要町駅
3番出入口(2018年11月)
かなめちょう
Kanamecho
要町駅
配線図
凡例
有楽町線
↑千川駅
21
↓池袋駅
副都心線
↑千川駅
43
↓池袋駅
要町駅(かなめちょうえき)は、東京都豊島区要町一丁目にある、東京地下鉄(東京メトロ)の駅である。
有楽町線・副都心線が乗り入れる。当駅を含む小竹向原駅 - 池袋駅間は、有楽町線が上層を、副都心線が下層を走る形で並走する。このため、当駅においても有楽町線ホームの直下に副都心線のホームがある。駅番号は、有楽町線がY 08、副都心線がF 08である。 要町通りの直下にあり、山手通り・首都高速中央環状線山手トンネルとも交わる。当駅は「環六ボックス(要町ボックス)」と呼ばれる、道路・地下鉄・ライフラインを一体化した巨大地下構造物の一つである。当駅のホームの方が山手トンネルよりも深い位置にあるが、それは環六ボックスの成立経緯に原因がある(首都高速中央環状線#要町付近の地下化も参照のこと)。なお、副都心線ホームの下には山手トンネルの換気パイプが4本あり、ボックス完成後に新たに敷設されている。 副都心線ホームは有楽町線建設時に既に構築済みであったが、1994年に小竹向原駅 - 池袋駅間が有楽町線新線として開業した時点では未供用(全列車通過)であり、2008年の副都心線開業時に内装整備の上、供用が開始された。副都心線開業までは、有楽町線ホームから副都心線ホームへの階段用スペースは蓋で覆われ、改札口 - ホーム間のエレベーターも有楽町線ホーム階止まりとして運用されていた。また、副都心線開業および有楽町線和光市駅 - 池袋駅間の準急(2010年3月に設定廃止)運転開始に伴い同線ホームの放送機器が更新され、編成両数を案内するようになった。 副都心線ホームは可動式ホーム柵が開業時より設置され、使用されている。その後有楽町線ホームにも設置され、2011年1月8日から供用を開始した[6]。 番線路線行先[8] (出典:東京メトロ:構内図 全ホームでスイッチ制作の発車メロディ(発車サイン音)を使用している[9]。 番線路線曲名作曲者
歴史
1983年(昭和58年)6月24日:帝都高速度交通営団(営団地下鉄)有楽町線の営団成増(現・地下鉄成増) - 池袋間の開通により開業[1]。
2003年(平成15年)2月:業務委託駅となる。
2004年(平成16年)4月1日:営団地下鉄の民営化に伴い、当駅は東京地下鉄(東京メトロ)に継承される[2]。
2007年(平成19年)3月18日:ICカード「PASMO」の利用が可能となる[3]。
2008年(平成20年)6月14日:副都心線の駅が開業(線路は1994年に通過線として開通済み)[4][5]。
2011年(平成23年)
1月8日:有楽町線ホームにてホームドアの使用を開始[6]。
2月25日:有楽町線ホームに発車メロディを導入[7]。
リニューアル前の1番出入口(2008年5月)
ホームドア設置前の有楽町線ホーム(2009年6月)
駅構造
のりば
有楽町線ホーム(地下2階)
1 有楽町線新木場方面
2和光市・森林公園・飯能方面
副都心線ホーム(地下3階)
3 副都心線渋谷方面
4和光市・森林公園・飯能方面
有楽町線ホーム(2021年12月)
副都心線ホーム(2009年6月)
発車メロディ
1 有楽町線休みながら谷本貴義
2電車へステップ福嶋尚哉
3 副都心線City Runner
4イーストパラダイス
利用状況
東京メトロ - 2022年度の1日平均乗降人員は36,047人である[メトロ 1]。