賭博黙示録カイジ
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .hatnote{margin:0.5em 0;padding:3px 2em;background-color:transparent;border-bottom:1px solid #a2a9b1;font-size:90%}

「カイジ」はこの項目へ転送されています。その他の用法については「かいじ」をご覧ください。

カイジ
ジャンル青年漫画ギャンブル漫画
漫画:賭博黙示録カイジ
作者福本伸行
出版社講談社
掲載誌週刊ヤングマガジン
レーベルヤンマガKC
発表号1996年11号 - 1999年36号
巻数全13巻
話数全158話
漫画:賭博破戒録カイジ
作者福本伸行
出版社講談社
掲載誌週刊ヤングマガジン
レーベルヤンマガKC
発表号2000年22号 - 2004年9号
巻数全13巻
話数全134話
漫画:賭博堕天録カイジ
作者福本伸行
出版社講談社
掲載誌週刊ヤングマガジン
レーベルヤンマガKC
発表号2004年28号 - 2008年8号
巻数全13巻
話数全131話
漫画:賭博堕天録カイジ 和也編
作者福本伸行
出版社講談社
掲載誌週刊ヤングマガジン
レーベルヤンマガKC
発表号2009年27号 - 2012年11号
発表期間2009年6月1日 - 2012年2月13日
巻数全10巻
話数全100話
漫画:賭博堕天録カイジ ワン・ポーカー編
作者福本伸行
出版社講談社
掲載誌週刊ヤングマガジン
レーベルヤンマガKC
発表号2013年22・23合併号 - 2017年38号
発表期間2013年4月27日 - 2017年8月21日
巻数全16巻
話数全155話
漫画:賭博堕天録カイジ 24億脱出編
作者福本伸行
出版社講談社
掲載誌週刊ヤングマガジン
レーベルヤンマガKCスペシャル
発表号2017年39号 -
発表期間2017年8月28日 -
巻数既刊26巻(2023年12月現在)
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画
ポータル漫画

『賭博黙示録カイジ』(とばくもくしろくカイジ)は、福本伸行による日本漫画。『週刊ヤングマガジン』(講談社)で1996年から連載された。

続編として『賭博破戒録カイジ』(とばくはかいろくカイジ)、『賭博堕天録カイジ』(とばくだてんろくカイジ)、『賭博堕天録カイジ 和也編』、『賭博堕天録カイジ ワン・ポーカー編』が同誌に連載され、2017年からは『賭博堕天録カイジ 24億脱出編』と題して3勤1休のペースで連載している。なお、同誌目次では全シリーズ一貫して『カイジ』となっている。

2019年6月時点でコミックスのシリーズ累計発行部数は2100万部を突破している[1]

本項では直接ストーリーが繋がっている続編であり、「賭博黙示録」と合わせて『カイジ』という一つの作品を構成している計6編、そしてこれらを原典として製作された複数の別メディア作品(アニメ・ゲーム・パチスロ機・実写映画)についても解説する。
概要

まともに働かず、自堕落な日々を過ごしていた主人公・伊藤開司(通称カイジ)が、友人の保証人となって多額の負債を抱えたことをきっかけに、様々なギャンブルに挑んでいく青年漫画。命を賭けた極限の勝負の中での人間の思考、生き様が描かれており、作品独自のギャンブルと、「ざわ‥ざわ‥」の擬音やモブキャラの「黒服」などの福本作品独自の表現が特徴である。

元々は前後編の読み切りの予定だったが、福本がヤングマガジン編集部に限定ジャンケンのプロットを話したところで連載が決まり[2][出典無効]、その後、福本の最大のヒット作品になった。本作の大ヒットにより、それまで麻雀漫画家というイメージの強かった福本の名は一般にも大きく知られるようになった。

