見世棚
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見世棚(店棚、みせたな)とは、室町戦国時代における商品販売陳列する方式。
概要

軒端にを設けて商品を並べて販売し、路上で商う立売(たちうり)と対比された[1]。『洛中洛外図屏風』にも描かれ、おもに鎌倉時代には「見世棚」、室町時代以降には「店棚」と表記された[2]。今の世に商人の物賣る所をたなとも、見世ともいふ、古へは家の端に棚閣をまうけ、其上に萬の賣物を置並べて、賣れるゆゑに、たなという名起これり。其棚は賣物をすゑ置き、往来の人に見せて、賣らんためにかまふる物なれば、古へは見世棚ともいへり。後の世には其を下略して、見世とのみもいひき云々。

(骨董集、〇二三)
脚注^ 日本史用語集 改訂版. 山川出版社. (2020年12月15日 第1版第3刷) 
^ 西村真次 (1937). 日本文化史点描. 東京堂. p. 268 

関連項目

日本の「見世棚」商法

外部リンク

『店棚
』 - コトバンク


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