貧乏神が!
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貧乏神が!
ジャンル
シュールギャグ
バトルアクション
ロー・ファンタジー
ハートフルコメディ
漫画
作者助野嘉昭
出版社集英社
掲載誌ジャンプスクエア
レーベルジャンプ・コミックス
(JUMP COMICS SQ.)
発表期間2008年7月号 - 2013年8月号
巻数全16巻
話数全73話
ヴォイスコミック
原作助野嘉昭
放送局テレビ東京VOMIC公式サイト
番組サキよみジャンBANG!
発表期間2010年5月7日 - 5月28日
話数全4話
アニメ
原作助野嘉昭
監督藤田陽一
シリーズディレクター河村智之
シリーズ構成下山健人
脚本下山健人
キャラクターデザイン田辺謙司
音楽浜渦正志
アニメーション制作サンライズ
製作「貧乏神が!」製作委員会
放送局放送局参照
放送期間2012年7月 - 9月
話数全13話
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメ
ポータル漫画アニメ

『貧乏神が!』(びんぼうがみが)は、助野嘉昭による日本漫画作品。『ジャンプスクエア』(集英社)にて2008年7月号から2013年8月号まで連載された。
概要

ジャンプスクエアの前身である『月刊少年ジャンプ』2006年8月特大号に掲載された手塚賞入選作『帰って下さい。』を原案とした、人間のを争奪するコメディ漫画。話数カウントは「Round-」で、各話のサブタイトルにはその話に出てきた台詞(決まり文句)が使われている。

『ジャンプスクエア』2008年5月号に読切『ハイド博士の実験ノート』を掲載してから、わずか2か月後に連載が決定した。連載開始から6か月連続かつカラーページ付きで掲載されたこともあり、通常のページ数を半分に分けたハーフサイズの2本立てを掲載することもある。

単行本第1巻が2008年11月4日に発売されることに伴い、『週刊少年ジャンプ』2008年49号に特別編が掲載されたほか、『ジャンプスクエア』創刊1周年記念として創刊された『ジャンプスクエアセカンド』Vol.002、Vol.003にも番外編が掲載された。

作中には、『週刊少年ジャンプ』および『ジャンプスクエア』で活躍する漫画家や漫画作品を中心としたパロディが多く盛り込まれている。また、オマージュメタフィクション的なギャグも盛り込まれている。

ジャンプスクエアラボ』Vol.2にてテレビアニメ化が発表され、2012年7月から9月まで放送された。また、同年に小説化されている。

2012年4月時点で累計発行部数は100万部を突破している[1]
あらすじ.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。あらすじの書き方を参考にして、物語全体の流れが理解できるように(ネタバレも含めて)、著作権侵害しないようご自身の言葉で加筆を行なってください。(2013年7月)(使い方

異常な幸運で世間のエナジーバランスを乱す桜市子のいる人間界へ、彼女を普通の人間にするために貧乏神界から貧乏神・紅葉が遣わされたことによって騒動が巻き起こされる。
登場キャラクター

この節に雑多な内容が羅列されています。事項を箇条書きで列挙しただけの節は、本文として組み入れるか、または整理・除去する必要があります。(2015年7月)

主要の登場人物には植物)にちなんだ名前が付けられており、性格はその花の花言葉に由来している。また、地名や学校名は六曜に由来している。

担当声優はテレビアニメ版 / VOMIC版の順。1人しか記載されていない場合はテレビアニメ版のキャストとする。
主要キャラクター
桜 市子(さくら いちこ)
声 -
花澤香菜 / 名塚佳織本作の主人公。仏女津市立泰庵高校1年A組の16歳。容姿端麗・頭脳明晰・スポーツ万能・無病息災と(表面上は)薔薇色の人生を歩んできており、「乳子(ちちこ)」という蔑称で呼ばれ、妬まれるほどの巨乳の持ち主[2]。全ては、人間を幸せにする幸福エナジーが生まれつき異常な量で、しかも周囲の人間から幸福エナジーを吸い取るという彼女の特異体質が原因だった。そのせいで貧乏神から狙われる羽目になる。髪色はグレーで目の色は焦茶色、幸福エナジーの発動時は緑色になる(という設定。アニメ版では全編通して緑色になっている)。ただし幸福エナジーの恩恵に胡坐をかいてばかりいた訳ではなく、幼少時から自分が普通ではないことを自覚していたため、勉学においては人並み以上の努力をし、身を守るために武術も嗜んでいた様子[3]。父・一馬によると容姿と性格は母親譲りらしい。父が世界的ミュージシャン、母が宝石ブランドのオーナーという大金持ちの家庭に生まれ、何一つ不自由のない生活を送ってきたが、超多忙な両親はほとんど家に居なかったために、親の愛情を知らないまま育った。そのため性格はかなりひねくれていて、両親の話題に触れられると拒絶反応を起こしており[4]、多忙な両親に代わって生まれた時から傍にいてくれた諏訪野だけが唯一心を許し、慕う人間だった。その経緯から「身勝手な親」というものに対し嫌悪感を抱き、嵐丸や撫子の家庭の事情に介入している[5]。中学までは母親の生家に住んでいたが、高校進学と同時に家を出て今のマンションで暮らしている。かつて些細な感情の縺れからクラスメイトの裏切り(いじめ)を受け、初恋相手との関係も破綻した過去を持つ。その出来事が深いトラウマとなり友人を作ることを恐れるようになった。そのために異性に憧れを持たれ、同性に嫌悪される高飛車な性格を作っていたが、実際は寂しがり屋。当初は無神経な面を持ち他人に無関心な性格だったが、たんぽぽ編後のあたりから紅葉に促されなくとも自身の幸福エナジーを躊躇無く使用するなど、性格の変化が見られる。素の部分で天然ボケな一面があり、その事で騒動の種になったことが多々ある。しかし、クラスメイトの恵汰や嵐丸に対しては多少近い距離を保つようになる。恵汰の家を訪れて以降自分でも理由の分からない苛立ちを覚えていたが、後にそれは自分に無い「家族」を持っていることへの羨望であると気が付いた。また、嵐丸ともイザコザがあったが彼女が自身の過去を知っても「裏切らない」と約束した事から「本当の友達」として和解している。「道子」として石蕗家に世話になった時から恵汰に対し好意を抱くようになっているが無自覚であり、嵐丸や撫子が恵汰を巡って争っていても「楽しそう」と笑って見ていた。短気な所は相変わらずだが性格も丸くなり、友達と出掛けるようになったり食事を摂ったりする事が多くなっている[6]。諏訪野の助言で自炊をするようになり料理が好きになっているが、料理の腕は壊滅的に下手で黒焦げになるか食べ物とは思えない物体が出来上がり、食べた者の殆どが悶絶・気絶している[7][8]。当初から付きまとってくる紅葉を煙たがっていたが、彼女との不器用な友情を見せるようになり、後に「大切な人」と思うようになってきている[9]。そのこともあり文句を言いながらも紅葉を気にかけており「喧嘩するほど仲がいい」関係となっている。また、絆の強さを示すように呼び方も「貧乏神」→「アイツ」→「紅葉」と変わっている。碇の一味の洗脳による裏工作でかつてのトラウマを再現したような周囲の異変に翻弄された挙句、紅葉までもが自分の目の前から消えてしまうという事実を突きつけられ、動揺し何も出来ないまま幸福エナジーを奪われてしまう。しかし神界に帰還しなかった熊谷から幸福エナジーを返され、敢えて自分を突き放した紅葉の言葉の真意に気付く。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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