映像作品ではテレビアニメが『逆境無頼カイジ』のタイトルで日本テレビで制作され、2007年10月に第1シーズンが、2011年4月から第2シーズンが放送された。また、2009年10月には『カイジ 人生逆転ゲーム』のタイトルで実写映画化もされた。映画は2011年11月に『カイジ2 人生奪回ゲーム』のタイトルでシリーズ2作目が公開(いずれも日本テレビ製作・東宝配給)。2020年1月には映画オリジナルストーリーとなるシリーズ3作目かつ完結編となる『カイジ ファイナルゲーム』が公開。2018年には中国でも『動物世界』のタイトルで映画化され、日本でも『カイジ 動物世界』の邦題で翌2019年に公開された。

第22回(1998年度)講談社漫画賞一般部門を受賞。アニメについては「#テレビアニメ」を、映画については「#映画」を参照
あらすじ
第1章「希望の船」収録:『賭博黙示録カイジ』

1996年2月。上京後、定職にも就かず自堕落な日々を過ごしていた伊藤開司(カイジ)は、ある日、金融業者の遠藤により、かつて自分が保証人になっていた借金を押し付けられ、法外な利息により385万円にまで膨らんでいることを知らされる。遠藤に誘われるままカイジは1か月後、借金が帳消しになるチャンスを与えるという、フランス語で「希望」の名を冠すギャンブル船「エスポワール」に乗り込む。

そこで行われるのは、カード12枚を使った「限定ジャンケン」。大手金融業者の「帝愛グループ」が裏で取り仕切るそのギャンブルは、うまく勝てば帝愛からの借金は帳消しとなるが、負ければ命の保障は無いというものだった。カイジは幾度となく煮え湯を飲まされながらも、土壇場での閃きと思考を駆使して、生き残りを賭けた勝負に身を投じる。
第2章「絶望の城」収録:『賭博黙示録カイジ』

エスポワールから辛くも生還したカイジだったが、それまでの借金385万円は帳消しとなるものの、船内で新たに600万円以上もの借金を作ることとなった。4か月後、アルバイト生活に戻っていたカイジの前に、再び遠藤が現れ、新たなギャンブルを持ちかける。今度こそ勝つと決意したカイジは会場である「スターサイドホテル」へと向かい、決死の勝負「鉄骨渡り」に挑む。

多くの人間が転落死していく中、2度の鉄骨渡りをカイジは唯一成し遂げるが、途中でギブアップを要請したことを(結局受け入れられなかったにもかかわらず)、揚げ足を取るような形で主催者側に後から指摘され、賞金を得る権利を剥奪される。激昂するカイジの前に主催者である帝愛グループの会長・兵藤が現れ、「もう一度チャンスをやろう」と、これまでのギャンブルを仕切っていた大幹部・利根川と「Eカード」で対決することになる。

カイジは極限の死闘を制すが、帝愛グループの最高幹部でありながらも、兵藤会長から簡単に切り捨てられた利根川の姿を見て、真に倒すべき存在は兵藤会長であることを痛感させられる。カイジは自身と、鉄骨渡りで死んでいった仲間達の無念を晴らすため、自ら兵藤に「ティッシュ箱くじ引き」を挑み宣戦布告する。
第3章「欲望の沼」収録:『賭博破戒録カイジ』

スターサイドホテルの勝負で兵藤に敗れ、さらに借金を約1000万円に増やすことになり、逃亡生活を送っていたカイジは遠藤に再びギャンブルを紹介するよう依頼する。しかし規定によりギャンブルは紹介されず、逆に拉致されたカイジは帝愛グループの地下施設で強制労働をさせられることになった。カイジは一日外出券を得るために金を貯めようとするが、所属するE班の班長・大槻の巧みな篭絡により金を使い果たす。大槻はさらにカイジに給料を前貸しし、自身の主催する「地下チンチロリン」に誘い込む。大槻に大敗を喫してさらなる借金生活に追い込まれるも、カイジは大槻のイカサマに気付き、自分と同じ境遇にある通称「45組」の5人と団結し、打倒大槻のために決起する。

