。ランバートが人形を扱い始める。スプリンガ(博物館のヴィンテージ品)時計技師の手で製作される。 30年前人形騎士スレイフが製作される。街の名前をアイゼンベルグに改める。 何十年も前ドラン、重機型人形一筋に。 25年以上前アクトゥールが製作される。 20年前エドゥアール館長が人形師を引退。 10年以上前バネ人形スプリンガ(円工房の改良型)開発される。 10年ほど前マイマイ人形マノン製作される。 10年前爆人形ランディス製作される。大砲人形パットン製作される。ベルソン重工がファウストに接触。 8年前アンマリーが5歳の誕生日にマイマイ人形マノンを買ってもらう。 数年前輪工房が急成長を始める。爆工房、核撃人形アトラスの開発に失敗し、工房が爆発により消滅。 4年前人形騎士ジベルが開発される。 1年前ファウストが人形都市を作り上げる。ガロイ親方が弟子を育て始める。人形武者ガウスが最優秀人形賞を受賞。人形甲虫ヴィーガルが特別賞を受賞。リュー・ガウゼンが第一回バトルトーナメントで優勝。 先月(オープニング起算)暴走オートマンによって街が一つ壊滅。 ?現在? 1年後重・木工房の予約引渡し時期。 2年後輪工房の予約引渡し時期。 10年後ゴッドフリードG4に骨董品的価値が出る(ケイ談) 。特工房のスタイルが一般的なものになる(ポー博士談)。
概要
ストーリー
歴史
登場人物
主人公
正式名称は無く、ゲーム内の初期設定ではDS本体の名前が入力されている。漫画版の名前は「ジン」。人形使いを目指す13歳の少年で、ケイの幼馴染かつ親友。のんびりした性格で、口数は少ないが、強い意志と大きな才能を秘めている。普段はクロノタウンにある学校に通いながらガロイ工房で見習いとして働いている。ケイと同じく古い人形や歴史に興味はない。
ケイ
人形技師を目指してガロイ工房で働く少年で、主人公とは同い年でもある同じ学校に通う親友同士であり、実の兄弟のような間柄でもある。古い人形や技術に対して偏見を持っており、最新の技術や人形を好んでいる。常に行動を共にしている主人公と共に二人の工房を開く夢を追っていて、今はガロイ工房で修行中である。本来武器を持たないゴッドフリートG4に武器を搭載させる改造を施すなど、ある程度の腕はある。
ガロイ
ガロイ工房の主で、人形の修理、整備を行う技師。かつて世界中を旅していたらしく、八工房の主人達と親交がある。1年前から弟子(主人公とケイ)を育てるという大役に挑戦中である。本来ならば数年の予約待ちの状態である最新の人形を、工房の主人達が即座に販売してくれるなど、かなり信頼されている模様(ただし、最新の人形を欲しがる主人公とケイに対し予約待ちを理由に諦めさせようとしたガロイの目論見は失敗に終わった)。
メリッサ
ガロイの一人娘で、МG運搬用車両である『オメガ・カーゴ』の運転ライセンスを持っている。子供の頃から工房の手伝いをしており、少々男勝りな性格をしている。また、弾工房のネストラや特工房のポー(会う前は変人だという噂を聞いていたため気が乗らなかったが、会ったとたん態度を急変させている)のようなカッコイイ男性に弱いが、暴力的な考え方は苦手で、住人が全員銃を持っているとの噂があるルゴールの街を特に怖がっている。
アンマリー・ダンクール
人形使いの名門ダンクール家のお嬢様で、主人公と同い年。厳しい訓練を受けてきたため人形の扱いに長けているが、性格はかなりわがままである。また、名門の出であるというプライドと弟に対する劣等感で揺れている。古くからの名家という自負があるからか、古いMGを愛用している。主人公に対して何度も勝負を挑んでは負け、途中で心折れてしまい行方不明となるが、中盤からは円工房の傑作MG、剣銃士ダルタニアを愛機に戦線復帰する(本人は「人形を取りに戻っただけ」と誤魔化した)。
巫女川エリー
弓工房専属の人形使いで、からくり人形の技を伝える巫女川家の一人娘。13歳。弓工房のある街、アーストンがオートマンの軍勢に襲われた際に主人公に助けられたのをきっかけに主人公に好意を抱くようになる。その後、弓工房が輪工房から自動車変形技術を得た事から自身も変形MG(投刃人形ベルメラン)を使うようになり、マリオネットGPへの参加を目指すようになる。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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