『見っけ』
スピッツ の スタジオ・アルバム
リリース2019年10月9日
ジャンルロック
時間44分47秒(通常版)
レーベルユニバーサルJ
プロデューススピッツ&亀田誠治
チャート最高順位
週間2位(オリコン)[1]
登場回数17回(オリコン)
週間2位(Billboard Japan Hot Albums)
2019年10月度月間5位(オリコン)
2019年度年間30位(オリコン)
2019年度年間33位(Billboard Japan Hot Albums)
ゴールドディスク
ゴールド(CD、日本レコード協会)[2]
スピッツ アルバム 年表
CYCLE HIT 1991-2017 Spitz Complete Single Collection -30th Anniversary BOX-
・
CYCLE HIT 2006-2017 Spitz Complete Single Collection
(2017年)見っけ
(2019年)花鳥風月+
(2021年)
『見っけ』収録のシングル
「優しいあの子」
リリース: 2019年6月19日
ミュージックビデオ
優しいあの子
『見っけ』(みっけ)は、日本のロックバンド・スピッツの通算16作目のオリジナルアルバムである[3]。2019年10月9日にユニバーサルJより発売された。 前作『醒めない』から3年2か月ぶり、通算16作目となるオリジナル・アルバム作品である[4]。前作同様に複数形態での発売となり、初回限定盤(SHM-CD+BDまたはDVD)、通常盤(CD)、アナログ盤(2LP 12inch+7inch)、デラックスエディションSpitzbergen会員限定盤(2SHM-CD+1BDまたは1DVD)の全6形態で展開される[5]。ジャケットカバーのモデルは生越千晴[6]。 「優しいあの子」のカップリング曲だった「悪役」は未収録。スピッツのアルバムでシングルに収録された曲が未収録になるのは、『とげまる』以来3作ぶりである。 スポット映像も製作され、音尾琢真が4匹の日本スピッツ(宮城県在住の一般人宅で飼われている4兄妹)を海辺で散歩させながら「優しいあの子」を口ずさむという内容になっている[7]。 2019年11月?2020年1月にアリーナツアー、2020年3月?7月にホールツアーが行うことが決定していたが、新型コロナウイルスの影響でホールツアーが延期に[8]。その後ホールツアー全公演の中止決定後、2021年6月?9月に新たに「NEW MIKKE」と冠したアリーナツアーを行うことが決定した。結果的にツアー全公演がアリーナ会場となった初のオリジナルアルバムである。 Live at Zepp Tokyo 13th Oct, 2018「GO!GO!SCANDINAVIA VOL.7」ライブCD#タイトル作詞作曲・編曲
概要
収録内容
DISC 1全作詞・作曲:草野正宗 / プロデュース・編曲:スピッツ & 亀田誠治(特記除く)
見っけ(3:08)本作のタイトルチューン。NTT東日本 「あなたの夢は、みんなの夢」篇、「日々を守る」篇CMソング[9]。NTT西日本 「あしたを守る」篇CMソング。MVが作られており、DISC2に収録されている。「SPITZ JAMBOREE TOUR 2019-2020 MIKKE」「SPITZ JAMBOREE TOUR 2021 NEW MIKKE」のいずれの公演でも1曲目として披露された。
優しいあの子(3:24)42ndシングル。NHK連続テレビ小説『なつぞら』主題歌[10][11]。
ありがとさん(4:11)MVは曲名にちなんで、「ありがと(10)さん(3)」の日ということで10月3日に公式チャンネル
ラジオデイズ(4:29)JFN4局(TOKYO FM、FM AICHI、FM OH!、FM FUKUOKA)合同50周年アニバーサリーソング[13][14]。
花と虫(3:49)「SPITZ JAMBOREE TOUR 2019-2020 MIKKE」「SPITZ JAMBOREE TOUR 2021 NEW MIKKE」の両ツアーで披露されておらず、発表以降1度もライブで披露されていない。
ブービー(2:53)「花と虫」同様、ライブでは1度も披露されていない。
快速(3:07)バッキングボーカルにCzecho No Republicのタカハシマイを招いている[15]。
YM71D(4:07)インタビュアーの質問に対し、草野が「ヤメナイデ」でも「ワイエムナナイチディー」でも好きに読めばいいと発言している。また、山下達郎の「SPARKLE」のような曲を作りたいと思ったとも語っており、仮タイトルは山下達郎のイニシャルを取って「Y&T」[16]。
はぐれ狼(3:46)
まがった僕のしっぽ(4:47)仮タイトルは「プログレ」[17]。曲中のハンドクラップはメンバー全員と野木弾介によってである。
初夏の日(4:00)2005年に行われたツアー「SPITZ JAMBOREE TOUR “あまったれ2005”」の京都会館第一ホール公演で初披露され、その後のツアーでも京都の会場でのみ披露されていた楽曲[18]。14年越しに今作で初音源化された。2019年から2021年にかけて行われた2本のアリーナツアーではいずれも未演奏。
ヤマブキ(3:01)プロデュース:スピッツ、編曲:スピッツ&クジヒロコ2018年に行われたファンクラブ「Spitzbergen」会員限定公演「GO!GO!SCANDINAVIA VOL.7」で新曲として披露されていた楽曲で、後述のデラックスエディション Spitzbergen会員限定盤CDにその模様が収録されている。
ブランケット(3:49)《Bonus Track》プロデュース・編曲:スピッツ平井堅に提供した楽曲(『Ken Hirai Singles Best Collection 歌バカ2』のSpecial Disc「歌バカだけに」収録)のセルフカバー。初回限定盤、アナログ盤、デラックスエディション Spitzbergen会員限定盤のみ収録。
DISC 2(初回限定盤・デラックスエディション Spitzbergen会員限定盤映像)BD/DVD#タイトル作詞作曲・編曲
1.「ありがとさん -Music Video-」
2.「優しいあの子 -Music Video-」
3.「見っけ -Music Video-」
4.「オフショットムービー in FRANCE」
5.「『ありがとさん』Music Video 撮影メイキング映像 + メンバーメッセージ映像」(デラックスエディション Spitzbergen会員限定盤のみ収録。)
アナログ盤12inch (重量盤) 収録楽曲
〈SIDE A〉#タイトル作詞作曲・編曲
1.「見っけ」
2.「優しいあの子」
3.「ありがとさん」
4.「ラジオデイズ」
5.「花と虫」
6.「ブービー」
〈SIDE B〉#タイトル作詞作曲・編曲
1.「快速」
2.「YM71D」
3.「はぐれ狼」
4.「まがった僕のしっぽ」
5.「初夏の日」
6.「ヤマブキ」
7inch 収録楽曲
〈SIDE A〉#タイトル作詞作曲・編曲
1.「ブランケット」
DISC 3(デラックスエディション Spitzbergen会員限定盤CD)