カイジら6人は協力して3か月の貧窮生活を耐え凌ぎ、地下チンチロで大勝負を仕掛け、カイジの奇策により大槻を倒し、外出に必要な資金を得たが、45組の仲間達はそれをカイジに託し、6人全員の借金返済に必要な6000万円を得ることを依頼した。単独で80万円の現金を持ち、地下から20日間の一時外出をしたカイジは裏カジノを巡ってチャンスを探す。

やがてカイジは偶然出会った男・坂崎と、帝愛グループの裏カジノに置かれた1玉4,000円のパチンコ台「」で一攫千金を目指すことになる。坂崎はカイジをサポート役にして、自身の計画と資金によって「沼」に挑むが、裏カジノの店長・一条が仕込んだ妨害により惨敗。八方塞がりの状況になるが、カイジは「沼」の攻略法を閃き、計画を練り上げ、利根川失脚のあおりを受けて負債を抱えた遠藤をも仲間に引き入れる。そしてカイジの最後の地上滞在日に、カイジ、坂崎、遠藤の3人は再び「沼」に挑む。
第4章「渇望の血」収録:『賭博堕天録カイジ』・『賭博堕天録カイジ 和也編』・『賭博堕天録カイジ ワン・ポーカー編』・『賭博堕天録カイジ 24億脱出編』
賭博堕天録カイジ

「沼」での勝利から半年後。借金を完済し地下施設から解放されたカイジは、「沼」で共闘した坂崎の家に居候し、働かず堕落しきった日々を送っていた。坂崎による度重なる説得の効果も無く、一向に働かず居候生活も1か月半が過ぎた頃、そんなカイジについに愛想を尽かした坂崎は手切れ金として300万円を渡し、追い出そうとする。ある日、坂崎の家の前に、地下施設で仲間だった三好と前田が訪ねてくる。彼らは現在勤めている裏カジノの社長・村岡からギャンブルに誘われ断れずに巻き上げられた給料を取り返したいとカイジに相談。3人で組み、逆に村岡を罠に嵌め、今まで吸い上げられてきた金を取り戻し、さらに一儲けすることを画策。カイジは必ず返すと約束して坂崎から300万円を受け取り、村岡が考案した変則麻雀17歩」で勝負。三好・前田の裏切りにより思いかけず再び孤立無援の死闘となった「17歩」で、カイジは和也の手を借り4時間に及ぶ乱戦の末に村岡を下し、4億8000万円の大金を得る。そして勝負の立会人となっていた兵藤会長の息子・和也に勝負を申し込まれ承諾する。
和也編

ゲームの前の腹ごしらえのため、カイジは和也のプロデュースするレストランへと案内され、食事をすることに。そこでの会話の中で彼の小説家という目標と、独自のギャンブル(和也曰く救世主的行為・通称「和也プロデュース」)を開催するようになった経緯を聞かされる。土壇場で裏切るのが人間の真実だと主張する和也と、必ずしもそんな人間ばかりではないはずだとそれを否定するカイジは激しく意見が対立。その言い合いを契機に、友情確認ゲーム「救出」による人間性の実験、カイジと和也の勝負が始まった。

「救出」に挑むのは日本人の光山、中国人のチャン、フィリピン人のマリオのアジア3人組。3人は幾度となくピンチを迎えながらも成功を重ねるが、疑念と保身、友愛と自己愛を巡る死闘の末、光山の裏切りによって「救出」は終了。 その後、敗者となったチャンとマリオの処刑が行われる寸前、和也の元から思わず処刑実行ボタンのついたリモコンを奪いとったカイジは自身の判断で勝手に処刑の中止ボタンを押してしまう。しかしそのボタンだけでは処刑は止まらぬ仕組みになっており処刑を止めるためには暗証番号を打ち込む必要があった。思わず和也に掴みかかり処刑を中止するようにと詰め寄るカイジに対し、和也は今回に限り特別な処置としてその3人のゲームそのものをカイジに譲渡とし、これより3人の処遇はカイジにまかせると提案。但し、カイジが光山に対してきちんと所定の賞金7045万円の支払いをしてやることを条件とする。目の前で人が死ぬのは見たくはない、が、同時に、どうして赤の他人のためにそんなことをしてやらなければならないのかと激しく迷ったカイジだったが、和也に暗証番号を教えられた瞬間、思わず無意識にボタンを打ち込んでしまい、結果的に光山の賞金7045万円をカイジが支払い、チャンとマリオの2人を救命することとなる。

