この項目では、群馬県みどり市にある赤城駅について説明しています。千葉県流山市にあるかつて赤城駅を名乗っていた駅については「平和台駅 (千葉県)」をご覧ください。
長野県伊那市にあるJR東海飯田線の「赤木駅」とは異なります。
赤城駅(あかぎえき)は、群馬県みどり市大間々町大間々にある、上毛電気鉄道と東武鉄道の駅。
上毛電気鉄道の上毛線と、東武鉄道の桐生線が乗り入れ、接続駅となっている。東武桐生線の駅番号はTI 57であり、同線の終点でもある。 上電は島式ホーム1面2線、東武は頭端式ホーム1面2線を有する地上駅で、上電が駅業務を行う有人駅である。駅事務所や改札口、コンコースは両社同一であるが、利用形態の違いから、両社線それぞれ出札口がある。駅舎内には待合室や売店が設置されている。旧大間々町の中心駅であることから、駅舎には『おおまま』と書かれている。 改札内は両社共通で、駅舎と各ホーム間は構内踏切により連絡している。東武桐生線と上電上毛線は構内で線路が接続されており、かつては貨車の授受のほか、旅客列車の直通も行われた時期もある。PASMO、SuicaなどのICカードは簡易改札機による対応であるが、東武のみ利用可能であり上電では利用出来ない。東武をICで利用してそのまま上電に乗換える場合(その逆も)は上電ホーム上の乗換用簡易改札機にタッチする必要がある。 特急「りょうもう」の大半の列車は当駅を発着している。夜間は東武線ホームに普通列車用車両2本、かつての貨物列車用設備を転用した留置線と引き上げ線に「りょうもう」用200系および「リバティりょうもう」用500系が合わせて3本夜間滞泊する。 駅前にはバス・タクシー乗り場がある。 番線会社路線方向行先 桐生・大間々地区における鉄道路線の位置関係と配線 近年の推移は以下の通り。 年度東武鉄道上毛電鉄
歴史
1928年(昭和3年)11月10日 - 上毛電気鉄道の駅として山田郡大間々町に開業。当時の駅名は新大間々駅(しんおおままえき)[1]。。
1932年(昭和7年)3月18日 - 東武桐生線が延伸、東武新大間々駅開業[2]。
1958年(昭和33年)11月1日 - 1957年(昭和32年)の赤城登山鉄道(1968年(昭和43年)6月1日に廃線)の開業に伴い赤城駅と改称[2]。
1996年(平成8年)10月1日 - 貨物取扱廃止(実際の運転終了は9月25日)。
2002年(平成14年)7月24日 - 旧駅舎での営業を終了。
2003年(平成15年)1月16日 - 新駅舎による営業開始[3]。
駅構造
改札
上毛電鉄ホーム
東武線ホーム
のりば
1上電■上毛線下り西桐生方面
2上り大胡・中央前橋方面
3東武 桐生線-太田・ 伊勢崎線 館林・ 東武スカイツリーライン 北千住・
とうきょうスカイツリー・浅草方面
4
配線図
凡例
出典:[4]
付記
上電は、一部時間帯を除いて前橋方面行きと桐生方面行きの列車が列車交換をする。これにより桐生方面行きは約4分ほどの停車時間調整がある。
東武ホームでは、運転士に出発信号機が開通したことを知らせるメロディが流れる。列車発車後も信号が赤に変わるまで流れる。現在の信号開通音は静かな湖畔が使用されている。以前は森のくまさんが使用されていた。
利用状況
東武鉄道 - 2023年度の1日平均乗降人員は951人[東武 1][5]である。
1日平均
乗降人員[5][6]1日平均
乗降人員[7]
2001年(平成13年)[東武 2]1,055
2002年(平成14年)[東武 3]1,068
2003年(平成15年)[東武 4]1,066
2004年(平成16年)[東武 5]1,121
2005年(平成17年)[東武 6]1,112
2006年(平成18年)[東武 7]1,175
2007年(平成19年)[東武 8]1,138
2008年(平成20年)[東武 9]1,092
2009年(平成21年)[東武 10]1,030
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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