警部補 矢部謙三
ジャンル刑事ドラマ、コメディ
脚本福田卓郎
高山直也
監督第1シリーズ
木村ひさし
神徳幸治
『警部補 矢部謙三』(けいぶほ やべけんぞう)は、テレビ朝日系「金曜ナイトドラマ」枠(金曜 23:15 - 翌0:15)で放送された日本の刑事ドラマシリーズ。主演は生瀬勝久。
第1シリーズ『警部補 矢部謙三』は2010年4月9日から5月14日まで放送。第2シリーズ『警部補 矢部謙三2』は2013年7月5日から8月30日まで放送[1]。
2017年3月7日から『警部補 矢部謙三?人工頭脳VS人工頭毛(ずもう)?』が、「ビデオパス」と「テレ朝動画」で配信[2]。.mw-parser-output .toclimit-2 .toclevel-1 ul,.mw-parser-output .toclimit-3 .toclevel-2 ul,.mw-parser-output .toclimit-4 .toclevel-3 ul,.mw-parser-output .toclimit-5 .toclevel-4 ul,.mw-parser-output .toclimit-6 .toclevel-5 ul,.mw-parser-output .toclimit-7 .toclevel-6 ul{display:none} 2000年にテレビ朝日系金曜ナイトドラマ枠から放送スタートした、仲間由紀恵・阿部寛主演のドラマシリーズ『トリック』のスピンオフ作品。『トリック』シリーズで、奈緒子・上田の主人公コンビが関わる事件に決まって現れる警視庁公安部の刑事・矢部謙三を主人公とし、矢部が自ら難事件を解決する様を描く。 自称・霊能力者が仕掛けたトリックを暴く『トリック』本編とは異なり、テロや組織犯罪などの大掛かりな事件が主題となっている。内容はミステリ仕立てだが、謎解き部分は矢部の周囲の人物(第1シリーズでは同僚である公安部庶務係の桂美晴と桜木健一郎のコンビ、第2シリーズでは警視総監の娘である御手洗未来)が担い、主人公の矢部は『トリック』同様に役に立たない言動が目立つが、最終的に運と偶然で事件を解決するという構成となっている。 『トリック』と同様にコメディの要素が取り入れられ、台詞や視覚・聴覚的効果内に笑わせる演出が多用されており、話の中でいくつかの「小ネタ」が登場している。既存の刑事・探偵ドラマ作品などのオマージュをはじめ、特撮やスタジオジブリ作品等をもじった名前やパロディ、『トリック』本編で登場した台詞や小道具などが登場し、特撮ネタに至っては、元ネタとなる作品に出演した俳優そのものが出演している。 なお本作は『トリック』劇場版・スペシャル版のPRも兼ねており、第1シリーズでは『劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル』と『新作スペシャル2』、第2シリーズでは『TRICK 劇場版 ラストステージ』の予告映像も流された。 ドラマの収録には千葉都市モノレールが全面的に協力している。ロケに当たり、警視庁の刑事部屋や第九取調室など作中に頻繁に登場する場所のセットが同社の本社社屋内に常設されたほか、車両基地に置かれている展示車両にもドラマ仕様の装飾が施された[3]。 本作が連続ドラマ初主演となる生瀬は、ライフワーク化を期待しており、「つまらないくらい面白くします」とコメントした[4]。 2013年5月23日、7月より第2シリーズが放送されることが発表された[1][5]。スピンオフドラマの続編が作られるのは日本の連続ドラマでは初めてのことである[1]。同年6月23日には制作発表イベントが催された。続編放送の発表と共に、本作の主人公である矢部の頭髪の問題に絡めて23日(=フサフサの日)に行われた[6]。 第1シリーズは平均視聴率が全回2桁を記録。金曜ナイトドラマ枠では2009年1月期放送の『歌のおにいさん』以来。 宮崎放送(MRT)では、木曜23:55 - 24:55(2010年10月7日 - 11月11日)に放送された(『トリック』は放送されず)。 テレ朝動画では第1シリーズ全編が配信されている。 ★が付いている人物は、トリック本編にも登場。
概要
放送・配信
登場人物
メインキャスト
矢部謙三(やべ けんぞう)
演 - 生瀬勝久★[7](中学時代:吉井克斗
秋葉原人(あきば はらんど)
演 - 池田鉄洋★警視庁公安部公安課→警視庁公安部公安課第九取調室員。警視庁公安部刑事で階級は巡査部長。矢部の3人目の部下。常に矢部に傾倒する電脳オタク。パソコンやその他の電子機器を使ったハイテク捜査で矢部をサポートする一方、電波の届かない場所では役に立たないことも。常にヘラヘラした表情かつ天然で空回りしがちな行動が多いが、矢部救出のために大胆な作戦を講じたり、モールス信号を理解できたりと意外に頭脳が明晰である。[9]紙袋の他に大きなアルミ製ジュラルミンケースにノートパソコン型自作スマートフォンを入れて、持ち歩いている。第1シリーズでは物語冒頭ではナレーションを担当し「……それが矢部謙三である!」の一言で締めるが実際は矢部の付近で叫んでいるだけであり、そのことについて彼に突っ込まれている。第2シリーズでは矢部が単独で捜査に駆り出される事で置いてけぼりをくらい、未来と共に別行動を取る事もある。かつては浦野一美[10]のファンだったが、現在はナビラ・ラトナ・アユ・アザリア(JKT48)のファン[11]。