読売新聞西部本社
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読売新聞(西部)

読売新聞西部本社
種類日刊紙
サイズブランケット判

事業者株式会社読売新聞西部本社
本社〒810-8581福岡県福岡市中央区赤坂1-16-5
代表者代表取締役社長 国松徹
創刊1964年9月23日
言語日本語
価格1部 朝刊150円、夕刊50円
月極 朝夕刊セット4,400円
統合版3,400円
発行数46万3708部
ウェブサイト ⇒www.yomiuri.co.jp/kyushu/
株式会社読売新聞西部本社


本社所在地 日本
〒810-8581
福岡県福岡市中央区赤坂1-16-5
事業内容九州及び山口県においての読売新聞を発行
設立2002年7月1日
業種情報・通信業
資本金1億円
従業員数404人
主要株主株式会社読売新聞グループ本社
関係する人物杉山美邦(元社長)
特記事項:
発足当初は読売興業株式会社(後の株式会社よみうり)の新聞発行部門としての位置づけだったが、2002年7月1日の読売新聞グループの再編により独立した会社として「株式会社読売新聞西部本社」が設立された。
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読売福岡ビル(福岡市中央区。北九州市に本社があった時代、このビルに読売新聞福岡総局〔後に福岡総本部〕が入居していた)北九州総本部が入居する新小倉ビル(北九州市小倉北区

株式会社読売新聞西部本社(よみうりしんぶんせいぶほんしゃ)は、九州・山口地方全県向けに読売新聞を印刷・発行する読売新聞の地域本社である。読売新聞東京本社読売新聞大阪本社と共に読売新聞グループ本社の子会社の一つである。2014年9月23日に発刊50周年を迎えた。
歴史
創刊

1964年(昭和39年)9月23日福岡県北九州市小倉北区砂津中津口(現・明和町1-11)に於いて「読売新聞」の西部版第一号を発刊(それまでは大阪本社が九州本島向けに『九州版』、山口県向けに『山口版』を発行していた)。当時の読売新聞西部本社は、読売巨人軍の運営会社、読売興業株式会社(後に『株式会社よみうり』に商号変更。当時は広義のフランチャイズ契約に同じ)の一事業として発足した。西部本社の設立で、東日本ブロック紙から始まった読売新聞は、全国紙としての体制を整えた。
戦時中に九州日報を経営

第二次世界大戦前の1940年(昭和15年)に、東京の読売新聞社は福岡県内で発行されていた「九州日報」(玄洋社系の新聞)の経営権を獲得したが、戦時下における政府・軍部によるマスコミ統制策「一県一紙令」により、九州日報は「福岡日日新聞」に統合され、「西日本新聞」となった。西日本新聞は中日新聞北海道新聞と異なり、旧福岡日日の紙齢(創刊からの号数)をそのまま引き継ぐなど、福岡日日を衣替えした形をとった。また、「長崎日日新聞」(現在の長崎新聞)の経営にも関わっていた。
創刊までの経緯

読売新聞は、1952年大阪市大阪讀賣新聞社(現:読売新聞大阪本社)を設立し、念願の西日本進出を果たした。その後、東京の読売新聞社(現:読売新聞東京本社)が1959年北海道札幌市読売新聞北海道支社を、1961年富山県高岡市読売新聞北陸支社をそれぞれ設置して現地印刷を始めたが、九州には読売新聞の発行本社が無く(ただし、大阪本社が1952年の創刊当初から西部版創刊までの間九州版として発行していた時代があった)、1962年、当時の読売本社会長・正力松太郎は、当時の大阪読売社長・務臺光雄に読売新聞の九州進出を命じた。務臺は名古屋市への読売進出を願望していたが、最終的に正力の計画だった九州に発行本社を置くことになった[注 1]。読売の九州進出は先述の九州日報買収で実現したものの、新聞統制で福岡日日新聞と統合して「西日本新聞」となったため、改めて正力は九州進出を提唱した。戦前の九州は、北九州が日本の「西部」の中枢都市であったことや、1970年まで西日本(中国四国・九州)で最大の都市でもあったことから、朝日新聞毎日新聞の西部本社が所在する小倉市(現在の北九州市小倉北区)に読売も九州の拠点を置くことを決めた。1962年、小倉市に事業に必要な社屋を建てる用地を確保。新聞発行業務を読売興業に委ねる形にした。そして、創刊間近の1964年9月、社屋ビルが完成し、9月23日付から読売新聞西部版の第1号が発行された。創刊当初は、大阪本社で製作された紙面をファクシミリで北九州に送り、北九州で製版して印刷する方式だった。
地元放送局のネット再編

読売新聞の九州進出が発端となって、西日本新聞を発行する「西日本新聞社」はこれに反発した。その後5?6年にわたって続く、山口県を巻き込んだ、テレビ放送の再編にまで発展した。以下、要点を述べる。
1958年8月に開局した西日本新聞グループのテレビ西日本(TNC)は、当時の資本関係で日本テレビ(以下、日テレ)の系列下にあった。一方、山口放送(KRY)も日テレ系列下だったが、1961年(読売西部本社事業開始前)に開局した、KRYが運営するもう一つのテレビ局・関門テレビ局(KRY関門テレビジョン放送支局、JOPM-TV)は、TNCとエリアが重複するため、KRY本局とは全く別の番組を編成していた(山口放送#テレビネットワークの変遷を参照)。

別項にも記載の通り、西日本新聞の沿革には読売新聞が関わっており、読売の九州進出まで両者は協力関係にあった。しかし、西日本新聞は正力が打ち出した読売の九州進出によって、TNCが読売の広告媒体として利用されることを危惧した。また、西日本新聞社内でも合併前の九州日報系(読売と親密)と福岡日日新聞系(読売と対立)とで、読売新聞との関係性に温度差があった。

福岡日日新聞系の役員を中心に読売の九州進出に反発した西日本新聞の意向で、TNCは1963年に、読売新聞・日本テレビの反対を押し切りフジテレビから要請された『三匹の侍』のマイクロネットを受け入れ、翌1964年10月、フジテレビ系列下に移行した。西日本新聞はフジサンケイグループ産経新聞とは主義・主張が正反対だったが、古くから販売・人的な面などで協力関係にあったことが、フジ系移行の決め手となった。そのあおりで、それまでフジテレビ系と日本教育テレビ(NET、現:テレビ朝日)とのクロスネットとして両局の番組を放送していた九州朝日放送(KBC)は、系列を一本化してNET系列の九州地区フルネット第1号となる(九州朝日放送#ネットワークの変遷を参照)。これに伴い、関門テレビ局は、KRY本局と同じ日テレ系列中心の番組編成ができるようになった[注 2]。この1局2波体制のため、西部版創刊当初の山口放送のテレビ欄(福岡・山口版)では、番組表も「KRY山口 関門局」「KRY山口 徳山・萩・岩国局」とで分けて掲載していた。


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