命の恩人となったカイジに感謝したチャンとマリオの二人はカイジの力になりたいと申し出、カイジもそれを了承、仲間に引き入れる。しかしそんな彼らの様子を見ていた和也はしょせん一時的な結束・金で繋がってるに過ぎない似非の友情は気味が悪い、カイジはどこか偽善的であると不信感を募らせる。その後、本来、予定していた倉庫へと移動し新たなギャンブル「ワン・ポーカー」で決着をつけることに。カイジVS和也の対決の火蓋が切られた。
ワン・ポーカー編

カイジは圧倒的に不利なスタートから混戦へ持ち込むものの、和也に敗北。4億円を失うところを和也の提案により、カイジの命をライフへと換算し延長戦へと突入。その後、カイジ自らの命を賭けた延長戦でも、再度、和也に完敗したカイジは気絶してしまう。だが、カイジの気絶中、処刑寸前にチャンとマリオは和也へと詰め寄り、自分たちの命を追加のライフにしてカイジを助けるようにと交渉。譲歩した和也はカイジへの処刑を中止し、勝負は3人の命を賭けた再延長戦にまで突入する。

2度の勝利を得ながらも延長戦を許し、カイジたちの命を顧みない狂気に翻弄され追い込まれた和也は、苦渋の決断により人生初の禁断のイカサマを発動。そして4人全員の命を賭ける乱戦へと発展した闘いは、24回戦に及ぶ死闘の末に最終的にカイジが勝利、24億円の大金を得た。
24億脱出編

「ワン・ポーカー」に勝利したカイジたちは、敗者となった和也を処刑の危機から救出するも、落下のショックにより和也は意識不明に。帝愛による報復の危機を恐れたカイジは、勝ち金を無事に持ち帰るため逃走を開始する。逃走のため、倉庫を出た直後、チャンとマリオはアパートへ立ち寄りパスポートなどの手荷物を回収。カイジは坂崎の家に寄り、配当と称し約1億円を渡し、別れの挨拶を済ませる。

倉庫からの逃走に使った軽トラックから足がつくことを恐れたカイジたちは、チャンが一人、広島まで軽トラックを廃棄しに行くこととなる。その間のひとまずの拠点・待機場所とするためにカイジは住宅街の空き家に目をつけ、そこで寝泊まりをすることに決める。一人遠征に出たチャンは途中アクシデントに見舞われ、道に迷うなどの紆余曲折を経た後、無事に軽トラックを廃棄、カイジとマリオの待つ空き家へと帰還する。

チャンの帰還後、カイジは現金23億円というかさばる紙幣を抱えたままの逃亡生活を送るに適したキャンピングカーを、個人経営のディーラーから無期限借用の形で入手し、店名から「地球のど真ん中号」と命名。更に不慮のアクシデントに備え3人共携帯電話充電器を購入し、現金圧縮のための預金についての計画、並びに国外逃亡後の作戦会議を始める。一方、帝愛では、カイジと縁のあった遠藤が黒崎の命によりカイジとチャンとマリオ捜索本部の部長に抜擢され、全国の帝愛負債者や関係各所、協力の元で捜索を始める。

カイジ達は、今ある手持ちの現金を「複数の銀行に少しずつ分散させ預金をする」という考えに至るも、カイジは通帳を作る際に必要な身分証明書(国民健康保険証)を携帯しておらず、実家の団地に取りに行かねばならないということを思い出す。団地の敷地内には帝愛による監視の車・見張りが待機していたが、カイジは変装をして見張りの意識をそらし、なんなく住まいのある棟への侵入に成功し母・初江との再会を果たすが、監視、見張り班に合流した遠藤の姿を見かけ部屋から出られなくなってしまう。しかし、杜撰な監視、見張り班の隙を突き団地からの脱出に成功する。

