誰かが私にキスをした
Memoirs of a Teenage Amnesiac
監督ハンス・カノーザ
脚本ガブリエル・ゼヴィン
原作ガブリエル・ゼヴィン
出演者堀北真希
松山ケンイチ
手越祐也
アントン・イェルチン
桐島かれん
エマ・ロバーツ
桐谷美玲
清水美沙
渡部篤郎
主題歌Kylee「キミがいるから」
撮影ジャロン・プレサント
『誰かが私にキスをした』(Memoirs of a Teenage Amnesiac)は、ハンス・カノーザ監督、堀北真希・松山ケンイチ主演、2008年制作、2010年公開の日本映画である。 2008年11月24日に、堀北真希・松山ケンイチを主演に、日米の俳優・スタッフで製作する映画の製作発表が行われた。監督は、アメリカで活躍するハンス・カノーザ。原作はカノーザ監督作品の脚本を手掛けてきた、ガブリエル・ゼヴィンの小説『失くした記憶の物語』 Memoirs of a Teenage Amnesiac (2007) 。製作発表時の邦題は『ナクシタキオク』であった。クランクインは2008年11月26日、クランクアップは2009年1月初旬。 本来は、アメリカで製作・撮影する予定であったが、「日本を舞台にし、文化のぶつかり合いも絡んだ深みのある物語になって面白くなる」という監督の考えで、日本の映画会社に企画を持ち込んだことで制作が開始された。原作のハイスクールから東京のアメリカンスクールに設定変更し、スタッフ以外はすべて日本仕様で撮影が行われた。そのため、本編の約5割が英語による会話になった。 製作発表から長らく公開時期が未定であったが、2010年3月の公開が正式に決定したことを2009年10月11日に発表した。それと同時に邦題が『ナクシタキオク』から『誰かが私にキスをした』に変更されたことも発表された。 全国247スクリーンで公開され、2010年3月27-28日初日2日間で動員3万8,598人、興収4,890万9,800円になり映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場第10位となった[1]。 東京のアメリカンスクールに通う、ごく普通の高校生・ナオミ。だが恋をした次の日、彼女は過去4年間の記憶を失ってしまう。やがて自分自身を見つけ出し、記憶を取り戻したナオミは、本当の自分、本当に愛しているものを探していく。
概要
あらすじ
キャスト
ナオミ - 堀北真希
ユウジ - 松山ケンイチ
ミライ - 手越祐也
エース - アントン・イェルチン
Alice Leeds - エマ・ロバーツ
Winnie - Kylee
ユミ - 桐谷美玲
ミライの母 - 清水美沙: アメリカンスクールの教師。
リサ - 桐島かれん: ナオミの父の恋人。
ナオミの父 - 渡部篤郎: 男手一つでナオミを育てて来た。
スタッフ
監督 - ハンス・カノーザ
原作・脚本 - ガブリエル・ゼヴィン
製作者 - 遠藤茂之、北川直樹、木下直哉、堀義貴、鳥嶋和彦、篠田芳彦
プロデューサー - ウェンディ・リーズ、 片岡公生、クエイシー・コリソン、原田典久、ハンス・カノーザ、杉山剛、高橋雅奈
コー・プロデューサー - アッシュ温井
ライン・プロデューサー - 姫田伸也
アソシエイトプロデューサー - 栗生一馬、ジュン・サンダース
脚本協力 - 永津愛子
撮影 - ジャロン・プレサント
照明 - 和田雄二
美術 - 金田克美
衣装 - 小川久美子
ヘアメイク - 川野由佳里
録音 - 岩丸恒
スクリプト・スーパーバイザー - ジョイ・ナカガワ
助監督 - 井上隆
制作担当 - 雲井成和
プロダクション・コーディネート - 坂井清子
通訳 - 大倉美子
通訳 / 現場通訳 - 石丸由記
セカンドユニットディレクター - マイケル・サンダース
監督助手 - 甲斐聖太郎、國松秀雄
Bカメ撮影 - ヒロオ・タカオカ
特機 - 実原康之
キャスティングマネージャー - 齋木惠子
キャスティングアシスタント - 安住啓太郎
制作主任 - 土田守洋、三浦吉弘
制作進行 - 須佐美大誠
製作デスク - 古賀華江、横山ふみ
アシスタントプロデューサー - 伊集院文嗣
製作協力 - 葵プロモーション、シネカノン
製作委員会 - 東映、木下工務店、ヒューマントラスト、東映ビデオ、ハピネット、集英社、ホリプロ、ADK、ADKアーツ、アイディアバンク&クリエイション、ソニー・ミュージックエンタテインメント