謎の老婆
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謎の老婆(なぞのろうば)は、1999年から2001年にかけて放送された日本テレビ系バラエティ番組『週刊ストーリーランド』内で放送されたアニメの登場人物、およびそのシリーズ作品である。
概要

当番組を象徴する人気シリーズで、最多となる28作品が放映された。「不思議な商品シリーズ」とも呼ばれる。アニメーション制作は東京ムービー、老婆の声は堀絢子が担当している。

街角で露店を開いている謎の老婆から不思議な商品を買った客が、商品の効力によって人生を変えられていくという、藤子不二雄Ⓐの『笑ゥせぇるすまん』にも似たコンセプトの話だが、本質は「便利な道具を手にした登場人物たちの人間性」だとされる。

初回の「使えないライター」は江坂遊の『無用の店』が原作、それ以降の話も一部作品のショートシナリオをアレンジしている。
内容

老婆は町の通りや路地に佇んで、露店を開き、不思議な商品を販売している。老婆の素性は全編を通して一切不明。

商品の購入者はその商品の力を使って一時は幸せになるものの、最後は買った者が破滅に追いやられたり、最悪の場合は死亡したりする。この結末を招く主な原因は、購入者が商品を使った事で欲を出し過すぎて調子に乗ってしまった、またはその商品の効果の意味を甘く見てその本質の部分を理解していなかったなどが挙げられる。もちろん、その商品のおかげで命拾いしたり、大きな幸せを掴んだりするなどハッピーエンドもある。その場合は購入者が他人の利益のために行動したり、私利私欲のために他人を犠牲にしてはならないという善の心の持ち主だったという展開が多い。中には一見するとバッドエンドを迎えた者もいるが、当の購入者自身はその結果にまったく後悔してはいないなど、購入者の考え方によっては幸せになったというハッピーエンドや、購入者にとっては幸せであるが購入者以外の第二者にとっては疑問を抱くなど考えが異なる結末があるといった、登場人物や視聴者によってハッピーエンドかバッドエンドかの解釈が異なるメリーバッドエンドと呼ばれるものもある。時折、物語の最後に老婆が現れ、視聴者に向かって「商品をどう使うかは、お買いになった方の心掛け次第でございます」と言うことがあった。

老婆が販売する商品の値段はいつも同じとは限らず、新しい商品を買うたびに値段が上がっていくケースが殆ど。商品の高額さに驚く客も多く、不満気の言葉を発するも、老婆は「高いか安いかそれは、お客様のお考え方次第でございます」と返答するのみ。ただし、1回だけ老婆に値切ってもらったことがある(ひかる懐中電灯)。もちろん、おつりもある(おくれる紙袋、節約する携帯電話)。28作品中に登場した商品の中で、最も安かった金額は50円(最後のパチンコ玉、最後の年賀状)、最も高かったのは100万円(ぴったりの時計、生み出すビニールハウス)。作品によっては値段について触れられていないものもある。また、一度買った商品は何がどうであれ返品できない。商品と値段が全く釣り合わないことも多く、そのため一度購入の意思を見せたものの、値段が思ったより高額だったため商品の購入を拒否したが、老婆に法外なキャンセル料(売値の9割)を請求され、結局買わされてしまったケースもあった(すすんでる新聞受け)。これとは別に通信販売だった回があり、商品の効果がわかる説明書が付いていた。

商品は効果を発する直前に青白く光る(客には見えていない)。多くは客にメリットを持つ商品ばかりだが中にはデメリットしか持たない商品も存在する。商品の効果はその名前にまつわる事が起こるが、その内容は「お買いになった方だけ」が分かり、商品名以外の説明は一切しない。中には客が想像した効果と違う結果になることもある。

老婆は、買うつもりではないのに金を差し出す客に対しては必ず「お買い上げありがとうございます」と言って無理やり購入させ(終わらないピストル、なくなる石鹸)、また硬貨を偶然落とした先が老婆の店で、それを勝手に代金にして有無を言わさず売りつけることもあった(ほんとうのゴミ箱)。

1種類の商品は2つ以上同じ物は存在せず、客が「もうひとつないか」と尋ねても、「○○はあれだけでございます」と返される。場合によっては、購入希望者が「?のような商品は無いか」という注文に応えて商品を出す場合もある(ふえる貯金箱など)。販売が終わった後、老婆は消えてしまうこともある。

