谷浜駅
駅舎(2013年8月)
たにはま
Tanihama
◄有間川 (3.4km) (6.6km) 直江津►
所在地新潟県上越市大字長浜字家の下112[2]北緯37度9分44.59秒
東経138度10分26.31秒
谷浜駅(たにはまえき)は、新潟県上越市大字長浜字家の下にある、えちごトキめき鉄道日本海ひすいラインの駅である[1]。 糸魚川地域鉄道部が管理する無人駅であった。一時期自動券売機が設置されていたが、運賃改定に伴い撤去されている。 2015年3月のえちごトキめき鉄道移管前までは、JR西日本が管理する自社管理駅では当駅が最東端に位置していた。なお、JR西日本線の最東端は直江津駅で会社境界を接するJR東日本の管理であった。特別企画乗車券「北陸おでかけパス」は、2015年度いっぱいまでJR時代と同じく西隣の当駅が最東端の駅となっていたが、2016年4月2日利用分より谷浜駅 - 直江津駅間も周遊区間に追加された。 移管後はJR西日本線の最東端は北陸新幹線上越妙高駅(会社境界を接するJR東日本の管理)、JR西日本自社管理の最東端は大糸線中土駅となった[6]。 地上駅となっており、ホームは駅舎に接して単式1面1線、その奥に島式1面2線の計2面3線を有する[7]。なお、両ホームは跨線橋で連絡している。 この他、構内には側線が数本設けられている。1番のりば西側(糸魚川方)には、かつて貨物発着用ホームとして使用していた側線と車庫がある[1]。 えちごトキめき鉄道への移管後も引き続き無人駅である[8]。駅舎は開業時からの木造平屋建てで、内部には待合室などがあるほか、待合所にはかつて使われていた出札口が残されている[1]。トイレは男女別汲み取り式。 のりばは駅舎側から以下の通り。 のりば路線方向行先 冬の谷浜駅(2005年12月) 2018年(平成30年)度の1日平均乗車人員は20人である[9]。 各年度の1日平均乗車人員は以下の通りである[10]。 年度1日平均 駅北側は海水浴場に近く、夏季は当駅も海水浴客で賑わう[1]。駅東側には北陸線と国道8号を跨ぐ歩道橋が設けられており、海岸へ出ることができる[1]。 駅前には民家のほか民宿や商店がある。 谷浜駅前バス停
目次
1 歴史
1.1 JR西日本時代
2 駅構造
2.1 のりば
3 利用状況
4 駅周辺
4.1 路線バス
5 隣の駅
6 脚注
7 参考文献
8 関連項目
9 外部リンク
歴史
1911年(明治44年)7月1日 - 信越線の支線として直江津駅 - 名立駅間の開業に伴い営業を開始する[1][3][4](一般駅)。
1913年(大正2年)4月1日 - 線路名称が改定される。信越線の直江津駅 - 糸魚川駅間が北陸本線に編入され、当駅もその所属となる[4]。
1969年(昭和44年)10月1日 - 貨物の取扱を廃止し、旅客駅となる。
1984年(昭和59年)2月1日 - 荷物の取扱を廃止する。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道の駅となる[5]。
2015年(平成27年)3月14日 - 北陸新幹線・長野駅 - 金沢駅間延伸開業に伴いえちごトキめき鉄道へ移管[1]。
JR西日本時代
駅構造
のりば
1■日本海ひすいライン上り糸魚川・泊方面
2(使用停止中)
3下り直江津方面
列車運転指令においては、1番のりばが「上り本線」、2番のりばが「中線」、3番のりばが「下り本線」となっている。
2番のりばについては、場内・出発信号機は稼動しているものの架線が撤去されている。
列車接近表示器から流れるメロディーは、1番のりばが「メリーさんの羊」、3番のりばが「草競馬」である。
利用状況
乗車人員
2003年36
2004年39
2005年42
2006年33
2007年32
2008年32
2009年28
2010年26
2011年25
2012年28
2013年31
2014年24
2015年26
2016年28
2017年21
2018年20
駅周辺
たにはま海水浴場[1]
谷浜郵便局
国道8号[1]
路線バス
頸城自動車 30系統(桑取線)
くわどり湯ったり村行/直江津駅前通り経由労災病院行
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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