赤坂サカス
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .pathnavbox{clear:both;border:1px outset #eef;padding:0.3em 0.6em;margin:0 0 0.5em 0;background-color:#eef;font-size:90%}.mw-parser-output .pathnavbox ul{list-style:none none;margin-top:0;margin-bottom:0}.mw-parser-output .pathnavbox>ul{margin:0}.mw-parser-output .pathnavbox ul li{margin:0}三井不動産 > 赤坂サカスTBSホールディングス > 赤坂サカス

赤坂サカス
赤坂サカス外観(2008年3月29日撮影)
.mw-parser-output .locmap .od{position:absolute}.mw-parser-output .locmap .id{position:absolute;line-height:0}.mw-parser-output .locmap .l0{font-size:0;position:absolute}.mw-parser-output .locmap .pv{line-height:110%;position:absolute;text-align:center}.mw-parser-output .locmap .pl{line-height:110%;position:absolute;top:-0.75em;text-align:right}.mw-parser-output .locmap .pr{line-height:110%;position:absolute;top:-0.75em;text-align:left}.mw-parser-output .locmap .pv>div{display:inline;padding:1px}.mw-parser-output .locmap .pl>div{display:inline;padding:1px;float:right}.mw-parser-output .locmap .pr>div{display:inline;padding:1px;float:left}
情報
用途オフィス、商業施設、劇場、集合住宅
設計者久米設計
施工TBS開発建設工事共同企業体(大林組鹿島建設前田建設工業清水建設[1]
建築主TBSホールディングス[1]
管理運営三井不動産(プロジェクトマネージャー)[1]
敷地面積33,095 m² [1]
延床面積218,461 m² [1]
状態完成
着工2005年2月
竣工2008年1月
開館開所2008年3月20日
所在地東京都港区赤坂5丁目
座標.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度40分22秒 東経139度44分9秒 / 北緯35.67278度 東経139.73583度 / 35.67278; 139.73583 (赤坂サカス)座標: 北緯35度40分22秒 東経139度44分9秒 / 北緯35.67278度 東経139.73583度 / 35.67278; 139.73583 (赤坂サカス)
テンプレートを表示
赤坂サカス外観(2008年3月29日撮影)Sacas坂地図

赤坂 ザ レジデンス
赤坂 ザ レジデンス
情報
用途集合住宅
設計者久米設計 [2]
施工大林・鹿島・前田・清水JV[2]
建築主TBSホールディングス[2]
管理運営三井不動産レジデンシャルリース
構造形式RC造・一部S造
建築面積1,467.11 m² [2]
延床面積23,456.13 m² [2]
状態完成
階数地下1階・地上21階[2]
高さ79.58m[2]
戸数133戸[2]
駐車台数75台
着工2005年1月[2]
竣工2008年2月1日
所在地東京都港区赤坂5丁目3-3
座標北緯35度40分21.2秒 東経139度44分3.6秒 / 北緯35.672556度 東経139.734333度 / 35.672556; 139.734333 (赤坂 ザ レジデンス)
テンプレートを表示

赤坂サカス(あかさかサカス、akasaka Sacas)は、東京都港区赤坂5丁目に所在する再開発複合施設である。また、施設のひとつにTBSホールディングスやその子会社TBSテレビTBSラジオなどの本社が所在するTBS放送センター(ビッグハット)がある。

2009年グッドデザイン賞[1][3]、第51回BCS賞を受賞[4]
概要

TBSは60年代後半、不動産子会社が高度経済成長の波に乗り、北海道苫小牧大規模レジャー施設神奈川県逗子市の高級住宅地などを開発した[5]。だが、70年代の石油危機で業績が急速に悪化、三井不動産に譲渡された。「あまり放送と関係のない事業に深入りするのは好ましいとは言えない」。75年に諏訪博社長が打ち出した関連事業拡大路線からの転換が足かせとなり[5]、その後、不動産事業には及び腰となった。

