西麻布
町丁
芦原義信設計の富士フイルム西麻布ビル
.mw-parser-output .locmap .od{position:absolute}.mw-parser-output .locmap .id{position:absolute;line-height:0}.mw-parser-output .locmap .l0{font-size:0;position:absolute}.mw-parser-output .locmap .pv{line-height:110%;position:absolute;text-align:center}.mw-parser-output .locmap .pl{line-height:110%;position:absolute;top:-0.75em;text-align:right}.mw-parser-output .locmap .pr{line-height:110%;position:absolute;top:-0.75em;text-align:left}.mw-parser-output .locmap .pv>div{display:inline;padding:1px}.mw-parser-output .locmap .pl>div{display:inline;padding:1px;float:right}.mw-parser-output .locmap .pr>div{display:inline;padding:1px;float:left}西麻布西麻布の位置
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度39分35.07秒 東経139度43分24.38秒 / 北緯35.6597417度 東経139.7234389度 / 35.6597417; 139.7234389
国 日本
都道府県 東京都
特別区 港区
地区麻布地区
面積[1]
? 合計0.58 km2
人口(2019年(令和元年)8月1日現在)[2]
? 合計11,111人
? 密度19,000人/km2
等時帯UTC+9 (日本標準時)
郵便番号106-0031[3]
市外局番03[4]
ナンバープレート品川
※座標は西麻布交差点付近[5]
西麻布(にしあざぶ)は、東京都港区の町名。麻布地区総合支所管内に当たり、現行行政町名は西麻布一丁目から西麻布四丁目。郵便番号は106-0031(芝局管区)[3]。 町内にある西麻布交差点(霞町交差点)は六本木通り(東京都道412号霞ヶ関渋谷線)と外苑西通り(東京都道418号北品川四谷線)が交差し、道路案内でも頻出する地名である。また、西麻布交差点に設置されている六本木通りの陸橋は、旧地名の麻布霞町から「霞町陸橋」と命名されている。 江戸時代は農耕地、雑木林、町屋、大名および小名の下屋敷からなる街外れの閑散とした地域であった。明治から大正時代にかけ住宅街として形成され、この点は元麻布、南麻布も同様であるが中でも高台の麻布笄町(現:西麻布四丁目)は旧麻布区の中では麻布市兵衛町一丁目(現:六本木一丁目)、麻布今井町(現:六本木二丁目)、麻布三河台町の西側(現:六本木四丁目)、麻布六本木町の東南側(現:六本木五丁目)、麻布鳥居坂町(現:六本木五丁目)、麻布東鳥居坂町(現:六本木五丁目)、麻布永坂町(現:六本木五丁目、麻布永坂町)等に準じる山の手の高級住宅街として著名な存在となっていく。 第二次世界大戦後、1960年代初頭からは徐々に国際的な盛り場として変貌を遂げて行く六本木とは対照的に、未だ閑静な町並みを保っていた。しかし、1964年の東京オリンピック開催に伴う首都高速3号渋谷線の建設と重なるように、六本木通り沿いには雑居ビルやマンションが少しずつ目立ち始めるようになっていく。1969年には現在の富士フイルム西麻布ビル(旧本社ビル)が竣工し、周囲のランドマークとなった。 1967年に住居表示が実施されると、麻布霞町(現:西麻布一?三丁目)、麻布笄町(現:西麻布四丁目)などの町名が消滅し、「西麻布」に統一された[6]。 1970年6月23日、70年安保に抗議するデモ隊の通過点となり、西麻布では学生らが機動隊に向け火炎瓶の投擲や投石を行い一帯が騒然となることもあった[7]。 1970年代を通じて多くの民家がビルディングやマンションに取って代わられていくものの、隣接する広尾の地に広尾ガーデンヒルズが建ち並ぶような今日の西麻布の様相を現し始めるのは、1980年代後半からのバブル景気の時代である。 1985年10月、西麻布四丁目霞町交差点にアイスクリーム店ホブソンズが開店し、一大ブームとなった[8]。1990年、西麻布四丁目の外苑西通り沿いに建ったザ・ウォールの大規模なディスコは、西麻布二丁目のレッドシューズ(カフェバー)などと並び、週末は明け方まで騒ぎを起こす若者達で溢れた。