賽太歳(さいたいさい)は、『西遊記』に登場する魔王。麒麟山獬豸洞(きりんざんかいちどう)を住処とし、妖怪達を従えている。
本来は観音菩薩の乗り物である金毛?(きんもうこう)という神獣だが、隙を見て紫金鈴(しきんれい)を盗みながら下界に逃げてきた。目次 3つ揃いの鈴。1つ目を鳴らすと炎を放ち、2つ目を鳴らすと黒煙を放ち、3つ目を鳴らすと砂塵を放つ。太上老君が作成した。 賽太歳は朱紫国の金聖皇后を攫って妻にしようとしていたが、彼女の着ていた呪衣のせいで手出しできず、代わりに皇后の宮女達を攫っていた。 金聖皇后に協力した悟孫空に紫金鈴を奪い取られ追い詰められるが、観音菩薩に助けられる。そして本来の姿である金毛?に戻され、観音菩薩を乗せて帰っていった。
1 紫金鈴
2 エピソード
3 関連項目
4 参考文献
紫金鈴
エピソード
関連項目
ドール(アカオオカミ)
中国の妖怪一覧
参考文献
三猿舎『西遊記キャラクターファイル』新紀元社、2007年。ISBN 4-775-30573-5。
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表
話
編
孫悟空 - 猪八戒 - 沙悟浄 - 三蔵法師(玄奘三蔵) - 玉龍 - 釈迦如来 - 観世音菩薩 - ??太子 - 顕聖二郎真君 - 牛魔王 - 鉄扇公主(羅刹女) - 紅孩児 - 金角・銀角 - 混世魔王 - 賽太歳 - 三大仙 - 四海竜王 - 獨角?大王 - 如意真仙 - 白骨夫人 - 黄風大王
道具
成立史 - 大唐西域記 - 斉天大聖
更新日時:2021年12月25日(土)01:23
取得日時:2021/12/31 21:10