赤い霊柩車シリーズ
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山村美紗サスペンス
赤い霊柩車シリーズ
ジャンル
テレビドラマ
原作山村美紗[1]
「葬儀屋社長 石原明子シリーズ」
脚本金井寛
監督本橋圭太
出演者片平なぎさ
大村崑
山村紅葉
若林豪
神田正輝(第3作 - 第39作)
ナレーター石井正則(第37作)
製作
プロデューサー八木亜未(大映テレビ)
野木小四郎(大映テレビ、協力P)
制作フジテレビ(制作)
大映テレビ(制作著作)

放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
公式サイト

第1作
(金曜ドラマシアター)
放送期間1992年3月6日
放送時間金曜 21:02 - 22:52
放送枠金曜ドラマシアター
放送分110分
回数1

第2作 - 第20作
(金曜エンタテイメント)
オープニング歴代テーマ曲を参照
エンディング第2作 - 第6作 なし
第7作 石井聖子「会いたくて…」
第8作 宇都美慶子「Dear…あなたへ」
第9作・第10作 佐藤聖子「Our Song」
第11作 小池映「myself?蘇生?」
第12作・第13作 徳永英明オリオンの炎
第14作 今井美樹AQUA
第15作 藤木直人パズル
第16作 Calyn「ポプラ」
第17作 林明日香「お願い」
第18作 布施明「のすたるぢや」
第19作 HIBARI「愛と呼ぶもの」
第20作 KOKIA「time to say goodbye」
放送期間1993年6月4日 - 2005年10月14日
放送時間変遷を参照
回数19

第21作 - 第33作
(金曜プレステージ)
オープニング番組オープニングCGを参照
エンディング第21作 戸田康平「陽に向かう」
第22作 松たか子リユニオン
第23作・第24作 鈴木雅之Still Gold
第25作・第26作 Love「Two Hearts」
第27作 - 第29作 Beijy「ひとしずくのヒカリ」
第30作前編 - 第33作 菅原紗由理「いつの日も」
放送期間2006年10月6日 - 2014年4月18日
放送時間放送時間の変遷を参照
回数13
金曜プレステージ

第34作
(赤と黒のゲキジョー)
エンディング菅原紗由理「いつの日も」
放送期間2014年10月24日
放送時間金曜 21:00 - 22:52
放送枠赤と黒のゲキジョー
放送分112分
回数1
赤と黒のゲキジョー

第35作 - 第37作
(金曜プレミアム)
エンディング第35作・第36作 菅原紗由理「いつの日も」
第37作 なし
放送期間2015年6月26日 - 2018年11月16日
放送時間放送時間の変遷を参照
回数3
金曜プレミアム

第38作
放送期間2020年4月3日
放送時間金曜 20:00 - 21:49
放送分109分
回数1

第39作
(ファイナル)
エンディングNash Music Library「White Lovers」
放送期間2023年3月17日
放送時間金曜 20:00 - 21:52
放送分112分
回数1
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『赤い霊柩車シリーズ』(あかいれいきゅうしゃシリーズ)は、1992年から2023年までフジテレビ系で放送された大映テレビ・フジテレビ製作の2時間ドラマシリーズである。主演は片平なぎさ

放送枠は「金曜ドラマシアター」(第1作)、「金曜エンタテイメント」(第2作 - 第20作)、「金曜プレステージ」(第21作 - 第33作)、「赤と黒のゲキジョー」(第34作)、「金曜プレミアム」(第35作 - 第37作)。
概要

推理作家・山村美紗の作品「葬儀屋社長 石原明子シリーズ」を原作とする。1992年、「金曜ドラマシアター」枠で放送開始。放送開始から25年以上たっても新作が製作されており、2012年までの29作の平均視聴率が17.0%という人気シリーズである[2]。主演の片平は、明子の“幽玄な世界”、秋山隆男と内田良恵の“夫婦漫才”が「当たり前の景色のような安心感」をもたらしていることが長寿シリーズ化につながったのではないかと分析している[3]

オープニングは化野念仏寺の西院の河原に着物姿の片平が立って葬儀の問題について語りかけ、大村と山村による寸劇が挿入後、再び片平の画面に戻り「葬儀のご用命は、石原葬儀社へ」という言葉で締める、というアバンタイトルが使用される。

制作局のフジテレビでは、『土曜ワイド』(2023年3月終了)、『+ストリーム!』から本シリーズの再放送が現在も行われている。地上波の他、BSフジフジテレビ721→フジテレビTWOでも再放送されている。

第1回のみ映像がフィルム撮影。第2回から第19回までVTR化。第3回のみ撮像管VTR映像。第5作からはステレオ放送。一部の作品は再放送、BS放送、CS放送では超解像度版リマスター)にしている。第20回から映像がハイビジョン化され、最終作となる第39回ではシリーズ最初で最後のVFXを駆使したHD24Pによるプログレッシブ撮影で収録された。

2018年11月16日放送の第37作目は、ゲスト出演した江波杏子の遺作の1つとなった(2018年10月27日逝去)[4]

2019年10月改編により、1984年10月開始の『金曜女のドラマスペシャル』から35年間続いたサスペンスドラマを主軸とした金曜2時間ドラマ枠が完全廃枠となることが明らかとなったが[5]、唯一、「赤い霊柩車」シリーズに関しては同局の2時間ドラマ枠が完全廃枠後も製作が行われており、2020年4月3日に廃枠前の金曜プレミアムとほぼ同じ時間で第38作が放送された。

2023年3月17日に3年ぶりの新作となる、第39作にしてシリーズ最終作「放送開始30周年記念 山村美紗サスペンス 赤い霊柩車 39FINAL ?弔の京人形?」が放送され、シリーズ31年の歴史に幕を閉じることとなり、これをもって同局から2時間もののミステリー・サスペンスドラマの放送から名実共に完全に撤退した[6]。放送枠は金曜プレミアム時代(20:00?21:52、JST、一部系列局を除く)と同様。

本作の終了により、片平が主演を務めたサスペンスドラマシリーズが全て終了することになった。
ストーリー

京都にある石原葬儀社では先代の社長の遺言を守るべく、奮闘する専務・秋山隆男が今日も仕事に精を出す。

社長である石原明子初め、社員らはそんな彼に振り回されつつ仕事をこなしていく。

秋山は葬儀とあらば何でも受けてしまう。当然、請ける葬儀の中には事件絡みの物も多々ある。
キャスト
主人公と婚約者
石原明子(いしはら あきこ)
演 -
片平なぎさ[7][8]主人公。石原葬儀社社長。父親で先代の初代石原葬儀社社長で、現在は故人である石原宗之助(第36作で名前が判明)の長女で東京生まれ。京都女子学院卒業。マンション「ベルメゾン洛南」203号室の入居者。ジャーナリストになるのが夢だったため、当初は「石原葬儀社の社長は親戚に任せる」と言って継がないつもりだったが、諸事情から結局は継ぐことに。


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