警視庁文書捜査官
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警視庁文書捜査官
著者
麻見和史
発行日2015年1月31日
発行元KADOKAWA
ジャンル小説
日本
言語日本語
形態四六判
ページ数304
公式サイトwww.kadokawa.co.jp/
コードISBN 978-4-04-101988-7
ISBN 978-4-04-104619-7文庫本

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『警視庁文書捜査官』(けいしちょうぶんしょそうさかん)は、麻見和史による書き下ろし小説、および小説のシリーズである。2015年1月31日KADOKAWAから書き下ろし小説として刊行された。

2018年からテレビ朝日系で『未解決の女 警視庁文書捜査官』のタイトルでテレビドラマ[1]。主演は波瑠[1]
あらすじ
警視庁文書捜査官
大学で文章心理学を専攻していた鳴海理沙は、
警視庁捜査第一課科学捜査係文書解読班、通称「資料保管室」という部署に配属されており、唯一の部下である矢代朋彦とともに、主に捜査資料を整理・分類する仕事を行っている。ある日、理沙たちは、杉並区荻窪2丁目で起きた殺人事件で初めて出動する。被害者の男性の遺体は、右手が切断されており、現場には、裏にメモ書きのあるレシートの他、不可解なアルファベットの文字列が印刷されたカードが残されていた。
永久囚人 警視庁文書捜査官
ある年の4月、理沙が班長を務める文書解読班は、これまでの功績が認められ、新しく夏目静香がメンバーに加えられる。しばらくの後、文書解読班に出動命令が出され、理沙たちは下高井戸1丁目の事件現場へ急行する。遺体はワイヤーでぐるぐる巻きにされており、近くにはダイイング・メッセージが残されていた。やがて遺品の中から、『永久囚人』という幻想小説の2ページ分を撮影した画像が見つかる。
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この節の加筆が望まれています。

鳴海理沙
警部補。文字フェチ。甘党。捜査一課科学捜査係文書解読班主任。モデルのような美人だが、いわゆる「残念」な女性。現場に文字の謎が潜んでいると、目の輝きを変えて饒舌、活発、行動的になる。過去に酷いいじめに遭っており、特定のタイプの女性と会話することが酷く苦手。相対すると青ざめ寡黙になるか異様に饒舌になってしまうため、聞き込みの際には矢代だけ、後に矢代と夏目が行くことが多くなり、理沙自身は本部に残って文字の謎を解くことに集中するようになる。大学教授や古書店などに伝手を持ち、捜査に行き詰まったり探し物がある時には彼らの協力を仰ぐことも多い。
矢代朋彦
巡査部長。活動的。捜査一課科学捜査係文書解読班所属。捜査一課への配属を望んでいたため所轄刑事から異動になって喜んだものの、前線での捜査が通常はできない部署ということで初期は落胆し、早く手柄を立てて「捜査ができる捜査一課」に異動したいと希望していた。紆余曲折あって、後に今のチームをまとめて行きたいと望むようになる。性格は我慢強く、所轄刑事時代に何度も地道に足で捜査をして成果をあげてきたため「お遍路さん」というあだ名を持っている。聞き込みが苦手な理沙に変わって、初期は一人で、夏目が来てからは武闘派の夏目と一緒に外回りを担当。理沙の所轄時代の話を除き、シリーズを通じて基本は彼の視点で話が進む。苦労性。
夏目静香
巡査。捜査一課科学捜査係文書解読班所属。身長179.8cmほどと体格の良い武闘派で、頭脳より肉体派だと自ら公言している。特技は剣道。納得できないと上司にも意見を述べるある意味怖いもの知らずのマイペースだが、正義感は人一倍。共感しやすく、被害者遺族への聞き込みではよく感情移入しすぎて泣いたり、想像を膨らませ過ぎて妄想が突っ走ることも多い。腐女子で、理佐に手伝って貰って一次創作のBL同人誌を作ってイベントに参加したこともある。体育会系のため上下関係には厳しく、自分より後輩に当たる谷崎を指導する。口癖は「意見具申!」。
谷崎廉太郎
巡査。捜査一課科学捜査班所属。元はIT企業に勤めていた転職組だが、性格に少々難があり、自分には才能があるのに周囲が理解してくれないと思っている。その性格のため、現在所属しているIT関係の部署では扱いにくい存在とされていたが、ITに弱い文書解読班の助っ人として幾度も捜査を手伝い、成果をあげて褒められたりすごいと喜ばれることが増えるうち、文書解読班メンバーとの間に仲間意識のようなものが芽生えてきている。褒められたり煽てられると、ふふん、と得意げになるクセがある。当初はエリート意識が酷かったが、夏目による厳しい指導の結果、現在は鼻につく部分が減り、上司や先輩の言うこともきちんと聞くようになった。
書籍情報

警視庁文書捜査官

2015年1月31日、
KADOKAWA ISBN 978-4-04-101988-7 / 2017年1月25日、角川文庫ISBN 978-4-04-104619-7


永久囚人 警視庁文書捜査官

2017年3月25日、KADOKAWA、ISBN 978-4-04-104609-8 / 2018年4月25日、角川文庫、ISBN 978-4-04-106996-7


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