観音寺駅
駅舎(2019年1月)
かんおんじ
Kan-onji
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観音寺駅(かんおんじえき)は、香川県観音寺市栄町にある、四国旅客鉄道(JR四国)予讃線の駅である[1]。
駅番号はY19で、駅名標のコメントは「砂浜に銭形のある駅」。JR四国のICOCA使用可能エリア西端駅であり、当駅より先ではICOCAなどの交通系ICカードが利用できない。
歴史
1913年(大正2年)12月20日:開業[2]。
1983年(昭和58年)10月16日:100 kmまでの近距離乗車券、急行券、自由席特急券、入場券を発券できる自動券売機が設置され、使用開始[3]。
1984年(昭和59年)2月1日:貨物取扱廃止[2]。
1986年(昭和61年)11月1日:新聞紙を除く荷物扱い廃止[2]。
1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR四国の駅となる[2]。
2020年(令和2年)3月14日:ICOCAの利用が可能となる[4][5]。ICカード専用簡易改札機で対応。
2022年(令和4年)12月28日:この日をもって、「観音寺駅ワーププラザ」の営業を終了[6]。
駅構造ホーム(2021年3月)
1面2線の島式ホームを、2面2線の相対式ホームが挟み込んだ3面4線[1]。JR西日本の城崎温泉駅に似た配線となっている。
駅舎は駅の北側にあり、入口から改札口にかけてのスペースは待合室となっている。みどりの窓口のほか、指定席券売機と近距離用の自動券売機が1機ずつ置かれている。また、待合室に隣接して四国キヨスク運営の「おみやげどころ観音寺店」がある。なお、「おみやげどころ」は以前は駅売店としての「BIG KIOSK」として営業していたが、四国キヨスク運営店舗の「セブン-イレブンKIOSK」転換に際し、当駅では2017年8月に駅構内から駅建屋の隣接地に通常のセブン-イレブン店舗同様の店舗建屋を新築して移転させたため、跡地を四国キヨスクによる土産販売に特化した「おみやげどころ」に業態転換した。
改札口に隣接して1番線があり、他のホームへは松山方にある地下道で連絡している。このため、特急列車の多くは上下線とも1番線に停車し、下りの一部のみ3番線を使用する。
普通列車は大半が当駅を境に運転系統が分断されているが、中央の島式ホーム(2・3番線)を使って対面乗り換えが可能な場合が多い。
現1番線はもともと回送用の線路で、さらに留置線も備えており、現2番線から4番線がそれぞれ1番線から3番線であった。その後、駅入換要員の無配置化により留置線を廃し、現1番線を客扱いを行うホームとした。現在は2番線と4番線を夜間滞泊に利用している。
駅舎上には、市内の三架橋をモチーフにしている3連アーチのモニュメントがある。