角川グループ
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KADOKAWAグループ
KADOKAWA Group
角川本社ビル
創業者角川源義
創立2003年
国籍 日本
中核企業株式会社KADOKAWA
会員数

連結子会社:49社

持分法適用関連会社:17社

(2023年3月末現在)

従業員数5,856名(2023年3月31日現在)
中核施設角川本社ビル
中心的人物夏野剛、山下直久
主要業務出版・映像・ゲーム・Webサービス・教育
外部リンクKADOKAWAグループ ポータルサイト
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KADOKAWAグループ(カドカワグループ、: KADOKAWA Group)は、株式会社KADOKAWAを中心とした出版・映像・ゲーム・Webサービス・教育の企業グループ。

出版社としては、講談社光文社を中心とする「音羽グループ」や小学館集英社を中心とする「一ツ橋グループ」とともに代表的な企業グループといえる[1]。 2023年3月末現在のグループ内のKADOKAWAの連結子会社数は49社[2]、持分法適用関連会社数は17社[2]
グループ概要

KADOKAWAグループの源流であるKADOKAWAは、富山県出身の国文学者角川源義によって1945年に角川書店として創業された。1954年に法人格である株式会社に改組し、株式会社角川書店(現・KADOKAWA KEY-PROCESS)を設立。1972年に富士見書房を設立。1974年に角川文庫流通センター(現・ビルディング・ブックセンター)を設立。

1976年に角川春樹が角川春樹事務所を設立し、映画製作に参入(同社は角川書店とは資本関係のない人的関係会社だったが、平成元年の合併により角川書店の一部となる)。1979年に角川レコードを設立し、音楽・芸能産業へ参入。

1992年10月に角川歴彦が、角川メディアオフィスの社員の大半を引き連れ、メディアワークスを創業(角川お家騒動)。1993年10月にメディアワークス代表の角川歴彦が角川書店の社長に就任したことでメディアワークスは、人的関係会社となる。

1998年11月に角川書店(現・KADOKAWA KEY-PROCESS)が東京証券取引所市場第二部に上場。上場前の1998年3月時点の連結子会社数は7社[注 1]1999年4月に台湾国際角川書店股?有限公司(現・台灣角川股?有限公司)を設立。

2001年8月、西友から株式を取得したSSコミュニケーションズがグループ入り。2002年、徳間書店から大映の全営業権を取得し、11月に角川大映映画を設立。2002年10月、株式交換によりメディアワークスが角川書店の完全子会社となる。

2003年4月に角川書店(現・KADOKAWA KEY-PROCESS)は会社分割を行い、事業を新設した角川書店(二代目法人)に譲渡し、出版・映像企業の持株会社「角川ホールディングス(角川HD)」となる。2004年、角川HDがメディアリーヴスの株式を取得したことによりその子会社のアスキーエンターブレインがグループ入り。2005年、角川HDが株式を取得したことにより日本ヘラルド映画及びその子会社のグロービジョンヘラルド・エンタープライズがグループ入り。その後株式交換により日本ヘラルド映画を完全子会社化し、商号を角川ヘラルド・ピクチャーズとする。

2006年7月にグループ経営の強化を目的として角川ホールディングス(現・KADOKAWA KEY-PROCESS)が角川グループホールディングス(角川GHD)に商号変更。2009年4月、角川GHDが株式を取得したことにより中経出版及びその子会社の新人物往来社荒地出版社、樂書舘がグループ入り。2008年3月に角川GHDの連結子会社数は52社となる[3]。2010年3月、アスキー・メディアワークスが株式を取得したことにより株式会社魔法のiらんどがグループ入り。2011年11月、角川GHDがリクルートから株式を取得したことによりメディアファクトリーがグループ入り。

2013年4月1日に角川グループホールディングス(現・KADOKAWA KEY-PROCESS)が角川グループパブリッシングを吸収合併して事業会社に移行。同年6月22日、角川グループホールディングス(現・KADOKAWA KEY-PROCESS)がKADOKAWAに商号変更。同年10月1日にKADOKAWA(現・KADOKAWA KEY-PROCESS)が連結子会社9社を吸収合併[4]。同年12月KADOKAWAが株式を取得したことにより汐文社がグループ入り。

