賢島駅
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賢島駅
北口(2019年10月)
かしこじま
Kashikojima

◄M92 志摩神明 (1.4 km)
南に賢島港、南西に真珠港駅(廃駅)
所在地三重県志摩市阿児町神明747-17.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯34度18分30.57秒 東経136度49分6.91秒 / 北緯34.3084917度 東経136.8185861度 / 34.3084917; 136.8185861座標: 北緯34度18分30.57秒 東経136度49分6.91秒 / 北緯34.3084917度 東経136.8185861度 / 34.3084917; 136.8185861
駅番号 M93 
所属事業者近畿日本鉄道(近鉄)
所属路線M 志摩線
キロ程24.5 km(鳥羽起点)
伊勢中川から66.0 km
電報略号カコ
駅構造地上駅
ホーム4面5線
乗車人員
-統計年度-730人/日(降車客含まず)
-2019年-
開業年月日1929年昭和4年)7月23日
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南口(2014年12月)

賢島駅(かしこじまえき)は、三重県志摩市阿児町神明にある近畿日本鉄道(近鉄)志摩線[1][2]。同線の終点である。駅番号はM93。

英虞湾に浮かぶ賢島の中央部に位置する[3]本州と賢島の距離はおよそ20メートルである[4]
歴史

当駅は志摩電気鉄道の路線計画には入っていなかった。着工直前までは2つ手前の鵜方浜(鵜方駅)を終点とする計画であったが[5]目黒蒲田電鉄幹部に「参宮客を英虞湾まで誘致しなければ利益が見込めない」と指摘され、重役会議で英虞湾岸のかしこ島の真珠港駅まで延長することとなった[6]。当時のかしこ島は真珠養殖場はあるものの無人島であったが、鉄道駅開設を祝し土地が寄付されたことから観光地としての開発が始まり、「賢島」と漢字表記されるようになった[6]。開発目標は、賢島を「海の軽井沢」とすることであった[7]
年表

1929年昭和4年)7月23日:志摩電気鉄道の鳥羽 - 真珠港間開通時に開業[8]

1944年(昭和19年)2月11日:志摩電気鉄道ほか6社が合併、三重交通が発足し同社志摩線の駅となる[8][9]

1964年(昭和39年)2月1日:三重交通の鉄道事業が三重電気鉄道に分離譲渡され、同社の駅となる[8]

1965年(昭和40年)4月1日:近畿日本鉄道との合併により同社の駅となる[8]

1969年(昭和44年)

7月1日:当駅 - 真珠港間廃止[8]。これにより終着駅となる[2]

12月10日:志摩線の鳥羽 - 当駅間が改良工事のため営業休止[8]


1970年(昭和45年)3月1日:志摩線の標準軌への改軌完成[8]。特急ホーム使用開始。村野藤吾が設計した[10] 現行駅舎が完成[3]

1990年平成2年)12月8日:志摩神明 - 当駅間が複線化[11]

1993年(平成5年)9月21日:特急ホームを1面2線から3面4線に増強、旧2・3番のりばを降車ホームに転用。同時に志摩電気鉄道開業当時からの普通列車ホーム(旧1番のりば)を廃止し、北側に新設した特急ホームと同フロアの新ホーム(5番のりば)を使用開始[1]。賢島車庫を廃止し[2]、創業当時からの旧駅舎の一般利用を停止[3]

1994年(平成6年)3月15日:駅改良工事完成[11]

2007年(平成19年)4月1日:PiTaPa使用開始[12]


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