チャンとマリオと合流し、銀行に1000万円ずつの預金を3人で手分けして開始する。一時は順調に進んでいたが、ある銀行で帝愛負債者の中阪が落としたチラシから、帝愛がカイジ達を「24(億円)組」として、1人1000万円の賞金首をかけている事を知る。間一髪その場を離れたカイジは2人にその事を知らせ、預金をするのを中断しようと意見が出たが、逆に裏をかく事ができるとカイジは妙案を思い付き、見事に遠藤や帝愛関係者たちの目を欺いて着実に預金を進める。

道中、オートキャンプ場で出会ったキャンパーとしばしの親交を深める。しかしその翌日、コンビニで食料を購入した際に遭遇した帝愛負債者とのカーチェイスとなり、更には移動の足となる「地球のど真ん中号」がガス欠寸前となるも、名刺を貰ったキャンパーの協力や、カイジの機転でやり過ごす事に成功。その後はキャンパーの石高の自宅に歓迎された上、「地球のど真ん中号」と石高のキャンピングカーを交換した他、不動産屋を営む木崎の助言でアジトとなる5LDKの空家を脱出までの日まで契約し借りる事となる。

家を借りた後、リサイクルショップで嵩張る事が無い必要最低限の家具を購入し、更にカイジ達の動向を推察し心を開いたリサイクルショップの経営者から連絡が着く様に名刺を貰う。一方、カイジはその経営者を帝愛が来た際の非常ベルの様に利用する事にした。アジトに帰還後、カイジ達は今回アジトを手に入れられた幸運を元に意識革命を行う事となり、今後は帝愛の支店が無い鳥取島根の銀行で仮眠有り且つ車中泊0で必ずアジトへ帰還するという預金の旅を行う事が決定となる。
登場人物「賭博黙示録カイジの登場人物」を参照
登場ギャンブル
限定ジャンケン

本作に登場した最初のギャンブル。大型客船「エスポワール」で開催される「第3回・クリエイティブクルーズ」で登場。

参加者それぞれに、星3つと星を貼り付けるマジックテープ、グー、チョキ、パーの3種4枚ずつ、計12枚のカードが配られる。カードを1回につき1枚使用して、他の参加者とジャンケン勝負をする。勝負のやり方は、まず対戦相手を探し、承諾を得たら船内にあるボックスを挟んで1対1で向かい合う。次に「チェック」で自分が出すカードを確かめ、「セット」で伏せて提出(この時点でもう変更は出来ない)。そして「オープン」で同時にカードを公開。勝った者は負けた者から星を1つもらう(あいこの場合は引き分け扱いとなり、星の移動はなし)。使ったカードは結果に関係なくボックスに開いている穴に投入し二度と使用することは出来ない。投入されたカードは即座に自動的に集計される。船内の電光掲示板には「残り時間」と、「グー、チョキ、パー、それぞれあと何枚ずつ残っているか」がリアルタイムで表示される。所持するカードを全て使い切った時点で、星を3つ以上持っていれば「勝ち」となる。

「負け」となる条件は次の通り。
制限時間である4時間終了時にカードを使い切れていなかった場合

制限時間終了時に星が規定数[注 1]に足りていなかった場合

星が無くなった場合

基本的に「負け」となった者は別室送りにされる。ただし例外も存在し、また「負け」とは別に主催者側の判断で別室送りにされる場合もある。別室送りに関する事項は次の通り。
「負け」の条件の1または3を満たした場合は即座に別室送りとなる。

「負け」の条件のうち2のみを満たした状態(制限時間終了時に星が規定未満でカードが0枚)では、本来なら即別室送りとなるべきであるが、この場合に限り10分間の星の売買タイムが設けられ、そこで星が規定に達しなかった場合をもって別室送りの扱いとなる[注 2][注 3]

作中では、ルールで禁止されているカード破棄を行った参加者が別室送りにされている。

他にも、暴力行為については別室送りに処する警告が主催者側からなされている[注 4]


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:321 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef