角島
角島の空中写真。
2008年10月16日撮影の15枚を合成作成。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービス
角島(つのしま)は、山口県下関市豊北町大字角島の日本海(響灘)上にある島。山口県の北西端。北長門海岸国定公園に含まれる。人口726人(平成27年国勢調査)。 戦前は下関要塞地帯の一角として島の東側の元山集落に旧日本陸軍の角島砲台陣地が置かれていた。ラ式15cmカノン砲4門が装備されていた。観測所、弾薬庫、兵舎、照明所などが置かれた。1939年(昭和14年)7月1日起工。60名の兵が配置されていた。砲台跡と弾薬庫の一部は残されているが、海岸近くの遺構の一部は道路建設のために撤去されている。 多くの灯台を設計した英国人、リチャード・ヘンリー・ブラントンによる、日本海側では初の洋式灯台。1876年(明治9年)初点灯。高さ43m、光達18海里。レンズは日本でも5箇所[2]しかない特大のフレネルレンズで、第1等灯台に指定されている[3]。見学も可能な参観灯台である。 つのしまそん
地理で隔てられていたが、2000年に1,780メートルの角島大橋が竣工。離島へ架けられた一般道路橋としては群を抜く長さである。島の北西に位置する夢ヶ岬に角島灯台が立ち、島のシンボルとなっている。
角島砲台
角島灯台詳細は「角島灯台」を参照
歴史
角島村
廃止日1955年4月1日
廃止理由新設合併
神玉村、角島村、神田村、阿川村、粟野村、滝部村、田耕村、宇賀村(一部) → 豊北町
現在の自治体下関市
廃止時点のデータ
国 日本
地方中国地方
都道府県山口県
郡豊浦郡
市町村コードなし(導入前に廃止)
総人口2,045人
(国勢調査、1950年)
角島村役場
所在地山口県豊浦郡角島村字中村
座標北緯34度21分20.4秒 東経130度52分3.4秒 / 北緯34.355667度 東経130.867611度 / 34.355667; 130.867611 (角島村)
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幕末 - 「旧高旧領取調帳」の記載によると長門府中藩領。
明治2年8月7日(1869年9月12日) - 任知藩事にともない府中藩が改称して豊浦藩となる。
明治4年7月14日(1871年8月29日) - 廃藩置県により豊浦県の管轄となる。