象印マホービン株式会社
Zojirushi Corporation
本社(1 - 4階に入居)
種類株式会社
機関設計監査等委員会設置会社[1]
市場情報東証プライム 7965
象印マホービン株式会社(ぞうじるしマホービン、英: Zojirushi Corporation[3])は、大阪府大阪市北区天満に本社を置く、魔法瓶を中心に炊飯器、電気ポット、ホットプレートなどの調理器具の製造販売を行う電機メーカー。
現在のコーポレート・スローガンは「きょうを、だいじに。」である[4]。 市川金三郎・市川銀三郎兄弟が1918年(大正7年)、大阪で魔法瓶を製造する「市川兄弟商会」を創業し、魔法瓶の内瓶を製造した。1948年(昭和23年)に法人改組した後、本格的に魔法瓶の製造と販売を開始した。 現在は魔法瓶、炊飯器、電気ポット、ホットプレートなど家庭用調理器具、空気清浄機、業務用炊飯器、保温ジャーなどを製造し、IH炊飯器とジャーポットの市場占有率は日本国内1位である[5]。 社名の象は、創業当時は東南アジアなどへの輸出を重視しており、日本語の通じない海外でも一目で自社製品だと伝わるシンボルマークが必要だったため、象が現地の人にも親しみやすく、神聖視されていることや寿命が長く家族愛も強いことから採用に至ったとしている[6][7]。そのため、1958年まで象に王冠を載せたロゴマークと「ELEPHANT&CROWN」を商標登録していた[6][7]。現在はみどり会の会員企業で、三和グループに属している[8]。 なお、同じ大阪府に本社を置く象印チェンブロック株式会社とは特に関係がない。
概要
沿革
1918年(大正7年)5月10日 - 魔法瓶の内瓶の製造を目的に市川兄弟商会を創業する。
1948年(昭和23年)12月29日 - 株式会社協和製作所を設立。魔法瓶の製造・販売を開始する。
1953年(昭和28年)6月 - 商号を協和魔法瓶工業株式会社に変更する。
1961年(昭和36年)11月20日 - 商号を象印マホービン株式会社に変更する。
1972年(昭和47年)12月 - 営業販売部門を象印株式会社として独立。
1986年(昭和61年)
6月23日 - コーポレートアイデンティティを導入し、現在のロゴである ZOJIRUSHI に変更する。従来の「象」マークは大阪本社と大阪工場の壁面に残されたが、それら以外は簡略化したものにマイナーチェンジされ、2009年夏頃からCIロゴに添付される。
9月25日 - 大阪証券取引所市場第2部に上場する[注 1]。
2013年(平成25年)7月16日 - 大阪証券取引所と東京証券取引所との現物株市場統合に伴い、東京証券取引所第2部に上場する。
2016年(平成28年) - アンテナショップ「象印食堂」の展開を開始[9]。
2018年(平成30年)2月5日 - 東京証券取引所第1部に上場する[10]。
事業所等
本社 - 大阪市北区天満1-20-5 UR天満橋北住宅1 - 4階
本社別館 - 大阪市北区天満1-19-9
東京支社 - 東京都港区南麻布1-6-18
まほうびん記念館[11]