諏訪湖
小淵沢付近上空から見た諏訪湖
所在地 日本
長野県
位置.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯36度02分57秒 東経138度05分07秒 / 北緯36.04917度 東経138.08528度 / 36.04917; 138.08528
諏訪湖(すわこ)は、長野県岡谷市、諏訪郡下諏訪町、諏訪市にまたがる[1]湖。河川法では、天竜川(一級河川)水系の一部として扱われる。湖沼水質保全特別措置法指定湖沼。 新生代第三紀の終わり頃からの中央高地の隆起活動と糸魚川静岡構造線の断層運動によって、地殻が引き裂かれて生じた構造湖(断層湖)である。また、糸魚川静岡構造線と中央構造線が交差する地で、諏訪湖を取り囲むように諏訪湖南西側には諏訪湖南岸断層群が、諏訪湖北東側には諏訪断層群がある[2]。「かつて、諏訪湖からの水は東の釜無川方面に流れていたが、八ヶ岳からの噴出物によって堰き止められ、南下するようになった」との説がある[3]。時代が下るにつれて、流入河川からの土砂の堆積や護岸工事などにより、面積は徐々に縮小している。 長野県中部の諏訪盆地に位置する。面積は12.81平方キロメートルで、長野県内最大の湖沼である。 平均滞留時間は3日から120日(平均40日程度)と変動が大きく[4]湖水の水質は流入河川からの流入量(流域の降水量)と水質変動の影響を強く受ける[5]。したがって、歴史的に流域の暮らしの変化により水質も大きく変化してきた。 諏訪湖はかつて非常に水質のよい湖であり、江戸期には琵琶湖や河口湖からの蜆が放流され漁業も行われていた。しかし、戦後の高度経済成長期にかけて農地からの化学肥料由来の栄養塩類[5]や生活排水などにより湖の富栄養化が進み、過栄養湖[6]へと変化した。
地学的知見
地理
地溝湖諏訪湖と諏訪盆地空撮。幾つもの地溝が集まる
立石公園からの眺め
中央自動車道諏訪湖サービスエリアから見た諏訪湖(2018年7月21日撮影)
諏訪湖南端よりのパノラマ(諏訪湖サービスエリア付近からの撮影)
釜口水門付近から
総貯水量:62,987,000立方メートル
滞留時間:39日
流域面積:531.8平方キロメートル
流入河川数:上川、宮川など計31河川
流出河川:天竜川(岡谷市)のみ(釜口水門によって流出水量が調整されている)
水質
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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