老婆役の堀絢子は「最後に救われるお話が好きです」と語っており、視聴者に向けても「救いのない話の方に喜んで頂かない方がありがたい」と言っている[1]
老婆の決まった台詞
「『○○』という意味でございます」
客が札に書かれている抽象的な商品名の意味を尋ねたときに返答する。○○は、品目の前についている抽象的な言葉であり、詳細は説明しない。
「それはお買いになった方だけが解るのでございます」 / 「ですから、『○○』という意味でございます」
基本的に、それでも客が商品名の意味を尋ねてきたとき(客が「だから、『○○』の意味は?」等と言った場合)にこの台詞で返答する。
「○○円でございます」
客がその商品の値段を尋ねられた場合に答える。
「高いか安いかは、お客様のお考え次第でございます」
客がその商品の値段が高いと不満気な言葉を発した場合に言う。
「お買い上げありがとうございます」
客が商品を買ったとき(客が買うつもりでないのに金を差し上げた場合も)に発する言葉。
「一度お買いになったものは返品できないのでございます」
客が買った商品が要らないと返そうとした時に発する。当然返品は出来ない。唯一の例外として「すすんでいる新聞受け」は返品を認める条件としてキャンセル料9割を請求した(結局 返品はしなかった)。
「○○(商品名)はあれだけでございます」
客が買った商品がもう一つ有るかと尋ねてきたときに言う。前述の通り同じものは無い。
「それは、よろしゅうございました」 / 「それは、ようございました」
客が商品で幸運に恵まれたことを報告したとき。
「商品をどう使うかはお客様のお考え次第でございます」
客が商品に不満などの文句が来たとき。
「……」
客が、上記以外の質問をした際は答えない。

なお、買い慣れた購入者が老婆の台詞を真似したり、一緒に同じ台詞を言うのも一種のお約束となっている(「使えない定期券」や「すすんでいる自転車」など)。
紹介された商品と効果
使えないライター
シリーズ最初の商品。持っているだけで自然と喫煙意欲がなくなり、無理せず禁煙できる。価格1万円。
使えない消しゴム
持っているだけで誤字脱字などのミスがなくなり、完璧な書類が作れるようになる。価格1万円。
使えない定期券
持った途端、いきなり副社長に昇進し、電車通勤(定期券)の必要のない送迎付きの車で通勤するようになった(すなわち、重役に出世する)。価格5万円。
使えない棺桶
主人公は購入後、工事現場で落下してきた鉄骨の直撃を間一髪で免れ、「死なない棺桶」と解釈し、永久の命を手に入れたと思い込んでいた。そして、夜のパーティーでそれを証明してみせると息巻き、崖から飛び降りてそのまま死亡してしまう。遺体は見つからずじまいとなり、「使えない棺桶」の本当の意味は「死体があがらなければ、棺桶は使えない(すなわち、この棺桶を持っていると死体は永遠に発見されない)」というものだった。価格10万円だが、主人公はそれより多額の金額で購入しようとした。
ほんとうのゴミ箱
普通にゴミを捨てても弾いてしまい、捨てることはできないが、紙に捨てたいものを書いてゴミ箱に捨てればその物が消えてなくなる(ゴミ箱の裏側に説明書がついている)。名前さえ分かればどんな大きいものでも可能。さらには体の一部(脂肪など)や借金のローン、人間さえも消せる。ただし、壊れてしまうと今まで消したものが全て戻ってしまう。価格100円。
使えない傘
持っている限りどんな
雨男でもずっと晴れてくれる。ただし、失うと効果は消える。価格1万円。
使えない消火器
持っている限り自分の周りに火が寄り付かなくなる。ただし、消火栓なども使えなくなってしまう。こちらも壊れると効果が消える。価格2万円。
ほんとうの留守番電話
見た目は普通の留守番電話だが、独自の意思を持っており、泥棒が来れば追い払い、寝坊すれば先方に連絡し、母から電話が来れば相手をするなど、「本当に留守を守ってくれる電話」だった。FAXも送れるが、文章によっては勝手に内容を書き換える。反抗しようとすると、電話のヒモで使用者を縛り付ける。価格5万円。
ぴったりのベルト
そのベルトにサイズが合わなくても、一晩でそのベルトに合った体にしてくれる。価格5000円。
ぴったりの眼鏡
かけるとファッションセンスが良くなりシチュエーションにぴったりの服やメイクが出来るようになる。さらに度数も合っているので、物がはっきりと見えるようになる。エピソードが再放送された際にはこの商品は割愛された。価格1万円。
ぴったりの口紅
塗るとその場のシチュエーションにぴったりの言葉がしゃべれるようになる。価格5万円。
ぴったりの時計
どんなに忙しくても時間を守れるようになる腕時計。時には持ち主の命を守れるように時間がずれることがある。価格は最高額の100万円。
すすんでいる帽子
被るだけで学習意欲が湧き、勉強が捗る(進む)ようになる。価格1000円。購入者曰く、デザイン自体も「進んでる(悪くない)」とのこと。


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