言部
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.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}この項目には、一部のコンピュータや閲覧ソフトで表示できない文字(CJK統合漢字拡張B)が含まれています(詳細)。ウィクショナリーに言部の項目があります。

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康熙字典 214 部首
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言部(げんぶ)は、漢字部首により分類したグループの一つ。康熙字典214部首では149番目に置かれる(7画の3番目、酉集の3番目)。
概要

」字は言語で人に何かを伝えるといった言語行動を意味する。

他に言語行動を表す字に「」字があるが、「言」がその人から発言し始めることを表すのに対し、「語」は他人の話に答えることや互いに話し合うことを表す。

また「言」字は目的語に聞き手となる人をとることなく、言及する事物だけを目的語にとるのに対し、「語」は聞き手を目的語にとることができる。名詞としては両者とも言語・言葉といった意味を持つ。

また日本語の「いう」に当たる字として他に「謂」や「」があるが、これらは人について批評したり、「 - という」といった事物の呼称を表す字であり、その異なる機能として「謂」は「 - にいう」というように間接目的語として聞き手の人物を導くのに使われ、「曰」は話した内容を引用するのに使われる。

その字源については、「」字に記号をつけた指事文字という説や「」(罪人に刑罰として刺青を入れる刀)と「」の会意文字あるいは形声文字といった説がある。ちなみに「言」字の「口」のなかに「一」がある指示文字が「」字である。

偏旁の意符としては言語や言語を使った活動に関することを示す。また形容詞として使われるとき、「」や「謹」のように品行道徳に関するものもある。多くは左側のの位置に置かれて左右構造を作り、時に下側のの位置に置かれて上下構造を作る。

その他異体字も多く、部分を変えた異体字(訛と譌など)、上下や左右の構造が異なる同字(讐と讎など)、表外字の拡張新字体(諫と諌、讚と讃、譖と譛など)、口部の異体字(善と譱、嘩と譁など)などが存在する。

言部はこのような意符を構成要素に持つ漢字を収める。
字体差

筆記体である楷書では「言」の1画目は点とすることが多い。その他、短い横棒や短い縦棒にするものも見られる。

印刷書体(明朝体)において『康熙字典』は篆書石経にもとづき「言」の1画目を短い横画とした。日本では新字体・表外漢字を問わず、康熙字典体に従っている。一方、中国の新字形・台湾の国字標準字体・香港の常用字字形表は1画目を点とする字形を採用し、「亠」系統の字形と統一させている。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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