この項目では、ポリスの楽曲について説明しています。その他の用法については「見つめていたい (曖昧さ回避)」をご覧ください。
「見つめていたい」
ポリス の シングル
初出アルバム『シンクロニシティー』
B面マーダー・バイ・ナンバーズ
リリース1983年5月
規格7インチシングル
録音1982年12月/1983年1月
ジャンルポップ・ロック
時間4分14秒
レーベルA&M
作詞・作曲スティング
プロデュースポリス、ヒュー・パジャム
チャート最高順位
1位 (イギリス)
1位 (アメリカ・Billboard Hot 100)
2位 (オーストラリア)
6位 (オランダ)
ポリス シングル 年表
シークレット・ジャーニー
ミュージックビデオ
「Every Breath You Take」 - YouTube
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「見つめていたい」(原題: Every Breath You Take)は、イギリスのロックバンド、ポリスの楽曲である。1983年のアルバム『シンクロニシティー』からの第1弾シングルとしてリリースされて、イギリスにおいて4週連続、アメリカのビルボードにおいては8週連続1位になった。スティングは、1984年のグラミー賞において「見つめていたい」で最優秀楽曲賞と最優秀ポップ・デュオ/グループ(ヴォーカル入り)を獲得した。
『ローリング・ストーン』誌が選んだ「史上最高のロックソング500曲(The 500 Greatest Songs of All Time)」では84位、Billboard's All Time Top 100においては25位にランクインしている。
BMI調べによる「20世紀にアメリカのテレビやラジオで最もオンエアされた100曲」のランキングでは、15位にランクインされた[1]。2012年12月28日にBBC Fourが放送した『ザ・リッチエスト・ソングス・イン・ザ・ワールド』 (The Richest Songs in the World) で、音楽著作権で史上最も稼いだ曲の第8位に選出された[2]。 元々は天使、親、もしくは親切な人々が、相手を思って見守っている、という意味であると思われてきた。また、恋人(別れた恋人)のことを見守っていたい、というラブソングだと解釈されることも多い。しかし、実際の英語歌詞の内容は「悪意を持って監視している人間」(いわゆるストーカー)を扱っている。モデルとなっているのは、スティングとフランシス・トメルティとの結婚生活の崩壊である。僕はその行が頭に浮かんだ状態で夜中に起き、ピアノの前に座り30分くらいで書いたんだ。曲自体は何百とある他のものと比べても普通だけど、歌詞は面白い。心地よいラブ・ソングのように聞こえる。その時はどれだけ悪意があるかは気付かなかったんだ。僕はその時ビッグ・ブラザーについて考えていたんだと思う。(独裁者による政府の)監視と管理だよ。 ? スティング[3] デモ音楽は、シンセサイザーを使用していた。アンディー・サマーズがバルトーク・ベーラに影響されて作り出したギターパートは、この曲のトレードマークとなった。CDソフト化されているオリジナルの音源では、録音された実際の演奏より半音ほど音程が低くなっている。そのためライブではCDよりも少し高く聴こえる。ライヴ版が『ポリス・ライヴ』のディスク2(1983年11月、アトランタ録音)に収録されている。 ゴドレイ&クレームが監督によるモノクロ撮影が賞賛されており、MTV(1999年)とVH1(2002年)は、今までで最も素晴らしいミュージックビデオの一つとしてこの曲のビデオの名前を挙げており、トップ100のリストでそれぞれ16位、33位とした。ダニエル・パールは このビデオでの仕事ぶりを評価され、MTV cinematography awardを獲得した。[4]
解説
ミュージックビデオ
クレジット
スティング - ベースギター、リード・ボーカル、ピアノ、シンセサイザー
アンディー・サマーズ - ギター
スチュワート・コープランド - ドラムス
収録曲
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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