誘う女
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誘う女
To Die For
監督
ガス・ヴァン・サント
脚本バック・ヘンリー
原作ジョイス・メイナード(英語版)
『誘惑』
製作ローラ・ジスキン
製作総指揮ジョナサン・タプラン
ジョセフ・M・カラチオロ
出演者ニコール・キッドマン
マット・ディロン
ホアキン・フェニックス
音楽ダニー・エルフマン
撮影エリック・アラン・エドワーズ
編集カーティス・クレイトン
配給 コロンビア ピクチャーズ
ギャガ・コミュニケーショズ=ヒューマックス
公開 1995年9月27日
1996年6月22日[1]
上映時間106分
製作国 アメリカ合衆国
言語英語
興行収入$21,284,514[2]
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『誘う女』 (To Die For) は、1995年製作のアメリカ映画である。ガス・ヴァン・サント監督。サスペンススリラー。1990年に実際に起きた事件を題材にした、ジョイス・メイナード(英語版)の1992年発表の小説『誘惑』 (To Die For) の映画化作品である。

主演のニコール・キッドマンは、本作でゴールデングローブ賞主演女優賞を受賞した。
あらすじ

天気番組のキャスターであるスーザンは、「テレビに出て有名になる」ことが人生で最も大切であると信じている。もっと有名になるためにニュース・キャスターを目指していたが、スーザンの夫はそれに理解を示さない。そんな夫が邪魔になってきたスーザンは、ある高校生を色仕掛けで唆して夫を殺害させる。そのことを知った夫の両親は、殺し屋にスーザンの殺害を依頼する。
キャスト

役名、俳優、日本語吹替。

スーザン・ストーン -
ニコール・キッドマン勝生真沙子):美貌のお天気キャスター。自分の出世のためにラリーが次第に邪魔になる。

ラリー・マレット - マット・ディロン堀内賢雄): スーザンの夫。イタリア料理屋を経営。スーザンには家庭を優先してほしいと願うが…。

ジミー・エメット - ホアキン・フェニックス置鮎龍太郎):不良の高校生。スーザンの誘惑により双方合意で肉体関係を持つ。ラリーを殺してくれというスーザンの言葉をきっかけに、ラッセルと協力してラリーを殺害してしまう。逮捕後は刑務所で服役生活を送る。

ラッセル・ハインズ - ケイシー・アフレック松野太紀):ジミーの同級生で不良仲間。

ジャニス・マレット - イリーナ・ダグラス佐藤しのぶ):ラリーの姉。アイスダンサー。ラリーとスーザンとの関係には反対だった。

リディア・マーツ - アリソン・フォーランド(小山裕香):リトルホープの女子高生。ジミー、ラッセルの同級生。

ジョー・マレット - ダン・ヘダヤ藤本譲):ラリーとジャニスの父。息子の殺害を計画・教唆したのがスーザンと知り、スーザンの殺害を殺し屋に依頼する。

エド・グラント - ウェイン・ナイト安西正弘

アール・ストーン - カートウッド・スミス大木民夫):スーザンの父。

キャロル・ストーン - ホランド・テイラー:スーザンの母。

フェイ・ストーン - スーザン・トレイラー

マイク・ウォーデン刑事 - ティム・ホッパー(牛山茂

湖畔の男 - デヴィッド・クローネンバーグ

実際の事件

このストーリーは1990年、当時22歳のパメラ・スマートという女性が、15歳の少年ウィリアム(ビリー)・フリンを唆して彼女の夫グレゴリー(グレッグ)を殺させた事件が元となっている。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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