FM局のJ-WAVEは開局当時より地元(当時)である西麻布のディスコ(クラブ)と連動するように、最新の流行や現地からの実況中継を行うほど熱心に情報を提供していた。1996年頃は西麻布イエローが同地のクラブシーンで人気を博した。バブル景気末期の1991年には、同じく外苑西通り沿いで西麻布三丁目のキャンティ西麻布店、ならびに高級焼肉店である叙々苑遊玄亭が開業した。 2000年になると、権八西麻布店が西麻布一丁目霞町交差点で開店。小泉 - ブッシュ会談やハリウッド映画「キル・ビル」のロケ地に利用された[9]。2005年、六本木の老舗ジョージスが西麻布一丁目に移転開業した。2013年にはEX THEATER ROPPONGIが開業。同施設のように、六本木六、七丁目に隣接する建造物や施設では西麻布にあっても「六本木」の名称が用いられる場合がある。 2019年(令和元年)8月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]。 丁目世帯数人口 区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[10]。 丁目番地小学校中学校
地理
歴史
世帯数と人口
西麻布一丁目1,177世帯1,711人
西麻布二丁目1,629世帯2,695人
西麻布三丁目1,822世帯3,360人
西麻布四丁目1,841世帯3,345人
計6,469世帯11,111人
小・中学校の学区
西麻布一丁目全域港区立笄小学校港区立高陵中学校
西麻布二丁目1?17番
20?26番
その他港区立青南小学校港区立青山中学校
西麻布三丁目全域港区立笄小学校港区立高陵中学校
西麻布四丁目全域
交通西麻布二丁目界隈(上画像:右側道路は笄川の暗渠化した道。左側道路は笄川根津支流の暗渠化した道。
上画像は根津支流が笄川に合流する地点になる。
下画像:上画像の左側道路の車両が続く先、根津美術館方面)。
霞町交差点から南青山のみゆき通りへの抜け道として、住宅街であるにもかかわらずタクシー車両等多くの通行がある。
路線バス
都営バス
都01:渋谷駅 - 青山学院中等部 - 西麻布 - 六本木駅 - 六本木一丁目駅 - 赤坂アークヒルズ - 溜池 - 虎ノ門 - 新橋駅
深夜01:渋谷駅 - 青山学院中等部 - 西麻布 - 六本木駅 - 六本木一丁目駅 - 赤坂アークヒルズ - 溜池 - 虎ノ門 - 新橋駅北口
渋88:渋谷駅 - 青山学院 - 西麻布 - 神谷町駅 - 虎ノ門 - 新橋駅
黒77:目黒駅 - 天現寺橋 - 広尾病院 - 西麻布 - 明治公園 - 千駄ヶ谷駅
品97:品川駅高輪口 - (高輪警察署→)(←泉岳寺)- 西麻布 - 青山一丁目駅 - 信濃町駅 - 四谷三丁目 - 新宿三丁目 - 新宿駅西口
道路
東京都道412号霞ヶ関渋谷線
東京都道413号赤坂杉並線
東京都道418号北品川四谷線(外苑西通り・環状4号線)
首都高速道路出入口
首都高速3号渋谷線
高樹町出入口
施設高樹町交差点界隈の西麻布三井ビル(2019年取壊し)
学校
港区立西麻布保育園 - 港区立西麻布いきいきプラザと同建物内にある。
若葉会幼稚園
麻布みこころ幼稚園
港区立笄小学校
港区立高陵中学校 - 改築のため南麻布に仮校舎が置かれていたが、新校舎の完成に伴い2010年(平成22年)2月1日から現在地に復帰。
公園
笄公園 - 笄小学校と外苑西通りに挟まれた場所にある、1970年(昭和45年)に開園した港区立の公園[11]
霞町公園 - 霞町交差点界隈、西麻布二丁目側にある小公園
西麻布2丁目児童遊園 - 根津美術館裏手の霞町交差点に向かう笄川根津支流を暗渠化した通りの坂下辺り、南青山四丁目に接する場所にある。
企業
富士フイルム西麻布ビル - 六本木通りと骨董通りとの高樹町交差点界隈にある。富士フイルムの旧本社ビル。周辺界隈には日赤通り商店街や旧西麻布三井ビルディング、コシノジュンコビル等がある。
スイッチ・パブリッシング本社 - 高樹町交差点界隈長谷寺裏手の住宅街にこぢんまりとある。
地階に、カフェレストランと本屋あるいはギャラリーを併せた「レイニーデイ・ブックストア&カフェ Rainy Day Bookstore & Cafe」がある。
稲川素子事務所 - 西麻布一丁目にある。
店舗・商業施設
レストランやバー、ナイトクラブやキャバクラ等が雑居ビル等に集積している。カフェないしカフェバーその他飲食店も多く、ブティックも点在している。
西麻布alife(エーライフ) - 西麻布1丁目にあるナイトクラブ
バルビゾンビル - 西麻布から広尾、白金、表参道界隈にかけてある貸しビル[注釈 1]。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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