走り高跳び
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「ハイジャンプ」はこの項目へ転送されています。旧東京銀行が発行していた金融債については「東京銀行」を、競馬の障害レースについては「東京ハイジャンプ」をご覧ください。
アテネオリンピック金メダリストエレーナ・スレサレンコによる背面跳び

走高跳(はしりたかとび)は、陸上競技跳躍競技に属する種目で、助走をつけて片足で踏み切り、飛び越えるバーの高さを競う競技。古代オリンピックの頃から行われている代表的な陸上競技の一つである[1]

陸上競技における正しい表記は走高跳であるが、学校教育や新聞記事など陸上競技関係者以外が多く関わる場面では走り高跳びと表記されることもある。俗称はハイジャンプ(英語における名称"High Jump"から)。目次

1 ルール

2 跳躍法

3 世界歴代10傑

4 エリア記録

5 U20世界歴代10傑

5.1 U18世界最高記録


6 日本歴代10傑

6.1 U20日本記録


7 高校歴代10傑

7.1 高校学年別歴代記録


8 中学歴代10傑

8.1 中学学年別歴代記録


9 五輪・世界選手権における日本人入賞者

9.1 五輪・世界選手権における日本人男子入賞者

9.2 五輪・世界選手権における日本人女子入賞者


10 脚注

11 参考文献

12 関連項目

13 外部リンク

ルール

競技者が4人以上の場合、試技開始の合図があってから、1分以内に試技を行わなければならない。

競技者が2-3人の場合、1分30秒となる。

競技者が最後の1人の場合、3分となる。

競技者が2人以上の場合、同一競技者が同一の高さを連続して試技を行う場合、2分となる。


混成競技の場合、競技者が4人以上の場合、試技開始の合図があってから、1分以内に試技を行わなければならない。

競技者が2-3人の場合、1分30秒となる。

競技者が最後の1人の場合、2分となる。

競技者が2人以上の場合、同一競技者が連続して試技を行う場合、2分となる。高さが変わっても適用される。


助走の目安となるマーカーを2個まで置ける。

主催者側がマーカーを用意していない場合、選手側が用意した粘着テープなどを使うことができるが、チョークやその類似品、消えないマーカーは使用できない。


片足で踏み切らなければならない。

同じ高さのバーに3回試技ができ、3回続けて失敗すると、次の跳躍をすることが出来ない。1・2回目で成功した場合、その時点でその高さでの試技は終了となる。

バーを越えずに、バーの向こう側に触れたり身体の一部が出た場合は、無効試技(失敗)となる。ただし、跳躍になんら有利でないと審判に判断された場合は無効試技とはならない。

ある高さを跳ばずにパスをして次の高さを試技することができる。

ある高さの1回目あるいは2回目を失敗した状態でパスをすることもできるが、次の高さは「3?(前の高さで失敗した回数)」回しか試技が行えない。


最後の1人の試技では、試技者の希望の高さを聞いてバーを上げる。

同成績の場合は、順位を以下のように決定する。
同記録となった高さで、試技回数の最も少ない方。

試技全体(同記録を生じた高さの前の高さまでの試技数の全体)のうち、無効試技数の少ない方。


なおそれでも1位が決定しなかった場合は当事者どうしの決戦試技(ジャンプオフ)がおこなわれる。2位以下の場合は同順位となる。


跳躍法 1928年アムステルダムオリンピックの金メダリスト、エセル・キャサーウッド によるはさみ跳び

背面跳び

1968年メキシコシティオリンピックで、アメリカディック・フォスベリーがこの方法を用いて優勝して以降、急速に普及した。


正面跳び

はさみ跳び

ベリーロール

背面跳びが登場するまでは主流の跳び方であった。


世界歴代10傑

男子記録名前所属日付
12m45
ハビエル・ソトマヨル キューバ1993年7月27日
22m43ムタズ・エサ・バルシム カタール2014年9月5日


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