西田原本駅
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田原本駅
西田原本駅
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西田原本駅(左)と田原本駅(右)
たわらもと - Tawaramoto
にしたわらもと - Nishi-Tawaramoto

西田原本駅(左)と田原本駅(右)
所在地奈良県磯城郡田原本町
所属事業者近畿日本鉄道(近鉄)
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田原本駅(たわらもとえき)は、奈良県磯城郡田原本町戎通にある、近畿日本鉄道(近鉄)橿原線である。

本項では、田原本駅に隣接する近鉄田原本線の西田原本駅(にしたわらもとえき)についても記載する。
歴史

当駅は近鉄橿原線と田原本線との接続駅であるが、両者が別々の鉄道会社(大阪電気軌道大和鉄道)によって建設されたという歴史的経緯により、それぞれが独立した駅を構えている。田原本線が近鉄になった1964年頃には、当駅と西田原本駅を現在の北側に移転して統合駅を造る構想があったが、人の流れが変わって悪影響を受けることを懸念した地元(駅周辺の商店など)が反対して立ち消えになったという[1][2]
田原本駅

1923年大正12年)3月21日大阪電気軌道畝傍線(現在の橿原線)平端 - 橿原神宮前(初代)間開通時に開業[3][4]

1928年昭和3年)8月:大軌田原本駅に改称[3]

1941年(昭和16年)3月15日:大阪電気軌道が参宮急行電鉄を合併、関西急行鉄道の駅となる[4]。関急田原本駅に改称[3][5]

1944年(昭和19年)6月1日:戦時合併により関西急行鉄道が近畿日本鉄道に改称[4]。駅名を近畿日本田原本駅と改称[3][5]

1964年(昭和39年)10月1日:田原本駅に再改称。この日近鉄は信貴生駒電鉄を合併しており、それまで田原本駅を名乗っていた信貴生駒電鉄の駅が西田原本駅へ改称している[3][5]

1990年平成2年)3月12日:駅舎改良工事完成。これにより構内踏切が廃止され地下道化されると共に、ホーム延伸が行われ6両編成対応となった。

1992年(平成4年)3月:自動改札機設置。また同年に端末機が設置されており、定期券予約発売駅から即時発売駅に変更となっている。

2001年(平成13年)2月1日:SF(ストアードフェア)システムの導入および「スルッとKANSAI」対応カードの取り扱い開始に伴い、当駅における「途中下車指定駅」の制度が廃止される。

2007年(平成19年)4月1日PiTaPa使用開始[6]

2009年(平成21年)12月6日:西口駅舎供用開始[7]。東口駅舎に定期券・特急券自動発売機を新設され、窓口が季節営業化(原則廃止)。

西田原本駅

1918年大正7年)4月26日大和鉄道が新王寺 - 当駅間で開業した際に田原本駅として設置[4]

1922年(大正11年)9月3日:大和鉄道が味間駅まで延伸、途中駅となる[4]

1944年昭和19年)1月11日:当駅 - 桜井間が休止(1958年廃止)[4]

1961年(昭和36年)10月1日:大和鉄道が信貴生駒電鉄に合併され、同社の駅となる[4]

1964年(昭和39年)10月1日:信貴生駒電鉄が近畿日本鉄道に合併され、同社の田原本線の駅となる[4]。西田原本駅に改称[8]

2007年平成19年)4月1日:PiTaPa使用開始[9]

駅構造
田原本駅(橿原線)


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