貞頼親王(さだよりしんのう、貞観18年(876年) - 延喜22年2月8日(922年3月9日))は、平安時代前期から中期にかけての皇族。清和天皇の第十皇子。品位は四品。 貞観18年(876年)に生まれるが、同年に同い年の兄・貞真とともに親王となる。 醍醐朝の延喜4年(904年)延暦寺西塔院に四天王像を納め、延喜12年(912年)には近江国蒲生郡の津田荘を同寺に寄進している[1]。時期は不明ながら四品に叙せられている。 延喜22年(922年)2月8日薨去。享年47。 『尊卑分脈』による。
経歴
官歴
貞観18年(876年)11月25日:親王宣下[2]
時期不詳:四品
延喜22年(922年)2月8日:薨去(四品)[3]
系譜
父:清和天皇
母:藤原直宗の娘
脚注^ 『日本人名大辞典』
^ 『日本三代実録』
^ 『日本紀略』
参考文献
『日本人名大辞典』講談社、2001年