論理演算子(ろんりえんざんし、英: logical operator)は、コンピュータ・プログラミングや命題論理等[注釈 1]における論理演算の演算子の総称である。
論理「論理演算#演算の種類」を参照
多くのプログラミング言語では、論理積と論理和および否定のための演算子が用意されている。C言語やその影響を受けた構文を持つ言語では、論理積の演算子に .mw-parser-output .monospaced{font-family:monospace,monospace}&&, 論理和の演算子に ||, 否定演算子に ! が用いられる。Pythonなどでは論理積の演算子に and, 論理和の演算子に or, 否定演算子 not が用いられる。 多くのプログラミング言語において、論理積および論理和の演算は短絡評価される。例えば、論理積 expr1 AND expr2 は左側の式から順に評価され、expr1 の値が偽なら expr2 を評価せず論理積の値を偽とする。同じく論理和 expr1 OR expr2 は左側の式から順に評価され、expr1 の値が真なら expr2 を評価せず論理和の値を真とする。 JavaやC#では加えて、論理積の演算子として &, 論理和の演算子として 。も使用できる。前者と後者の演算子の違いは、短絡評価を行うかどうかである。Java などの言語において、&& および |。は短絡評価を行い、& および 。は短絡評価を行わない。
コンピュータ・プログラミング
注釈^ 述語論理や各種の非古典論理