西神中央駅
駅舎(東口、2023年10月)
せいしんちゅうおう
Seishin-chūō
(久保みずきレディースクリニック前)
◄S16 西神南 (2.6 km)
西神中央駅(せいしんちゅうおうえき)は、兵庫県神戸市西区糀台(こうじだい)五丁目にある、神戸市営地下鉄西神・山手線の駅である[1]。駅番号はS17。駅イメージテーマは「太陽と緑」。神戸市最西端の駅であり、関西地方の地下鉄及び本州の公営地下鉄で最西端に位置する駅である[注釈 1][注釈 2]。 地上2階にコンコース、改札があり、地上1階にプラットホームがある標高約90メートルの地上駅である[1]。 地上1階のプラットホームは2面3線であり[1]、さらに2面4線への拡張が可能な構造である。端にある1番線は車庫から出庫した電車専用で、朝ラッシュ時には名谷方面からやってきた営業列車を2、3番線に入線後、回送列車として一旦車庫に引き上げ折り返し、1番線より再び営業列車として発車する運用が比較的頻繁に見られる。以前は快速電車発車専用線として使用されていたが、阪神・淡路大震災後に快速が廃止され、1999年8月6日のダイヤ改正を経て、現在は各駅停車のみが使用する。夜間滞泊も設定されている。休日の昼は2番線に新神戸行き・3番線に谷上行きが交互に入り、折り返すか入庫する。 2019年から、当駅改札内のコンコースに、2018年3月31日をもって閉園した名谷あおぞら幼稚園[4]から譲り受け、ストリートピアノとしてグランドピアノが設置されている[5][6]。また、2020年1月17日にはNHK BS1の『駅ピアノ・空港ピアノ・街角ピアノ』において、日本国内では初めて当駅のストリートピアノが紹介された(初回放送、同年1月23日に再放送)[7][8][9]。
歴史
1987年(昭和62年)3月18日:開業[2]。
1993年(平成5年)7月9日:快速運転を開始する。車庫完成により、1番線の使用開始。
1995年(平成7年)
1月17日:阪神・淡路大震災で被災し、不通となる。
1月18日:営業再開、快速を休止。
7月21日:休止していた快速を廃止。
2002年(平成14年)10月1日:第3回近畿の駅百選に認定。
2012年(平成24年)11月26日:西神中央駅の駅長室から現金約963万円が盗まれる[3]。翌年2月26日に同件で兵庫県警は神戸市交通局の職員2人を逮捕[3]。
2021年(令和3年):ホームドア運用開始。
駅構造