2014年5月21日、KADOKAWAがトランス・コスモスから株式を取得したことによりフロム・ソフトウェアがグループ入り。

2014年10月1日にドワンゴと経営統合し、KADOKAWAとドワンゴの共同持株会社KADOKAWA・DWANGO(現・KADOKAWA)」を設立[5]

2019年4月、グループ再編に伴い、ドワンゴ、Gzブレイン、大百科ニュース社がカドカワ株式会社(現・KADOKAWA)の子会社から株式会社KADOKAWA(現・KADOKAWA Future Publishing)の子会社へ異動。DXを推進するためにKADOKAWA Connectedをドワンゴ、KADOKAWAのエンジニアを集めてスタート。

2019年7月、カドカワ株式会社が、ビルディング・ブックセンターとKADOKAWA KEY-PROCESSの株式所有に関わる事業を除く株式会社KADOKAWA(初代法人)の全事業を承継し、事業持株会社「株式会社KADOKAWA(二代目法人)」に商号変更[6]。同時に株式会社KADOKAWA(初代法人)(現・KADOKAWA KEY-PROCESS)は、出版物の製造・物流子会社を束ねる中間持株会社「株式会社KADOKAWA Future Publishing」に商号変更した。

2022年11月、KADOKAWAグループの実質的な人事権を持っていた創業家出身の角川歴彦が株式会社KADOKAWAの役員を辞任[7][8][9]

2023年12月、株式会社KADOKAWA Future Publishingが株式会社KADOKAWA KEY-PROCESS(初代法人)を吸収合併し再び事業会社化、同時に株式会社KADOKAWA Future Publishingは株式会社KADOKAWA KEY-PROCESS(二代目法人)に商号変更した。
グループ会社

株式会社
KADOKAWA(二代目法人) - 出版事業、映像事業、版権事業、デジタルコンテンツ事業、ネットワーク・エンタテインメント・サービス及びコンテンツの企画・開発・運営、動画コミュニティサービスの運営等を行う会社の経営管理及びそれに付帯又は関連する事業を行う事業持株会社。2014年10月にKADOKAWAとドワンゴによる統合会社「株式会社KADOKAWA・DWANGO」として設立。2015年10月にカドカワ株式会社への商号変更を経て2019年7月に現商号変更。

子会社

株式会社
ドワンゴ - ニコニコ事業、モバイル事業(ドワンゴジェイピー・animelo mix)、ライブ事業(ニコニコ超会議Animelo Summer Live)、教育・EdTech事業。

株式会社スパイク・チュンソフト - ゲームソフトの企画・開発・販売。1984年4月に株式会社チュンソフトとして設立。2012年4月にスパイクと合併し、現商号に変更。

Spike Chunsoft, Inc. - スパイク・チュンソフトの米国現地法人


株式会社バンタン - クリエイティブ分野に特化したスクール運営(全日制・キャリア・高等学院)。

株式会社バーチャルキャスト - VRコミュニケーションサービ「バーチャルキャスト」の運営。2018年7月株式会社インフィニットループとの共同出資会社として設立され、2023年10月完全子会社化。

株式会社カスタムキャスト - 株式会社S-courtとの共同出資会社。3Dアバター作成アプリ「カスタムキャスト」の開発・運営事業を展開。


株式会社ブックウォーカー - 電子書籍取次事業、電子書籍ストア事業(BOOK☆WALKER、BOOK☆WALKER Global)、メディア事業(ニコニコ漫画読書メーター)、プラットフォーム事業(NTTドコモの「dマガジン」「dブック」のシステム開発・運用等)。2005年12月1日に角川モバイルとして設立。2009年10月1日にムービーゲート、角川インキュベーションを吸収合併して角川コンテンツゲートに商号変更、2011年1月1日にワーズギアを吸収合併、2012年7月1日に現商号に変更、2011年10月に株式会社トリスタを吸収合併。

株式会社PUBLUS - 電子書籍及び電子出版関連、ソリューションの開発・提供。2024年1月31日に株式会社ACCESSの電子出版事業の会社分割により設立されグループ化[10]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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