誠文堂
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誠文堂新光社
正式名称株式会社誠文堂新光社
英文名称SEIBUNDO SHINKOSHA
前身1935年、新光社を吸収合併、株式会社誠文堂新光社となる
現況事業継続中
種類
株式会社
市場情報非上場
出版者記号416
取次コード3854
法人番号9010001004123
設立日1912年(明治45年)6月1日
代表者小川雄一(代表取締役社長
本社郵便番号113-0033
本社所在地東京都文京区本郷3-3-11
資本金484,500,000円
従業員数80名
ネット販売自社サイト、オンライン書店
定期刊行物#現在出版している雑誌・ムックを参照。
出版以外の事業電子出版
得意ジャンル科学・技術、生活・文化、ペット
外部リンク ⇒http://www.seibundo-shinkosha.net/
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株式会社誠文堂新光社種類株式会社
市場情報非上場
本社所在地 日本
113-0033
東京都文京区本郷三丁目3番11号
法人番号9010001004123
代表者代表取締役 小川 雄一
資本金資本金等 9500万円
純利益1278万3000円(2018年09月30日時点)[1]
総資産32億0150万7000円(2018年09月30日時点)[1]
決算期9月末日
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株式会社誠文堂新光社(せいぶんどうしんこうしゃ)は、東京都文京区に本社を置く日本出版社
概要

1912年明治45年)6月1日茨城県出身の小川菊松は、大口雑誌を扱う大取次至誠堂から独立し、東京市内を回る書籍専門小取次として誠文堂を創業する[2]

設立翌年の1913年(大正2年)より出版業に参入。最初の出版物は1913年9月21日付発行の渋川玄耳『わがまゝ』であった[3]。出版業の方が当たったため、1916年(大正5年)頃から取次販売を放棄して出版業に専念することになった[4]

1935年昭和10年)、新光社を吸収合併して現社名になる[5]

合併直後から太平洋戦争時中を除く昭和40年代頃までは園芸植物熱帯魚輸入代行及び駅留めでの通信販売も業務としており、ペット関連、理工学人文科学、デザイン、美術、教育など学術書、及び児童書分野で知られる。

小川菊松は、『最新愛犬読本』『猟犬銃猟射撃事典』『出版興亡五十年』など自著を同社から発行する他、日本の近代出版史に功績を残すも、1962年(昭和37年)7月3日、体調不良により自宅で散弾銃を用いて自殺する。

1998年(平成10年)、不動産事業の失敗から経営危機に陥る。このため、1998年9月10日、出版営業権を株式会社朋文社に譲渡するとともに、同日付で朋文社の社名を「誠文堂新光社」(新)と改めた[6][7][8]。誠文堂新光社(旧)は株式会社誠新エステートに社名を変更するとともに、債務を引き継いだ[8]。なお朋文社は、1997年10月に誠文堂新光社(旧)の事業部制の一環として設立されたものである[9]。新体制移行にともない、社員は78人から52人に削減され、雑誌のうち『ハーブ』『ねこ倶楽部』は休刊となり、『ブレーン』は宣伝会議に譲渡された[9]
新光社

新光社は1916年(大正5年)9月、仲摩照久によって設立され、『科学画報』『少年グラフ』『無線科学講座』『万有科学大系』などを発行したが、1926年(大正15年)1月10日、負債総額28万円を抱えて倒産。このため、仲摩と交流のあった誠文堂社長の小川菊松が救済に乗り出し、同年9月、新たに株式会社新光社を設立して事業を継承。社長には小川が収まり、仲摩は重役となった。その後、仲摩から小川に、新光社を買い取ってほしいとの申し出があり、1935年(昭和10年)4月30日、誠文堂に吸収合併された[5]
現在出版している雑誌・ムック
雑誌

子供の科学(1924年創刊)

無線と実験(1924年創刊)

農耕と園芸(1946年創刊) - 前身は『実際園芸』(実際園芸社→誠文堂→誠文堂新光社、1926年 - 1941年)、1946年の改題・再創刊時に巻号数はリセットされている

アイデア(1952年創刊)

天文ガイド(1965年創刊)

フローリスト(1984年創刊)

ムック

デザインノート
(2004年創刊)

イラストノート(2006年創刊)

年鑑

天文年鑑 - 新光社(1928年版 - 1932年版)→恒星社(1933年版 - 1938年版)を経て1949年版から誠文堂新光社発行

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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