この記事は特に記述がない限り、日本国内の法令について解説しています。また最新の法令改正を反映していない場合があります。ご自身が現実に遭遇した事件については法律関連の専門家にご相談ください。免責事項もお読みください。
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賭博及び富くじに関する罪
法律・条文刑法185条-187条
保護法益国民の健全な経済的生活の風習
主体人(186条1項は賭博の常習者)
客体-
実行行為各類型による
主観故意犯(186条2項は目的犯)
結果挙動犯、危険犯
実行の着手各類型による
既遂時期各類型による
法定刑各類型による
未遂・予備なし
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表
話
編
賭博及び富くじに関する罪(とばくおよびとみくじにかんするつみ)とは、刑法に規定された犯罪類型の一つ。社会的法益に対する罪に分類される。
目次
1 概説
1.1 保護法益
1.2 違法性阻却
2 賭博罪
2.1 行為
2.2 既遂時期
2.3 一時の娯楽に供する物
3 常習賭博罪
3.1 常習性
3.2 共犯の問題
3.3 累犯加重の問題
3.4 組織犯罪処罰法上の特則
4 賭博場開張図利罪・博徒結合図利罪
4.1 行為
4.2 組織犯罪処罰法上の特則
5 富くじ罪
5.1 富くじの意義
5.2 賭博罪との区別
5.3 行為
6 参考文献
7 関連項目