しかし、1994年平成6年)に竣工したTBS放送センターへの本社移転に伴い、旧社屋跡地(03年まで赤坂メディアビルとして使用)など約3.3ヘクタールを対象に「(仮称)赤坂五丁目 TBS開発計画」が推進されることになり、土地所有者であるTBSからデベロッパーである三井不動産に開発から施設運営までが一括委託され[6]2008年(平成20年)3月20日にグランドオープンした。総事業費は約770億円[7]

赤坂サカスには、地上39階、高さ約180mのオフィス・商業複合施設「赤坂Bizタワー」を中核に、既存の劇場「赤坂ACTシアター」、ライブハウス赤坂BLITZ」(観覧機能付きスタジオに模様替えするため、2020年9月22日に閉館)[8]、は建て直されたほか、地上21階、全133戸の賃貸住宅棟「赤坂 ザ レジデンス」などが新たに整備された[9][7]

TBSHDは不動産事業を主な収益源の1つにしており、本社がある東京・赤坂にちなんで「赤坂不動産」とも呼ばれる[10]。これはテレビ放送を始めるにあたって、1953年(昭和28年)に旧日本軍の近衛歩兵第3連隊跡地を買収し、徐々に買い足し、約5.5ヘクタールにのぼる土地を保有していることに由来するものだが[5]1977年(昭和52年)から81年まで全日の平均視聴率が民放トップだったものの、それ以降は長らく視聴率の低迷が続いたTBSにとって[11]、赤坂サカスは収益を支える不動産事業の大きな柱となっている。

お台場フジテレビレインボータウン)、汐留日本テレビ汐留シオサイト)、六本木テレビ朝日六本木ヒルズ)に続き、赤坂サカスは完成した。各局の移転・新築に関連した都市再開発事業としては唯一放送局主導で行われた計画であり、在京民放キー局テレビ東京を除きいずれも社屋移転時に放送局を中心とした「街」を作り、そのいずれもが東京の新名所となっている。2008年(平成20年)夏には、TBS夏の大型イベント「夏Sacas'08」が初めて開催され、すでに放送局主催の大型イベントを開催してきたお台場(お台場新大陸等)、汐留(GO!SHIODOMEジャンボリー等)と肩を並べるようになった。
名称

赤坂サカスの「サカス」は、桜を咲かすという意味であると同時に[12]、赤坂にたくさんある坂=坂s=「サカス」の意味もある。また「赤坂サカス」のローマ字表記「akasaka Sacas」を後ろから読むと「SACA・SAKA・SAKA」=「坂・坂・坂」となる。
施設

TBS放送センター(ビッグハット)TBSホールディングス本社、TBSテレビTBSラジオBS-TBSCS-TBSの各本社と演奏所

Sacas広場約1800uの広場。春期の「ママサカス」や冬季のスケートリンクなどイベントなどを開催[12]。2020年現在は芝生とウッドデッキが常設されている。

TBS赤坂ACTシアター

TBS AKASAKA BLITZ STUDIO元々はライブハウス『赤坂BLITZ』として運営されていたが、観覧機能付きスタジオに模様替えするため、2020年9月22日に閉館。その後、仮囲いで立ち入りできなくなっていたが、2022年10月にスタジオとしての運用を開始した。

赤坂Bizタワー
詳細は「赤坂Bizタワー#テナント」を参照

赤坂 ザ レジデンス地下1階・地上21階建て、総戸数133戸の賃貸住宅である。奥まった高台に位置し[13]、扇を開くように各住戸を配置した。住戸のファサードを曲面にしたことで、窓やベランダから隣の住戸が見えなくなり、プライバシーが強化されている。また、フロント機能や24時間365日常駐のバレーサービスなど、ホテルライクなサービスも充実させた[2]

かつて存在した施設

studio SacasSacas広場に設置された常設テレビスタジオ。『イブニングワイド』終了後、本スタジオを使用するレギュラー番組がなくなったため解体された。

SMAP SHOP2009年に『SMAP SHOP09 in akasaka Sacas』が期間限定でオープン、以降も毎年、赤坂サカスでSMAP SHOPをオープンしていた。2016年末にSMAPが解散したため閉店した。

TBSギャラリー開業当時は「赤坂ギャラリー」という名称で、展示スペースとして一般にも貸し出されていたが、その後はTBSテレビ・TBSラジオの番組を紹介するスペースに改装されていた。BLITZ閉館直前に休館となり、ギャラリーがあったスペースには現在立ち入る事は出来なくなった。

イベント開催実績

(※プロ野球・MLB選手の在籍球団は当時。)

2008年(平成20年)

7月18日から8月31日まで、「TBSの夏祭り」と題して「夏 Sacas'08」を開催。

9月10日から10月13日まで、「赤坂サカス」エリアを中心に、神社、料亭跡、旧小学校など、赤坂の街が展覧会場へと変えた「Akasaka Art Flower '08」を開催。

12月5日から2009年2月5日まで、冬イベント「White Sacas The Rink at赤坂サカス」を開催。サカス広場にアイススケートリンク「The Rink at 赤坂サカス」が登場した。期間中224.6万人が来場した。


2009年(平成21年)

3月20日から4月19日まで、「TBSの番組と花いっぱいの遊園地」と題して「花Sacas」を開催。

7月18日から8月31日まで、前年に引き続き「夏 Sacas'09 SacasWaterPark」を開催。「」をテーマに、シーラカンスの冷凍体の展示などが行われた。

11月13日から2010年2月28日まで、前年に引き続き冬イベント「 ⇒White Sacas '09-'10」を開催。テーマは「LOVE」。108日間にわたり開催。

11月13日から11月18日まで、「素晴らしき野球 Field of DREAMS in akasaka Sacas」と題して、野球に関するイベントを開催。TBS放送センター1階では野球殿堂博物館の出張展示が行われ、WBC2009優勝トロフィー国旗イチローマリナーズ)のスパイクなどが展示された。

11月17日、赤坂BLITZにて野球日本代表(侍ジャパン)の表彰式が行われ、原辰徳監督(巨人監督)をはじめ侍ジャパンメンバーが勢ぞろいした。なお、イチローと松坂大輔レッドソックス)は表彰式を欠席した。

11月18日、「プロ野球コンベンション2009」(NPB主催による年間表彰式)を赤坂BLITZにて開催。MVPにはセ・リーグからアレックス・ラミレス(巨人)、パ・リーグからダルビッシュ有日本ハム)がそれぞれ表彰された。なお、17・18日両日とも、サカス広場にレッドカーペットが登場し、この年に活躍したプロ野球選手らが赤坂サカスに来場したファンの前でレッドカーペットウォークを披露した。また、表彰式の模様は、Sacas400でも上映されたほか、J sports ESPNでも生中継された。


2010年(平成22年)

6月4日から6月27日まで、日本を代表するラーメン店が集結する「最強ラーメン烈伝 in サカス」を開催。

7月17日から8月31日まで、夏イベント「赤坂ビッグバン?夏サカス2010?」を開催。コンセプトは「赤坂で1日たっぷり遊ぼう!」。

11月18日、前年に続いて「プロ野球コンベンション2010」(NPB主催)を赤坂BLITZにて開催。MVPにはセ・リーグから和田一浩中日)、パ・リーグから和田毅ソフトバンク)がそれぞれ表彰された[14]。また前年同様、サカス広場にレッドカーペットが登場し、表彰された選手らが、集まったファンの前でレッドカーペットウォークを披露した。イベントの模様はJ sports ESPNで生中継された(同日深夜に再放送あり)。なお、TBS放送センターでは「第43回日本有線大賞」の生放送があり、TBSおよび周辺で二つの表彰イベントが同時開催された。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:81 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef