豊島
北方から望む豊島
所在地香川県小豆郡土庄町
所在海域瀬戸内海
所属諸島直島諸島
座標.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯34度29分0秒 東経134度4分0秒 / 北緯34.48333度 東経134.06667度 / 34.48333; 134.06667
豊島(てしま)は 瀬戸内海の東部、小豆島の西方3.7kmに位置する島[1]。直島諸島に属す。
行政区分は香川県小豆郡土庄町に属し、島内の大字には豊島家浦(てしまいえうら)、豊島唐櫃(てしまからと)、豊島甲生(てしまこう)の3つがある。国勢調査によると豊島の人口は、867人(2015年)、1,018人(2010年)、1,141人(2005年)、1,327人(2000年)、1,471人(1995年)と緩やかに過疎化傾向となっている。[3].mw-parser-output .toclimit-2 .toclevel-1 ul,.mw-parser-output .toclimit-3 .toclevel-2 ul,.mw-parser-output .toclimit-4 .toclevel-3 ul,.mw-parser-output .toclimit-5 .toclevel-4 ul,.mw-parser-output .toclimit-6 .toclevel-5 ul,.mw-parser-output .toclimit-7 .toclevel-6 ul{display:none} 瀬戸内海の島々のなかでも標高340mもの高い壇山があるため湧水が豊富にあり、棚田が広がり稲作が盛んである島、かつママカリ等の豊富な漁場が近くにあった事から豊かな島「豊島」と名付けられる由来となった。第二次世界大戦後間もない頃までは乳牛が飼われており、また乳児院があったことから「ミルクの島」と呼ばれていた。次いで特別養護老人ホーム、知的障害者更正施設等が作られたことから「福祉の島」と呼ばれ、さらに産廃業者による不法投棄が問題となった後には「ゴミの島」と呼ばれるようにもなった(「#豊島事件(産廃不法投棄)」で詳述)。近年では、不法投棄問題の解決に向けた動きが進む一方で、「瀬戸内国際芸術祭」の会場となり、島内でアート作品が造られたことから「アートの島」と呼ばれることが増えている。 島の西、東、南に集落があり、かつては稲作、ミカン栽培、酪農などの第一次産業が中心の島であった[1]。ノリやハマチの養殖も行われ[1]、「豊島石」と呼ばれる石材も採取される[1]。いずれの第一次産業も衰退傾向にあり、平成22年(2010年)の国勢調査では第一次産業従事者は19.8%、第二次産業従事者は19.5%、第三次産業従事者は60.3%となっている。高齢者率は、2015年(平成27年)時点で50.3%を超えている[1]。 香川県では唯一の乳児院(いわゆる孤児院)である「豊島神愛館
概要